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F-22対ユーロファイター・タイフーンのドッグファイトでどちらが勝者になったのか。ラプターをキルとの主張の真相に迫る。

  戦闘機ファンならいつも気になる話題です。戦闘演習でドッグファイトはいつも重要な題目ですが、ラプターは本当に最強の戦闘機なのか、ユーロファイター・タイフーンがラプターをキルしたとの報告は真実なのか、Sandboxxが包括的な記事を掲載していますのでご紹介します。 A Eurofighter Typhoon (Left) and an F-22 Raptor. (Image created by Alex Hollings using USAF assets) F-22ラプターとユーロファイター・タイフーンの対決結果の真相は? F -22ラプターは世界で最も高性能な制空権戦闘機という評判にもかかわらず、長年にわたり、F-16や海軍の電子戦専門機EA-18Gグロウラーのような、旧型で進化していないプラットフォームにドッグファイト判定で何度も敗れてきた。しかし、ちょうど10年ほど前に行われたドイツのユーロファイター・タイフーンとの一連の訓練ドッグファイトほど、強力なラプターの評判を傷つけた演習はない。  これらの損失は架空のものだったかもしれないが、一部の人々は明らかに真剣に受け止めていた。実際、ドイツ軍のユーロファイターが「昼食にラプターサラダを食べた」と報道陣に語った後、機体にF-22のキルマークを付けているのが目撃されたほどだ。  空軍の次世代制空戦闘機が今後10年で実用化されるため、ラプターは他の航空機に怒りの発砲をすることなく引退することになりそうだ。  では、そのレガシーの実体とは?F-22は人々が信じているほど本当に優勢なのだろうか?それとも、この戦闘機の最大の長所はステルス性ではなく、誇大広告なのだろうか? すべての始まりは... F-22とユーロファイター・タイフーンに関する議論は、2012年にアラスカ上空で行われた空軍の大規模な空戦演習「レッドフラッグ」にドイツのユーロファイターが参加したことに端を発している。  レッドフラッグは高度な空中戦闘訓練コースで、多種多様な航空機、多くの場合複数国の航空機が、大規模かつ現実的な脅威と戦う。  その年、ドイツはJG74(ドイツ空軍第74戦術空軍航空団)から150人の飛行士と8機のユーロファイター・タイフーンをアラスカのアイルソン基地に派遣し、2週間にわたりさまざまな任務に参加させた。その中には、アメリカのラプ

ドッグファイトの時代は本当に終わったのだろうか。

  少 なくとも2つの次世代戦闘機事業に国防総省予算が投入されているが、インターネット掲示板や世界の軍事施設、先端航空研究施設で、ひとつの疑問がよく見られる。 ドッグファイトの時代は本当に終わったのだろうか 。  アメリカ軍機による最後の空対空撃墜事例は、2017年にアメリカ海軍のF/A-18Eスーパーホーネットが、シリアのラッカ県でアメリカが支援するシリア民主軍を爆撃していたシリア軍のSu-22を撃墜した際だった。ドッグファイトといえるようなものではなかったが、アメリカ戦闘機による空対空戦は1999年のコソボでの連合軍作戦以来であった。米軍機が本格的な空中戦に見舞われたことは、1991年のイラク上空以降発生していない。30年以上前のドッグファイトから、ステルスが主流になりつつある今、国防総省が接近空対空戦闘を優先する考えから離れつつあるのは意外ではない。  技術トレンドが後押ししているのは否定しない。しかし、アメリカが空戦の将来を問うのは今回が初めてではない。多くの航空ファンや歴史家が覚えているように、かつても新技術の導入で空中戦がなくなると仮定したが、期待通りにいかなかった。(ベトナム戦争でのドッグファイトで何が本当に問題だったのか、より深い分析もある。) ベトナム戦争で撃墜されるアメリカ空軍のF-105Dサンダーチーフ(WikiMedia Commons)  20年以上にわたり世界中で対テロ作戦を展開してきた結果、アメリカの飛行士や上級指導者の大半は、敵対する空域にほとんど皆無、あるいはまったく敵戦力がない状態で、キャリアを費やしてきたという事実は否定できない。そのため、イラク、アフガニスタン、シリアなどでの作戦経験が、現在の視点を歪めていないか、と考えるのは自然なことだろう。  「ドッグファイトは死んだのか?」という問いは、シンプルながら、答えは複雑となる。しかし、アメリカの国防関係者の多くが、空戦はボクサー同士ではなくスナイパーのゲームになったと信じているようだが、筆者自身のパイロットとしての経験から、アメリカの固定翼機部隊では、空戦技量の訓練は今も変わらず非常に深刻な問題であるといえる。  アメリカの戦闘機パイロットは、あらゆる種類の戦いに勝つため訓練しているが、戦闘機パイロット文化の中では、ドッグファイトは明らかにアウトであるのは事実なようだ。 F-1

★沖縄で空戦技能の腕を上げるF-35Aパイロットたち

見かけと違ってF-35Aは相当の空対空戦能力があるようです。しかも訓練をつむ米空軍パイロットにとっては燃料不足でろくに訓練もできない北朝鮮空軍戦闘機など相手にもならないでしょう。航空自衛隊も先行して米F-35Aと対戦して同機の知見を積んでいる途中なのでしょう。ともに頼もしいことではあります。 Reporting from Kadena Air Base How is the F-35 improving its dogfighting skills in Japan? F-35は日本でどこまでドッグファイトの腕をあげているのか---嘉手納基地に配備中のF-35A実戦部隊の様子を見てみよう By: Valerie Insinna     https://www.defensenews.com/smr/kadena-air-base/2018/03/27/how-is-the-f-35-improving-its-dogfighting-skills-in-japan/ 嘉手納航空基地にヒル空軍基地から移動したF-35A(第34戦闘機飛行隊)が翼を休めている (Jeff Martin/Staff) KADENA AIR BASE, Japan, and WASHINGTON —F-35はドッグファイト性能不足がずっと批判対象にされている。 だが嘉手納航空基地の頭上でF-35はそんな批判は誤りと証明している。 .昨年10月に要員300名がF-35A12機とともにユタ州ヒル空軍基地から日本へ移動し、米空軍初のアジア太平洋地区でのF-35展開となった。その後、パイロットはF-35の空対空戦訓練に中心をおいているが、対地攻撃能力で知られる同機としては珍しいことだ。 嘉手納基地は466平方マイルと小ぶりの基地で周囲は太平洋に面しF-35部隊の空戦訓練に最適と第34戦闘飛行隊のライアン・ファンタシア大尉が述べている。「空域が全部洋上なので下を見ても何も見えないのが難易度を高めます。さらにここにはイーグル隊がいます」と大尉は嘉手納のF-15C/Dイーグル二個飛行隊に言及した。 F-35A隊はF-15C/Dと毎月二三回から毎週二三日のペースで訓練していると大尉はDefense Newsに語ってくれた。F-15は嘉手納基地の米空軍第