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★A400Mの対米輸出を狙うエアバス、だが技術問題解決の遅れ発生中

エアバスがA400Mの米空軍売り込みを図っている模様ですが、本当に採用される可能性があると考えているのでしょうか。事業が大赤字のため輸出に活路を見出そうというのですが、どこまで真剣なのでしょうか。 Airbus Looks To the US in Search of A400M Buyers Pierre Tran , Defense News 1:26 p.m. EDT June 23, 2016 http://www.defensenews.com/story/defense/2016/06/23/airbus-seeks-a400m-buyers/86290596/ MUNICH, Germany – エアバス・ディフェンスアンドスペース (エアバスDS)はA400Mアトラスの輸出先としてアメリカが有望と見ており、技術問題に直面しているが同機を西側最大の軍用機市場に売り込む。 「米国を狙いますがまだ実現していません」と同社の軍用機部門トップ、フェルナンド・アロンソが6月20日報道陣に語っている。同社はプロペラギアボックスtp一部機体の胴体中央部で見つかった亀裂問題で修理を急いでいる。 エアバスDSは今後30年で最低200機のA400M輸出を目指し、米国が最大の需要国とみなす。同社としては財務大損失を輸出で回避したいところだ。 空中給油機案件でボーイングに敗退した教訓から、A400Mでは米政界、軍部の上層部に働きかける。 そのためアトラスをワシントンまで飛ばし空軍に見せる予定で、米国の複雑な調達手続きを乗り切りたいとしている。 A400Mは米国製部品も採用しており、米国販売が成約すれば米国製部品比率も上げるとしている。未発表だが、同社がA320旅客機を生産するアラバマ州モビール工場で組み立てるのではないか。 米国のエアバス関係者は営業でデジタル装備と接続性を売り物にするという。だが技術問題解決の遅れが輸出の脚を引っ張っている。 「輸出販促活動の方が難しいですが、あえてこの話題を口にするのは問題の解決策に光が見えてきたからです」とアロンソも言う。「傑作機になると見ており、当社は自信を持っています」 問題とはエンジンにつけたプロペラギアボックスの改修とともに素材をアルミ合金から既存材料に戻し機体