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カンボジアに中国が海軍基地を確保した模様。その他にも貸付をネタに軍事基地設置を迫られそうな弱小国があることに懸念。(Breaking Defene)

  虎視眈々と海外での軍事基地獲得を狙う中共がまずジブチに海賊対策を名目に基地を獲得したのですが、東南アジアで最も中国に近い存在のカンボジアで懸念されていた通りの状況に進展し、海軍基地となる足場が完成したようです。さらに広がるおそれが十分あり、弱みを握られている各国の情勢を米国が注視しています。日本も注意すべきでしょう。Breaking Defense記事からのご紹介です 。 中国の海外最新軍事基地が稼動を開始、さらに増える可能性 中国共産党の次の海外基地がどこになるかを見極めるため、近年、中国の数十カ国との関わりを米政府が追跡している 2019年7月26日、政府主催のメディアツアーで、プレアシアヌーク県にあるリーム海軍基地の桟橋に停泊するボートに乗っているカンボジア海軍関係者。(写真:TANG CHHIN SOTHY/AFP via Getty Images) カ ンボジアのリーム Ream 海軍基地に中国軍艦が数カ月にわたり駐留しており、5月には大規模な二国間軍事演習が行われたことで、中国の最新の海外軍事施設は稼働を始めたようだ。  中国によるリームへのアクセスの程度はまだ不明だが、中国にとって2番目の海外軍事基地であり、これらの基地が出現するのを見てきた者の中には、これが最後の基地と予想する向きは皆無に近い。アメリカの国防・情報当局者含むアナリストは、将来基地を受け入れる可能性のある数十カ国をすでに追跡している。  リームに対するアメリカの懸念は何年も前から高まっていたが、2019年、カンボジアが修理に関するアメリカの援助を予想外に断ったことで深刻になった。それ以来、米メディア報道では、中国人民解放軍に基地への独占的な立ち入りを認める密約があったとされ、衛星写真には、2020年後半に米国が資金提供した建物の取り壊しを含む、急速かつ大規模な建設が映し出されている。  カンボジアが2022年6月にリームの「近代化」に正式に着工し、「中華人民共和国からの無償資金協力」という看板が掲げられた式典で、関係者は、アップグレードには乾ドック、拡張桟橋、排水量5,000トンまでの船舶が港を利用できるようにするための浚渫が含まれると述べた。 長さ1,000フィート近い桟橋は2023年前半に建設され、12月には中国のコルベット2隻が横付けされた。戦略国際問題研究センターのアナリス