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大丈夫か、ボーイング。E-4B「ドゥームズデイ・プレーン」後継機の競合から離脱....あくまでもビジネス上の判断だと思われるが.....

  固定価格契約で大きな損失を被っているボーイングは同じ契約方式を主張する米空軍に反発して、自社製品のE-4の後継機争いから離脱するという決定をしたようです。これでは調達が困るので結局、空軍に主張を変えさせるのが目的ではないかと思われますが、行方に注目です。Breaking Defense記事からのご紹介です。 An E-4B aircraft sits on the tarmac at Travis Air Force Base, Calif., Sep. 11, 2017. (U.S. Air Force photo by Louis Briscese) ボーイングと米空軍は、E-4B代替機の契約条件とデータ権利について合意できなかった ボ ーイングは空軍のE-4Bナイトウォッチ「ドゥームズデイ」機の後継機種の候補から外れ、 シエラネバダ・コーポレーション (SNC)が唯一の競争相手として残る。 金曜日に発表された声明で、同社の広報担当はボーイングの入札が空軍によって検討されていないことを確認した。ロイター通信が最初にボーイングの排除を報じていた。  「当社は、コミットメントを確実に守り、事業の長期的な健全性をサポートするために、新たな契約機会すべてに規律を持ち取り組んでいる。当社は、E-4Bの代替)アプローチが、顧客とボーイングにとって最も包括的で、技術的に成熟し、最も低リスクのソリューションであると確信している」とボーイングの広報担当者は述べた。 「当社の提案は、国家安全保障の指揮統制任務に就いているE-4Bナイトウォッチの設計、開発、維持を含む、60年にわたる軍用民間派生機の知識と経験に基づいたものだ」。 ロイター通信によると、ボーイングと空軍は、データの権利や契約条件で合意に達することができなかった。ボーイング幹部は、近年数十億ドルの損失を被っており、固定価格開発契約を拒否している。2023年第3四半期だけで、ボーイングは防衛部門で10億ドル近い損失を計上した。 空軍のスポークスマンは声明の中で「この重要な能力への予算投入を保護するため、ソース選択について積極的に議論することはできませんし、詳細なプログラム情報は機密扱いになっている」 と述べた。 ボーイングは747を改良した現在のE-4Bの製造元であり、国防長官の主要な移動手段として機能するが、核攻撃の

アジア訪問前に国防長官がエリア51を訪問した模様。極秘事業で何らかの大きな進展があったのか。

  60TH AIR MOBILITY WING PUBLIC AF—PUBLIC DOMAIN     極 めて異例な動きだった。米空軍のE-4Bナイトウォッチ別名国家空中作戦センター(NAOC)機がトノパ試験施設(TTR)に着陸した。ここは米国の極秘航空機運用拠点として有名な地点で付近にエリア51がある。謎に満ちたフライトがなぜ行われたのかは不明だが、ロイド・J・オースティンIII国防長官と関係がありそうだ。   E-4BのTTR到着はオープンソースの飛行データウェブサイト ADS-B Exchange で判明し、機体番号74-0787の同機はTITAN25のコールサイン(国防長官の搭乗機)で到着していた。   「審判の日の機体」と呼ばれるE-4Bは空軍に四機あり、ボーイング747を改装し堅牢かつ生存性の高い空中指揮機として国家指揮権限官(NCA)たる合衆国大統領を乗せ、核攻撃命令を下す役目が知られている。同機には別の任務もあり、大規模軍事作戦の指揮統制や、自然災害含む大規模緊急事態時の対応もある。またナイトウォッチ各機は国防長官の外国訪問時にも使われる。E-4Bは国家機能存続のための重要な手段でもある。   FLIGHTAWARE E-4Bはアンドリュース空軍基地からTTRへ移動した。 ADS-B EXCHANGE E-4B 74-0787がコールサインTITAN25で TTRへ降下を開始した     またガルフストリームVの空軍要人輸送機C-37Aの一機がTTRにE-4到着の一時間前に着陸しており、着陸前にトランスポンダーを切っておりフライトの最終状況は把握できない。   ADS-B EXCHANGE C-37A 97-0401 はあきらかにTTRに向かっていた   国防長官のアジア三か国訪問を念頭にすると長官はTTRへ寄ってから最初の訪問先シンガポールに出発したようだ。   レッドフラッグ演習がネリス空軍基地(ネヴァダ)で展開中であり、国防長官が近隣のTTRへ立ち寄ったのか。レッドフラッグ21-3ではF-117ナイトホーク隊をアグレッサーに使いネヴァダ試験訓練場(NTTR)を舞台にしている。   国防長官の海外訪問では随行記者団がE-4Bに同乗するのが通例で、極秘施設TTRへの到着にも同行していてもTTRの厳重な保安体制を考えれば窓のシェードを降ろしたまま

E-4B後継機も747原型になる可能性が濃厚。ただし、新規製造機体の取得は困難なので中古機材でもよいとする米空軍。大統領専用機材は747-8iで装備品等のコスト削減も視野に入っている模様。

    USAF     米 空軍が実現を急ぐのがSAOCすなわち残存可能空中作戦センター機で、老朽化してきた現行E-4Bナイトウォッチの後継機をめざす。   NAOC国家空中作戦センターとも呼ばれるSAOCの仕様は極秘扱いだが、空軍は後継機もE-4Bとほぼ同サイズの四発機を想定する。   空軍ライフ・サイクル管理センター (AFLCMC)の大統領専用機局がSAOC事業も担当し、契約公告を2021年2月17日に発表した。「政府は引き続き、超大型機を利用してのウェポンシステムの調達戦略を完全かつ開かれた形で希求する」とある。   USAF E-4Bナイトウォッチは国家空中作戦センターとも呼ばれる。     これに先立ち、企業から民間機改装によるSAOC提案を募集する告示が2020年12月にあった。空軍から具体的情報の開示はないままで、関連のシステム要求内容文書(SRD) は極秘扱いとなっている。   Aviation Week の防衛記事編集者スティーブ・トリンブルが中古民間機の利用の可能性に昨年触れていた。現時点でトリンブルは「超大型機体」との規定を見てジャンボジェット原型案の実現可能性が非常に高いと見ている。   SAOCの要求内容に物理的な内容があり、必要なエンジン数も定めており、極めて厳格に管理されているのは驚くにあたらない。よく「審判の日の機材」と呼ばれるE-4Bは四機あり、堅固かつ残存性が高い機体として大統領に国家統帥権(NCA)の実現として核攻撃命令を下す手段となる。その他の軍事作戦でも指揮統制を行い、必要に応じ大規模自然災害でも機能するのが役割だ。   大統領がVC-25Aエアフォースワンで海外移動する際にはE-4Bの一機が随行することが多い。E-4Bは国防長官の外国出張にもよく利用されている。   4機あるE-4Bのうち3機はE-4A高性能空中指揮所(AACP)として1970年代中頃に供用開始し、1980年代にNAOC仕様に改造された。4機目はNAOCとして取得した。全機が747-200B型を原型とする。なお、2機あるVC-25Aも同様に747-200Bを改修した。   空軍が747原型とするSAOCの実現に傾いている兆候は別にある。2017年に米海軍とともにE-4B、 E-6B マーキュリー、 C-32A を共通機材で更新する構想が浮上していた。

E-4B,E-6B-C-32Aの3機種を一気に新型機と交代させる....2020年代末が目標

こうした支援機材も更改の時期が迫っているのですね。特殊仕様の機材ばかりですが、大胆に予想すればE-4Bは777X、E-6は787、C-32はNMA(実現すれば)になるのでは。あ、みんなボーイングですね。エアバスを採用することはありえないと思います。 JOSH PLUEGER/U.S. AIR FORCE オ ファット空軍基地を拠点とする「審判の日」機が姿を消す日が近づいている。 4機あるE-4Bナイトウォッチ別名国家空中作戦センターの後継機さがしを空軍が始めた。10年以内に交替する。審判の日の名のは核戦争が発生した場合に同機が核兵器の運用で重要な役割を果たすからだ。国防長官の移動にも使われている。 昨年12月に空軍は次期機体「残存可能空中作戦センター」(SAOC)を求めると公告を発表した。2月には事業者向けに説明会を開催した。 「国家的緊急事態や地上指揮統制施設が破壊された場合にSAOCが高度なまで残存可能な指揮統制通信(C3)機材として米軍に指示を出し、緊急作戦命令を発出し、民間向け諸機関との調整を図る、と空軍は説明。 議会は2019年、2020年通じ20百万ドルを計上し、E-4B、E-6Bマーキュリー、C-32Aの後継機選定作業を開始させた。トランプ政権は76.4百万ドルを2021年度予算に求めており、今後5年で5億ドル程度で新型機を求めるとしている。新型機は2020年代末に供用開始する。 大型で白色塗装のE-4はネブラスカの空ではおなじみの存在だ。1970年代中ごろにオファット空軍基地に配備された。機体は軍用仕様のボーイング747-200 だ。 「747でも一番古い機体だ」とドン・ベイコン下院議員(共、ネブラスカ)はオファット基地の第55航空団を2011-12年に指揮していた時代を回想して述べた。「予備部品を見つけて保守管理するのは本当に大変だった」 同時に各機は空軍機材の中でもっとも運営経費が高い期待でもある。Business Insiderの試算が2016年にあったが、E-4Bを飛ばすと毎時160千ドルかかる。同機に続き高額なのはB-2ステルス爆撃機だがこれより30千ドル近く低い。 海軍のE-6Bはオクラホマシティに配備されているが、よくオファットに飛来している。主な任務はトライデント弾道ミサイル潜水艦

トランプ大統領の各地訪問はこれだけの支援体制で実現している

The Presidential Motorcade Is on Full Display as Trump Tours Asia トランプアジア歴訪で大統領車列の偉容を見せつける With tensions simmering between the US and North Korea, the Secret Service has clearly spared no expense for the trip. 米朝間の緊張高まる中、シークレットサービスはすべての対策を惜しまない SUH MYUNG-GUN/YONHAP VIA AP BY JOSEPH TREVITHICK NOVEMBER 7, 2017 http://www.thedrive.com/the-war-zone/15871/the-presidential-motorcade-is-on-full-display-as-trump-tours-asia 米大統領の海外訪問では警備要員が大量に随行し緊急時に最高司令官および政府上層部を安全な場所まで誘導できるよう待機する。朝鮮半島の緊張が過去最大限に高まる中でもいつもどおりアジア歴訪では大統領車列の偉容を見せつけている。 トランプの歴訪は11月3日にハワイから開始した。日本へ11月5日移動し、韓国へ二日後に到着。その後中国、ヴィエトナム、フィリピンを訪問する。 韓国でトランプは首都ソウルを警察大部隊の護衛の下で移動した。ロイター記者ジェイムズ・ピアソンが車列をまじかから撮影しているので下を参照してほしい。ピアソンによれば朴槿恵前大統領の支持派と反対派が混在したが警察が後者を車道から排除したという。支持派はトランプを好意的を見ているといわれる。 ピアソンの画像で主要車両がよくわかる。まず警察の「掃除屋さん」が先導し、その後を米側車両が続く。 James Pearson ✔@pearswick Trump motorcade passes through central Seoul and group of former president Park Geun-hye supporters. Anti-Trump demo blocked by police buses 3:23 PM