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2018年の世界 危険な場所はここだ

新年といってうかれているわけにはいきません。現実世界は待ってくれないのです。視野を広げましょう。北朝鮮だけが危険なのではありません。われわれは相互依存の世界に生きていますので遠い地点での危機もわれわれの危機につながりかねません。国境線だけでは安全は守れないのです 。 5 Places World War III Could Start in 2018 2018年第三次世界大戦がはじまりそうな場所   Robert Farley December 15, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/5-places-world-war-iii-could-start-2018-23686?page=show 2017年の世界は大国間の衝突なく対処できた。シリアなど一部で緊張が大きく下がったが、状況が悪化した地方もある。以下2018年に大国間の武力衝突の発生可能性がある場所を見てみよう。 北朝鮮 北 朝鮮が最も深刻な外交危機なのは疑いない。弾道ミサイル開発に成功し、トランプ政権が外交に不慣れなことが重なり非常に危険な状況が生まれている。ミサイルと核の実験を繰り返す北朝鮮は米圧力で自ら滅びるつもりはないと表明している。米外交が首尾一貫しないのは政府高官間で矛盾する発言が出ているのも原因だ。  問題を複雑にしているのは北朝鮮と米国ともにいつ先制攻撃してもおかしくない理由があることだ。米国は北朝鮮の通信施設を地上攻撃に先立ち破壊し、北朝鮮は攻撃を受ける前に先に手を出してもおかしくない。このままだと双方が誤った判断をして開戦になってもおかしくなく、日本、中国も巻き込まれる可能性がある。  ここにきて中国の軍部、外交部からそれぞれ乱暴な発言が出ているのはPRC内部で軍事バランスが中国に有利と判断する考えがあるためだろう。この認識は時期尚早であり、中国指導部がすべて同じ見方をしているわけではない。中国は北朝鮮付近での軍事活動を強化しており、同国のその他国境地帯でも同じ傾向がみられる。  米国はこれに対して冷静に対応しており、中国の動きは非難し台湾向け大規模武器販売を発表している。ただしトランプ政権は北朝鮮に対するスタンスで混乱を示し外交上は苦境にあり、中国へ一層の制裁実施を