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中共が保有する核弾頭数は350発。知られざる核兵器管理の現状について米レポートが解説。

  中国国民が知らされていない事実をこうして簡単に我々がアクセスできるのもこちらのシステムが優れている証拠でしょう。このシステムを崩されないためにも抑止力による防衛が必要ですね。中国が核兵器をもっていることを脅威と「思わせない」工作への対抗も必要です。     軍事パレードにDF-41車両起立発射方式ミサイル16発が登場した。国営新華社通信は人民解放軍ロケット軍の二個連隊所属とした。(Kevin Frayer/Getty Images)   米 原子力科学者時報の論文が中国の核弾頭数を350発と推定しており、国防総省の推定より大幅に多くなっている。   同論文は米科学者連盟の核兵器情報プロジェクト主管のハンス・クリステンセン、同連盟のマット・コーダの共著で配備済み弾頭数と「開発中」新型弾頭数を算出している。   ペンタゴンの2020年版中国の軍事力レポートは極超音速ミサイル、サイロ収納式、地上移動式の大陸間弾道ミサイルや潜水艦搭載ミサイルをあわせ、「200台前半」と推定していた。▼今回の論文では350発の弾頭のうち、推定272発が投入可能とあり、推定は陸上配備ミサイルに204発、潜水艦48発、空中投下式20発を含む。   このうち投下爆弾のミッションは低調になっており、核弾頭をつけた空中発射式弾道ミサイルを開発中と言われる。▼西安H-6爆撃機が極超音速ミサイルのモックアップを搭載する姿が目撃されているが、開発状況は不明だ。▼推定350発には空中発射式弾道ミサイル、極超音速ミサイルは含まれておらず、DF-5C大陸間弾道ミサイルで運用する多弾頭装備も入っていない。▼中国は旧式装備を廃止しても多弾頭化で核兵力を増強できる。   とはいえ、論文は中国の核兵器保有量は数千発という米国、ロシアよりかなり低いと指摘する。▼トランプ政権の軍備管理特使マーシャル・ビリングスリーが中国が米ロ両国と「核兵器で同等」の兵力整備に向かっていると発言したが、「事実とする根拠は希薄なようだ」と両著者は指摘している。▼同時に中国核部隊の警戒態勢は高くなく、弾頭の大部分は集中管理しており、各地の部隊への配備は少数とも指摘している。   ペンタゴンもこの部分は同意見で、発射装置、ミサイル、弾頭は別々に管理されているとし、PLAロケット軍は「戦闘即応体制」や「高度警戒態勢」演習を実施しており、「ミサイル