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警告 プーチンはウクライナで領土に執着し、目的達成まで戦い続ける(19fortyfive) ― プーチンはなぜここまで領土に偏執狂となっているのか

  Gemini ウラジーミル・プーチンのウクライナにおける戦争は、影響力や交渉が目的ではない:クリミア、ドネツク、ルハンスク、ザポリツィア、そしてケルソン。戦場での挫折や世界的な圧力にもかかわらず、ロシアはこれらの土地で完全な支配権を獲得することにこだわり続けている プーチンは、ロシアの憲法上の正当性を根本的に損なわない限り、撤退や領土交渉で妥協しない 一時的な後退や戦術的後退をモスクワは、は受け入れても、最終勝利は併合地域の永久支配だと考えている。プーチンにとってこの戦争は、ロシアが引いた新しい国境線が不可逆的な政治的現実となって終結する プーチンはなぜ戦いをやめないのか? ウクライナにおけるロシアの領土への執着の内幕 ウラジーミル・プーチンは、漠然とした地政学的野心や将来の交渉のための切り札としてウクライナで戦争を仕掛けているのではない。プーチンは、ロシアが現在自国領だと主張している領土を、必要ならば力ずくですべて取り込むために戦っているのだ。  クリミア、ドネツク、ルハンスク、ザポリツィア、ケルソンの編入を正式に決定するために改正されたロシア憲法にあいまいさの余地はない。  これは影響力や影響力をめぐる戦争ではなく、国境をめぐる戦争である。戦場で何が起ころうとも、どんな外交的打診があろうとも、プーチンは領土の目的が完全に実現するまで戦い続けるだろう。ウクライナの中立、NATOの関与、ロシアの広範な安全保障上の要求など交渉の余地がある。しかし、これらの領土はそうではない。  この2年間、西側諸国のアナリストたちは、ロシアの目標が流動的で、戦況や政治的計算で変化するかのように論じてきた。しかし、クレムリンの勝利の定義にあいまいさはない。キーウの政権交代ではない。 ウクライナ国家の破壊でもない。ウクライナの中立でもない。勝利とは、ロシアが現在連邦の一部として主張している領土を隅々まで確保することである。それ以下は失敗であり、プーチンにとってだけでなく、現在法律に明記されているロシア国家そのものの正当性にとっても失敗となる。  モスクワの軍事作戦は、この目的を念頭に置いて立案されてきた。 方法こそ戦場の状況に応じて変化してきたが、戦略的目的は変わっていない。2022年のキーウへの最初の侵攻が失敗したからといって、プーチンは戦争目的を放棄せず、適応することを余...

プーチンは平和を口にしつつ勝利を目論む: ロシアのウクライナ戦略で隠された真実とは(19fortyfive)―プーチンはウクライナ停戦に前向きと公言しているが、ロシアの野心を浮き彫りにした降伏条件を押し付けている

  ロシアの停戦要求はウクライナ戦争におけるプーチンの真の野望を明らかにしている プーチン大統領は木曜日、ウクライナとの30日間の停戦に「原則的に」同意したと述べた。しかし、プーチンが提示した条件は、敵対行為の停止に関心がないことを明らかにしてしまった。  それどころか、戦場での戦いを続け、戦争に勝つことに関心があることを隠そうともしていない。  だからといって、本人にトランプ大統領と外交を行う気がないわけではない。 もしプーチンが納得のいく取引に応じ、西側を確保するために必要だと思うものを交渉によって手に入れることができるのであれば、そうするだろう。 しかし、プーチンが強者の立場で外交的譲歩をすることはないと私たちははっきりと認識しなければならない。そのため、ロシアの安全保障に必要と思われる条件を提示されなければ、プーチンは自分が望むものを武力で手に入れるまで戦い続けるだろう。  これが米国や欧州であまりにも理解者が少ない、あるいは認めようとしない重要なジレンマである: ロシアは軍事的に優位な立場にあり、政治的目的(西側国境の安全)を達成するため交渉の必要はない。 一方でウクライナは、完全な軍事的敗北を避けるため交渉による解決を必要としている。  プーチンは、「敵対行為停止の提案にはおおむね前向きだが、長期的な平和につながり、危機の根本原因に対処するものでなければならない」と述べた。 ロシアの言い分では、根本的な原因の解決とは終戦協定が成立した場合、最低でも、a)ザポリツィア州、ケルソン州、ルハンスク州、ドネツク州の4つの行政境界線をウクライナがすべて放棄すること、b)ウクライナの「非武装化」(ウクライナが新たな大統領選挙を実施すること)、c)非武装化、つまり陸軍を8万5000人まで削減すること、d)中立宣言(NATO加盟の申し出がないこと)を行うことを意味する。  ウクライナはこれらの条件を事実上の降伏と呼んでいる。 ウクライナ戦争ではロシアが有利 それは間違っていない。 この言葉は、西側のウクライナ支援者にとっては冷ややかなものだ。しかし、この言葉は現実を反映している。 ロシア軍は現在150万人に迫り、さらに増え続けている。 ロシア空軍はウクライナ空軍を圧倒している。 ロシアは、死傷した兵士を補充する人員で圧倒的な優位に立っている。 ロシアには、ウクラ...

「プーチンは病気」という噂が消えないが真相は?(National Secuirty Journal)

  プ ーチンは体調不良で死につつあるのだろうか? ロシアのプーチン大統領がガンに冒されているという報道を覚えているだろうか?ウクライナ戦争が始まった後、その噂が最も根強かった。  プーチンががんと診断されたとか、パーキンソン病にかかったとか、心臓発作や脳卒中のダメージを受けてかろうじて生きているとか、そういう話だった。  プーチン死去の報道はかなり誇張されていたと言っていい。筆者は当時、これらは単なる噂や臆測にすぎず、プーチンは戦争の緊張から疲弊していただけだろうと書いた。  プーチンは最近とても元気だが、プーチンの死を願っていた健康に関する報道について詳しく調べてみよう。  プーチンの健康状態が異変?  多くの人が舌を巻いたのは、プーチンが会議室のテーブルを手で強く握る姿がカメラに映し出されたことだ。 これは、彼が何らかの病気に苦しんでいる証拠となるような腕の震えや震えがあったためだと言われている。また、灰白色の顔をしており、体重が減っている(あるいは増えている)ように見え、歩いているときは足取りが不安定に見えた。しかし、それは長期的に見て実際に何か問題がある証なのだろうか?何か長期的な、あるいは末期の病気にかかっているのだろうか?  プーチンはジョー・バイデンではない  ロシアの悪役はボディ・ダブルを使い、本当に死にかけでベッドにいるという噂があった。プーチンは72歳で、かつてのように活動的ではないが、ジョー・バイデンとは違う。  マッチョ、マッチョマン  プーチンは、ロシアのメディアに掲載された数多くの動画や静止画でも、マッチョで精力的に見えることで知られている。アイスホッケーや柔道が好きだ。薪を割ったり、シャツを脱いで馬に乗ったりしている。 パーキンソン病?  しかし、MI6の元トップ、リチャード・ディアラブ卿は『インディペンデント・UK』紙に、「医学的に何か根本的な問題がある......おそらくパーキンソン病だろう」と語った。ディアラブ氏は何の証拠も示さず、自分が医師でないことも認めたが、プーチンの健康状態についてスクープした英国情報機関の報告書を知っているのかもしれない。パーキンソン病説支持の人々は、プーチンがセルゲイ・ショイグ国防相(当時)との12分間の会談中、ずっとテーブルを...

北朝鮮化するロシア、金正恩化するプーチン。ウクライナ戦の終結にはプーチン本人が権力の座から下ることが条件だが....

ウクライナの平和にとって必要条件はプーチンの退場であるという明快な主張で、ロシアにとってもこの人物がトップにいることが最大の不幸となります。こういった人物が次々と現れ権力の座につくロシアと言う国家そのものに問題があるのでしょう。世界にとっても不幸なことなのですが、我々には言論の自由がありますのでこうした趣旨を発表しても怯えることはありませんが、ロシアではそうはいかないのでしょう。 ウクライナ戦争終結にはウラジーミル・プーチンの退場が条件だ 端 的に言えば、ロシアによるウクライナに対する大量虐殺戦争は、クレムリンの自選大統領ウラジーミル・プーチンが権力を維持する限り、終わることはありえないし、終わることもないだろう。好きなだけロシアと話し合ったり、脅したり、おだてても、プーチンが去らない限り、物理的にせよ政治的にせよ、平和は近づかない。 ロシアの最高指導者をここまで悪く見る理由は4つある。 まず、彼の言うことは何も信じられない。プーチンは繕いのマントに完全に包まれているため、彼の発表が真実かどうかを判断することは不可能だ。ロナルド・レーガン大統領は、アメリカ人にソビエトを「信用するが、検証せよ」と命じた。プーチンの場合は無意味だ。彼は信用できないし、西側諸国が検証したと主張するロシアのいかなる違反も西側諸国のせいにするのは確実だ。 しかし、プーチンがロシア帝国を再確立し、ウクライナを破壊する決意をしていることは確かだ。結局のところ、彼の繕った主張にもかかわらず、彼はすでに両方の目標を追求しているのだ。欧米の学者やアナリストの中には、ウクライナがNATOに加盟する可能性が遠のいたため、プーチンが戦争と大量虐殺で対応せざるを得なくなったと考える者もいまだにいる。実際には、はソビエト帝国崩壊以来のクレムリンの課題は再帝国化だった。 ボリス・エリツィンは、チェチェンとの戦争、トランスニストリアの占領、独立国家共同体の推進、非ロシア諸国に住むロシア系少数民族のトロイの木馬としての活用に力を注いだ。プーチンは政権を握った直後から、第2次チェチェン紛争での大量虐殺、2008年のジョージア侵攻、2014年のクリミアとドンバスの占領、2022年のウクライナに対する全面戦争と、さらに手を広げてきた。このパターンは明らかであり、プーチンやその同志、プロパガンダ担当者たち、つまりプーチン政権...

プーチンが消えたあとのロシアはどうなるか----もっと厄介な事態に世界が直面するだけ

  Russian President Putin. プーチンさえ消えれば、ウクライナに平和が来ると信じる向きが多い。欧米には、プーチンを追放できれば、ロシアにやっと民主主義が実現すると空想する人さえいる ロ シア・ウクライナ戦争は1年以上にわたり激化し、終わりが見えない。ウクライナ人は自分たちの土地で勇敢に抵抗を続けているが、ロシアは簡単に消えてくれない。それどころか、戦争は拡大している。ロシアの強権者プーチン大統領を大統領官邸クレムリンで何者かが、無人機で暗殺しようとした(誰がやったかは定かでない)。 プーチンは暗殺されていない 今回の事件は、ウクライナ戦争の拡大を正当化するためのプーチンによる偽旗と推測する人さえいる。しかし、その可能性は低いと思われる。ウクライナが無人偵察機に投資していることを考えると、ウクライナか同盟国がロシア独裁者の暗殺を試みた可能性は高い。  ウクライナでは戦争が激化しており、すぐに収束することはなさそうだ。戦争が長引けば、両陣営は絶望的になっていく。プーチンは2022年にキーウのウクライナ指導部の斬首をねらった。ウクライナ側は、そのお返しをしようとしているのだろう。しかし、ウクライナの要因がなくても、プーチンが命の危険にさらされているという懸念はプーチンの側近から何カ月も前から出ている。  プーチンがシロビキの不満分子に殺害されようが、ウクライナがプーチンに一矢報いできようが、ポスト・プーチンの世界になる可能性がある。暗殺の可能性は忘れてください。プーチンは70代である。現在のロシア人男性の平均寿命をすでに超えている。そのとき、ロシアと世界はどうなるのだろうか。 プーチンを放逐すれば、もっと怖い事態に プーチンは、ロシアの古い概念である「 Silnaya Ruka シルナヤ・ルカ(鉄拳)」の体現者だ。  これは、ロシアの初期からロシア人に共有されている信念で、国を強くし、団結させるためには、中央の強い権威、独裁者が必要だというものだ。プーチンは今、ロシアでその役割を担っている。プーチンは何年もかけて、代替となる権力者を封じ込め、共倒れにしてきた。  ロシアのエリート層は、プーチンを排除すればロシアの国家崩壊を促進すると恐れ、プーチンに逆らおうとはしない。 現代ロシアの皇帝の後継者は誰か? 率直に言って、プーチンはライ...