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ドイツがF127型防空フリゲート計画を正式承認(Naval News)―艦首形状はズムワルト級同様に先祖返りのようですね。「グローバル」な活躍を想定したらフリゲート艦も1万トンになったということですか。

  MEKO A-400 AMD AAWフリゲート艦のコンセプト。 TKMS。 ド イツ連邦議会は、F127型プログラムの開始にゴーサインを出した。 これらの10,000トンの「フリゲート」は、就役中の3隻のF124ザクセン級防空フリゲートを置き換えるためのものである。 ドイツはグローバルな210億ユーロの買収計画の一環として、ドイツ海軍(Deutsche Marine)のため潜水艦4隻の追加とF127フリゲート艦プログラムの開始を含むプログラム数点の調達と開始を承認した。  同プログラムのリーダーであるTKMSは、LinkedInへの投稿で以下のように反応した: 「F127防空フリゲート艦に青信号:ドイツの海上安全保障の将来にとって決定的な一歩となります!  ドイツ連邦議会の予算委員会は、2,500万ドルの予算を承認し、F127プロジェクトにゴーサインを出しました。この決定は、次世代海上防空計画の開始を意味し、海軍造船におけるドイツの主導的な技術的地位を確保するものです。 F127に関する重要な事実は以下のとおりです。 ドイツ国内での高い付加価値:発注量の90%がドイツ国内向け 産業雇用: ヴィスマールのティッセンクルップ・マリン・システムズで最大1,500人の雇用。 主要戦略技術:複雑な艦艇建造における専門技術の確保と拡大。 安全保障政策の責任:防空における能力格差を解消し、NATO内でのドイツの信頼性を強調  MEKO A-400 AMDは、2030年代初頭に代替が必要となるF124フリゲート艦のシームレスな後継を可能にする。これは、ドイツが防衛力を強化し、国際的な義務を果たしているという明確なシグナルとなる。  NVL(海軍艦艇リュッセン)およびその他パートナーとともに、私たちは広範な準備作業を積み重ね、この重要なプロジェクトを推進することを楽しみにしています。 ドイツ海軍は最大6隻の建造を要求しているが、最終的な数字は現段階では未定である。目標は既存の3隻のF124に代わる5隻のF127建造だ。同様に、艦の正確な構成はまだ不明だが、建造が進むにつれてより多くのことがわかるようになるはずだ。  ドイツは、2034年頃までに最初のF127防空フリゲートを就役させる意向だ。TKMSは9月にNVLグループと合弁会社を設立し、同艦の建造に着手した。TKMSは...

ドイツ海軍潜水艦部隊の現状。AIP推進最新型212型の内部。部隊運営を支える訓練体系など、バルト海を主戦場に捉える現在のUボートの運用状態をお伝えする。

  ThyssenKrupp ドイツ海軍の世界で先端を行く高性能ディーゼル電気潜水艦を独占取材した The War Zoneの寄稿者Matus Smutnyがドイツ海軍の潜水艦基地と最新鋭のハンターキラー潜水艦を訪問するユニークな機会を得た。212A型潜水艦とその運用について深く掘り下げた特集となった。以下は彼のレポートだ: ド イツ北部のエッカーンフェルデにあるドイツ海軍第1潜水艦隊(1.UG)を訪問した ラース・ゲーシング司令官との面談から始まり、ドイツ海軍の潜水艦部隊と技術について驚くべき洞察を得ることができた。 212A型:バルト海のハンターキラー 212A型を詳しく見る前に、同潜水艦の設計要件を認識することが重要だ。 ドイツの歴史的な潜水艦作戦の「本拠地」はバルト海で、推進が浅く狭い海域だ。 西ドイツにとって、冷戦期の主任務は非常に単純で、前方防衛であったため、潜水艦の仕事は西に向かう敵対勢力(主に水陸両用部隊)を攻撃することだった。 そのため、水深25メートル(82フィート)未満の海域を隠密裏に通過し、対潜水艦戦(ASW)部隊や海軍機雷が密集している可能性のある環境で活動可能な、小型だが非常に能力の高いディーゼル電気潜水艦が開発された。冷戦時代、西ドイツ潜水艦の活動はバルト海に限定されていたため、潜水艦はこの特殊環境を想定して設計された。 バルト海の作戦区域。出典:潜水艦訓練センター  バルト海の特殊性は、この作戦環境に対応可能な潜水艦を開発するため広範な研究開発を必要とした。 潜水艦の大きさに制限があったのは、バルト海地域の地理的条件と、最大潜水容積を500トンと規定した戦後の制限の双方によるものだった。このため、極めて効果的なシステムが開発され、ドイツ海軍は、ドイツの防衛産業が潜水艦用に非常に経済的でコンパクトな装備を設計できる事実から、現在も恩恵を受けている。その結果、ドイツが設計した潜水艦は、他国の同性能の潜水艦よりも小型だ。 バルト海地域のその他要件には、優れた深度制御特性がある。つまり、今日でもドイツの潜水艦は、20メートル(66フィート)前後、あるいはそれ以下の非常に浅い海域で活動できる。 212A型潜水艦の開発により、バルト海での作戦が再び検討されるようになったが、この潜水艦も前任艦に比べかなり大きく成長した。この成長の...

★★ドイツ海軍:今度は最新鋭フリゲート艦を建造元へ返却

The German Navy Decided To Return Their Bloated New Frigate To The Ship Store This Christmas ドイツ海軍が新型フリゲートをクリスマス前に造船所へ返却する ARGE F125/LERSSEN-DEFENCE   BY TYLER ROGOWAY DECEMBER 23, 2017 http://www.thedrive.com/the-war-zone/17185/the-german-navy-has-decided-to-return-their-new-frigate-to-the-ship-store-this-christmas ドイツの バーデン=ヴュルテンベルク級125型(F125)フリゲートについては先にお伝えしている。同艦の奇妙な任務想定と設計上の特徴以外に、引き渡し後にも面倒な問題が発生している。右舷へ傾く傾向や重量過重のため性能が出せず、運航経費が上がり、さらに深刻なのは兵装をわずかしか搭載していない同艦で将来の改修をドイツ海軍が行えないことだ。 そこでドイツ海軍は同艦の編入を断念し建造元 ブローム+フォス (ハンブルグ)へ返品することとした。この決定の背景には「ソフトウェア、ハードウェア上の瑕疵」があるとドイツ報道は伝えている。特にソフトウェア問題は深刻で艦体の大きさは駆逐艦並みの同艦はわずか120名程度とブレーメン級フリゲートの半分で運行する前提のため、同級4隻では信頼性が最重要な要素で、ドイツをいったん出港後最大2年間もそのまま運用する構想のためだ。 Navaltoday.com  によればドイツ海軍が引き渡し後の艦艇を建造元に返却するのはこれが初めてだという。 バーデン=ヴュルテンベルクでは試運転でも工期を遅れた実績がある。 問題を複雑にしているのが最終四番艦のラインラント=プファルツの命名式が終わっていることだ。建造、試験調達を並行して進める方式としたため各艦が同じ欠陥を有していることになる。 この問題とは別にドイツ海軍には作戦運用可能な潜水艦が一隻もないなど困った状況があり苦難の連続である。 F125フリゲートでは事態が展開の都度お知らせすることとする。 Contact the aut...