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SM-6ミサイルが極超音速兵器への迎撃能力を実証する段階に近づいてきた(The War Zone) ― SM-6で能力拡大が進んでいるようです。さらにここに来て何故か日本がSM-6生産での協力を米側に提示しているようです

    高機動性の極超音速兵器による脅威の高まりに対処するため、米軍にとってSM-6はもっとも手近な選択肢だ MDA 米 国ミサイル防衛庁(MDA)は、実戦に向けた訓練の一環として、 スタンダードミサイル6 (SM-6)による模擬的な先進極超音速ミサイルの迎撃に成功した。今回のテストではSM-6は発射されなかったが、実物大の標的を使用し、 極超音速弾道追跡宇宙センサー (HBTSS)衛星と、 アーレイ・バーク 級駆逐艦 (最新バージョンの イージス戦闘システム 搭載)を投入した。 MDAは、米海軍およびロッキード・マーチンと協力し、月曜日、SM-6極超音速ミサイル防衛模擬実験(別名:FTX-40、愛称:ステラ・バンシー)を実施した。FTX-40の実射は、ハワイ州カウアイ島の太平洋ミサイル実験場の太平洋沿岸および上空で行われました。 SM-6ミサイルの発射の様子。 米海軍 アーレイ・バーク 級駆逐艦「USS ピンクリー (DDG 91)」は、最新のイージスソフトウェアベースラインに組み込まれたシーベースターミナル(SBT)インクリメント3能力を使い、先進的な機動性を持つ極超音速標的の探知、追跡、模擬交戦能力を実証したと MDAのプレスリリース が伝えている。「追跡演習には、標的に対する改良型スタンダードミサイル(SM)6の模擬発射、および極超音速標的車両(HTV)1を先端に装着した空中発射の中距離弾道ミサイル(MRBM)が含まれていました。この標的は、さまざまな極超音速の脅威をテストし、撃破できるように設計されています」。 USS ピンクリー はまた、新型の Surface Electronic Warfare Improvement Program (SEWIP) Block III 搭載を完了した初の アーレイ・バーク 級駆逐艦で SEWIP Block III が提供する 新たな機能 に加え、その統合により艦船の物理的構造に劇的な変化が生まれた。MDAは、FTX-40 に電子戦システム一式が組み込まれているとは明示的に述べていない。 USS ピンクリー 。 米海軍 MDAが公開したビデオと写真には、HTV-1の放出前のテストターゲットのみが写っている。ターゲットは空中でも発射され、これは米国のミサイル防衛テストで使用される大型模擬弾道ミサイルで...

日本のイージス駆逐艦向けスタンダードミサイル6売却を米国が承認(The Aviationist)

2014年6月27日、アーレイ・バーク級誘導ミサイル駆逐艦USSジョン・ポール・ジョーンズ(DDG53)がスタンダード・ミサイル-6(SM-6)を試射した (画像クレジット:USN/Courtesy Photo) 日本が米国製含む装備品の大規模増強を行っている中で、SM-6は弾道ミサイルの脅威に対する戦略的能力の象徴となる 米 国務省は、太平洋におけるBMD(弾道ミサイル防衛)の一環として、日本に9億ドル相当のSM-6ブロックI(Standard Missile-6 Block I)150基の売却を承認したと、2025年1月31日にDSCA(国防安全保障協力局)が発表した。SM-6は、海上自衛隊のイージスシステム(AWS)艦に配備することができ、「日本と地元の同盟国陸上部隊を守り、インド太平洋地域における統合的な航空ミサイル防衛への日本の貢献を大幅に向上させる」とDSCAが説明している。9億ドルの内訳はスタンダードミサイル-6ブロックIミサイル150発と関連機器・サービスだ。SM-6の単価は400万~800万ドルで製造元は RTX だ。  FMS(Foreign Military Sale)の他の品目には、MK 21 Mod 3 VLS(Vertical Launch System)キャニスター、部品、サポート、テスト、ハンドリング機器が含まれる。日本は、F-35B、AGM-158 JASSM、F-15Jイーグルのアップグレード、AIM-120 AMRAAMsを含む米国の兵器で大規模な軍備増強の過程にあるが、SM-6購入は、北朝鮮(そしてある程度は中国)の弾道ミサイル兵器の増加に対抗するための戦略的能力を表している。  「この売却案は、インド太平洋地域の政治的安定と経済的進歩の原動力である主要同盟国の安全保障を向上させることにより、米国の外交政策目標と国家安全保障目標を支援するものである」とDSCAは付け加えた。   SM-6の新たな重要性は、米海軍が同ミサイルの空中発射バージョンAIM-174Bの取得を進めている事実からもわかる。AIM-174BがVFA-192「ゴールデン・ドラゴンズ」とVX-9「ヴァンパイア」飛行隊のF/A-18Eスーパーホーネットに搭載されていることが、The Aviationistが大々的に報じている。  米海軍とMDA(ミサイル防...

空中発射型SM-6ミサイルのAIM-174がハワイで姿を現した―RIMPACで実証テストか

  RIMPACで実弾発射テストをするのでしょうか。SM-6の航空機発射バージョンが超長距離対空ミサイルとなるのか、対艦対地攻撃ミサイルとなるのか、全てに投入可能な万能ミサイルとなるのか注目されるとこトロですが、ここに来て米軍は既存装備を当初は想定しなかった用途に投入すべく改装する動きが柔軟に展開されていますね。 AEROS808 何年も影に隠れていた、海軍史上最長射程の空対空ミサイルの全貌が明らかになった 米 海軍が公表していなかったが、戦術的に大きな影響を及ぼす兵器が数年前から存在することがわかっていた。今回その存在だけでなく、正式名称も判明した。  RIM-174としても知られる汎用性の高いSM-6ミサイルの空中発射バージョンは、2年に1度の世界最大の国際海上演習である環太平洋合同演習(RIMPAC)で米海軍のF/A-18E/Fスーパーホーネット戦闘機に搭載されている。ミサイルは、AIM-174Bという名称がついており、(超長距離)空対空ミサイルであることが明らかである。しかし、過去に取り上げたように、この兵器は、防空拠点や軍艦など、優先順位の高い地上目標を攻撃する可能性もあり、準弾道ミサイルとして機能する。両翼の下にXAIM-174Bミサイルを装備した、第192打撃戦闘機飛行隊(VFA-192)のF/A-18E、"ゴールデン・ドラゴンズ"が、昨日ハワイの真珠湾ヒッカム統合基地で目撃された。  同隊は現在、空母カール・ヴィンソン(CVN-70)の第2空母航空団(CVW-2)の一部として配備されている。  目撃したaeros808によると、同じCVW-2所属するVFA-2「バウンティ・ハンターズ」の別のスーパーホーネットも、昨日、VFA-192の2隻として目撃された。各機は2基のNAIM-174Bを搭載しており、接頭辞のNは、これらのミサイルが特別試験用に改造されたものであることを示している。  ミサイル自体は、NAIM-174Bの名称が前方端に目立つように付けられているが、過去に見たオレンジ色の例とは対照的に、グレーに塗装されている。ミサイルは不活性(弾頭が装着されていないことを意味する)とマークされ、このことと実弾モーターを搭載していないことを示す青いバンドも付けられている。ミサイル本体の中央近くにある黒と黄色のマーキングは、校正用のマー...

SM-6を搭載したF/A-18が目撃された----長距離スタンドオフ空対空戦への準備か

  SM-6は紅海で初めて実戦使用されましたが、艦艇とは別に航空機からの運用も想定されているようです。米海軍の飛行試験部門が同ミサイルをスーパーホーネットに搭載して試験飛行している様子が判明しました。目指しているのはスタンドオフでの対空攻撃なのでしょうか。Naval News記事からのご紹介です。 A VX-9 'Vampires' F/A-18 Super Hornet carrying an inert RIM-174 Standard Missile 6 (SM-6) (via @StinkJet on X) Another angle of the VX-9 Super Hornet seen with the captive RIM-174 ERAM. (via @StinkJet on X) F/A-18スーパーホーネットが空中発射用SM-6を搭載する姿が再度目撃される 米海軍の航空試験評価飛行隊が、F/A-18スーパーホーネットに搭載されたRIM-174 ERAM(SM-6)をテストする姿が再び目撃された。 米海軍のVX-9「バンパイア」試験評価飛行隊が、スーパーホーネットにRIM-176 ERAMを搭載した姿が再び目撃された。海軍航空兵器基地(NAWS)チャイナレイクを拠点とするVX-9は、F/A-18E/Fスーパーホーネット、EA-18Gグラウラー、F-35CライトニングIIの12機で構成されている。 2021年、VX-31 F/A-18Fが21インチMK72初段ブースターを外した不活性SM-6を搭載しているのが目撃され、このミサイルが超長距離交戦用の新たな大型空対空兵器になりうるという議論が起こった。その後レイセオンが米空軍と米海軍のために、超長距離空対空ミサイルの開発に着手した機密の長距離交戦兵器(LREW)プログラムに関与していることが判明し議論がさらに進んだ。 LREWのコンセプトは、既存のミサイルシステムで実績のあるコンポーネントと新しい革新的な技術を組み合わせることで、全体性能を飛躍的に向上させるものだ。取り組みには、システム設計の検証、風洞試験、工学評価、キルチェーン調査などの分析が含まれ、海軍と空軍の将来の潜在的プログラムに情報を提供した。 LREWの取り組みは2019年に米空軍に完全移行し、2022年にレイセオンが...

米海軍はSM-6を航空機から発射する構想の実現に向かいテスト中の模様。SM-6を搭載したF/A-18の姿が目撃されている。

  SM-6は紅海で初めて実戦使用されましたが、艦艇とは別に航空機からの運用も想定されているようです。米海軍の飛行試験部門が同ミサイルをスーパーホーネットに搭載して試験飛行している様子が判明しました。目指しているのはスタンドオフでの対空攻撃なのでしょうか。Naval News記事からのご紹介です。 A VX-9 'Vampires' F/A-18 Super Hornet carrying an inert RIM-174 Standard Missile 6 (SM-6) (via @StinkJet on X) Another angle of the VX-9 Super Hornet seen with the captive RIM-174 ERAM. (via @StinkJet on X) F/A-18スーパーホーネットが空中発射用SM-6を搭載する姿が再度目撃される 米海軍の航空試験評価飛行隊が、F/A-18スーパーホーネットに搭載されたRIM-174 ERAM(SM-6)をテストする姿が再び目撃された。 米海軍のVX-9「バンパイア」試験評価飛行隊が、スーパーホーネットにRIM-176 ERAMを搭載した姿が再び目撃された。海軍航空兵器基地(NAWS)チャイナレイクを拠点とするVX-9は、F/A-18E/Fスーパーホーネット、EA-18Gグラウラー、F-35CライトニングIIの12機で構成されている。 2021年、VX-31 F/A-18Fが21インチMK72初段ブースターを外した不活性SM-6を搭載しているのが目撃され、このミサイルが超長距離交戦用の新たな大型空対空兵器になりうるという議論が起こった。その後レイセオンが米空軍と米海軍のために、超長距離空対空ミサイルの開発に着手した機密の長距離交戦兵器(LREW)プログラムに関与していることが判明し議論がさらに進んだ。 LREWのコンセプトは、既存のミサイルシステムで実績のあるコンポーネントと新しい革新的な技術を組み合わせることで、全体性能を飛躍的に向上させるものだ。取り組みには、システム設計の検証、風洞試験、工学評価、キルチェーン調査などの分析が含まれ、海軍と空軍の将来の潜在的プログラムに情報を提供した。 LREWの取り組みは2019年に米空軍に完全移行し、2022年にレイセオンが...