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中国の新スタンドオフ電子戦機Y-9LGの最新画像が流出。日本領空に侵入したY-9Z電子偵察機など派生型に付いて解説(The War Zone)

   via X スタンドオフ電子戦機Y-9LGは、中国が電子戦プラットフォームに巨額を投じている一環として開発された、最新鋭の空中遠隔妨害手段だ その他Y-9派生型をまとめてご紹介する 日本領空に侵入した機体はどれか C-130と同様に各種任務に特化した機体に回収するのに都合のよい機体なのだろうが、有事の生存性は疑問 こ れまで詳細に目にする機会がほとんどなかった、長距離妨害プラットフォームとされる中国のY-9LG電子戦機が、タイとの共同軍事演習に参加し、この革新的な設計を観察する機会が大幅に増えた。  Y-9LGは、拡大中の中国の特殊任務機隊に最近加わった機体であるだけでなく、多用途の山西Shaanxi Y-8/Y-9 4発ターボプロップ輸送機シリーズをベースにした最新機種でもある。  Y-9LGの新しい写真が、現在ウドーン・タイ空軍基地で行われている、中国人民解放軍(PLA)とタイ王国軍による合同空軍演習「ファルコン・ストライク」で公開されている。Y-9LGに加え、タイに展開した中国軍部隊には、KJ-500早期警戒管制機(AEW&C)、J-10C多用途戦闘機、JH-7A海上攻撃機、戦術ヘリコプターが含まれている。KJ-500、J-10、JH-7は以前のファルコン・ストライク演習に参加していたが、Y-9LGの登場は今回が初めてだ。  Y-8GX-12という別名で「ハイ・ニュー」の指定シリーズに属するY-9LGは、2017年の終わり頃に衛星画像で確認されていたが、それ以降はまれにしか目撃されていない。しかし2023年初頭、同機がやっと中国人民解放軍空軍(PLAAF)で就役したとの報告があった。  Y-9LGの運用部隊は、南部戦区司令部傘下の貴陽-雷荘基地に拠点を置く第58航空連隊の第20特殊部隊だと報告されている。同部隊は、戦略的に重要な南シナ海の防衛を担当しているが、台湾に対する主要作戦にも関与する可能性が高いと思われる。  Y-9LGで最も顕著な特徴は、KJ-200 AEW&Cタイプと同様の「バランスビーム」レーダーアンテナが機体上部に搭載されていることだ。しかし、KJ-200にはフェーズド・アレイ方式の早期警戒レーダーが搭載されているのに対し、Y-9LGの「バランスビーム」には攻撃能力を持つアレイが搭載されていると見られる。...