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ボーイングF-15EXがロッキード・マーチンF-22の代わりになる(The National Interest)

  航 空宇宙大手ボーイングがアメリカ空軍のために将来のF-47第6世代戦闘機を生産することが発表さた。  先進的な新型戦闘機は、ロッキード・マーチンF-22ラプターと交代する次世代航空優勢(NGAD)プログラムでの中心的なシステム・オブ・システムとなる。  ただし、ボーイングは、アップグレード型F-15EXイーグルIIの生産を継続しており、オレゴン州空軍第142飛行隊に配備される予定の3機目のF-15EXが完成した。同機は今月初めに初飛行を行った。 イーグルIIの戦闘準備完了  イーグルIIは、昨年夏に完了した初期ロット1Aと1Bの納入で8機製造された。  今月初め、国際的な軍事アナリスト会社ジェーンズによると、最初の6機のF-15EXは「フロリダのエグリン空軍基地(AFB)での開発試験」のために送られ、2機はオレゴン州ポートランドにある同型機の最初の運用基地に引き渡され、オレゴン州空軍(ANG)の第142飛行隊が運用することになった。 F-15EXは準備万端か? ボーイングは、1970年代に就役したF-15イーグルのアップグレード版であるF-15EXは21世紀の米空軍に理想な機体と宣伝している。  「F-15EXは、業界をリードする航続距離、ペイロード、速度を維持しながら、最先端の新技術の開発を強化している。EXの再設計は、脅威がますます多様化し、機敏になる複雑な戦闘空間で効果的に活動する必要性によって推進されている」とボーイングは説明しており、同時に同機が「戦闘空間を指揮統制するために、将来の協働戦闘機(CCA)と同期する現実的な成長経路を提供することができる」と強調している。  ステルスや他の第5世代能力こそないが、2人乗りのF-15EXは米空軍独自の先進能力を提供する。これには、新しいフライ・バイ・ワイヤ飛行制御装置、改良された武器ステーション、強化された電子戦スイート、先進的なレーダーとコンピューター、コンフォーマル燃料タンク、強化された機体などが含まれる。  イーグルIIはまた、旧式のF-15Eよりペイロードが28%大きく先進的な兵器を搭載できる。 最低限の訓練で使用可能に 同時に、イーグルIでのI移行訓練は最小限ですむ。さらに、イーグルIIは、精密空対地打撃を行うことができる一方で、高価値資産の護衛やミサイル脅威に対抗するための航空優勢の役割...

三沢基地にF-35AがワイルドウィーゼルF-16と交代、嘉手納にはF-15EX初の実戦部隊が展開する

    相次ぐ新型機材の配備で日本から運用される米空軍の戦力は大きく変わりそうですね。前線基地としての日本が重要である証拠でしょう。というと左巻きの人たちがすぐ戦争だと騒ぎそうですが、抑止力としての存在であることにいつになったら気づくのでしょうか。The War Zoneが伝えています。 米 空軍のF-35AやF-15EXイーグルIIが日本で初めて前方配備されることを含め、日本における米軍の航空態勢が今後大きく変化する。 米国防総省は、米空軍がF-35A統合打撃戦闘機を日本に前方配備すると発表した。ステルスF-35Aは、同軍が現在日本に配備しているF-16ヴァイパーに交代する。海兵隊も同国に展開中のF-35B部隊にも変更を加える。 さらに国防総省は、空軍がF-15EXイーグルII戦闘機を沖縄の嘉手納基地に配備することを確認した。本誌は、オレゴン州空軍第142飛行隊の司令官との独占インタビューで計画の詳細と内部情報を初めて入手した。第142飛行隊は、イーグルIIを手に入れる最初の作戦部隊であり、新型戦闘機を日本に届けるプロセスを支援する。 国防総省(DoD)は本日未明、日本における航空部隊の態勢変更を発表した。国防総省によれば、これは日本におけるプレゼンスを近代化する広範な取り組みの一環であり、「今後数年にわたり」実施され、「100億ドル以上の投資規模」となるという。これらすべては、太平洋地域における中国とのハイエンドな衝突の可能性に備え、米軍全体が準備を進める背景で行われる。 国防総省のプレスリリースによると、「米空軍はまた、三沢基地におけるプレゼンスを36機のF-16から48機のF-35Aにアップグレードし、戦術機の能力と能力を向上させる。「海兵隊岩国基地(MCAS)では、海兵隊の部隊設計近代化を支援するため、F-35Bの機体数を変更する。米海兵隊は、日本の防衛を支援するために必要な能力を確保するため、MCAS岩国における航空機の永続的かつローテーション的なプレゼンスを維持し続ける。 「米空軍は、F-15C/D48機に代わる36機のF-15EXを配備することで、嘉手納基地におけるプレゼンスをアップグレードする。「統合軍はこの移行期間中、嘉手納基地で第4世代と第5世代の戦術機のローテーションプレゼンスを維持し続ける。 三沢基地にある空軍のF-16バ...

F-15EXのテスト部隊がEagle IIを準備中。空対空、空対地、電子戦、ドローン制御....さらにミサイル多数の搭載など同機のポテンシャルは高い。

  The War Zone記事からのご紹介ですが、F-15EXをテスト中のエグリン基地に乗り込みテスト要員から話を聞いています。見かけは従来型ノF-15と同じでも中身は全く違うことがインタビューからわかりますが、もっと驚くのは機内にiPadを持ち込んで運用していることです。記事ではどの機種なのかわかりませんが、iPad Proだとは思いますが、無印iPadだったら本当にびっくりですね。また、イーグルIIが最初から複座型になっているのも将来のミッション拡大を見越したものであり、ついにミサイルトラックとなり最大12発を搭載するという力持ちぶりも将来の楽しみです。とはいえ、調達機数が100機を割り込むというのはさみしい話ですね。記事にはボーイングがスポンサーとなっていますが、下の注にあるように同社は編集に介入していないとのことです。こういう筋を通すところも米国のメディアの強みですね。嘉手納への部隊展開はいつになるのでしょうか楽しみです。    USAF/SSGT BLAKE WILES 長距離キルチェーン、超大型兵器、ドローンチーミングなど、あらゆる同機のミッションには多様な可能性がある 米 空軍が最新戦闘機ボーイングF-15EXイーグルIIについて、従来より幅広い任務の可能性を視野に入れている。それらの将来的なミッションには、F-15EXをコマンド・アンド・コントロール・ノードとして運用することや、大型兵器のプラットフォームとして運用すること、そして、有人-無人チーム編成コンセプトにおける重要なイネーブラとして運用することなどが含まれる可能性がある。本誌はF-15EXの試験活動の中心地であるエグリン基地を訪れ、米空軍の試験担当者がイーグルIIが将来担う可能性のある追加能力の準備のために何を行っているかを直接取材した。 フロリダ州エグリン空軍基地のF-15EX複合試験チームにとって最初の重点は、戦闘機の初期実戦投入であり、新型イーグルIIが航空州兵部隊(ANG)の老朽化したF-15Cに代わる機体としてふさわしいのか、準備が整っているかを確認することだった。エグリン空軍基地の第85試験評価飛行隊(TES)"スカルズ "に所属するF-15EXパイロット、アーロン・"カミカゼ"・エシュケナージ少佐は、「アメリカ空軍は、単座F-15C飛行...

F-15EX調達に警戒するロッキードと議会ロビイストの戦いが始まった

Lockheed Martin is Waging War on Boeing’s F-15EX  ロッキード・マーティンがボーイングF-15EXに宣戦布告 U.S. AIR FORCE PHOTO BY STAFF SGT. CLAYTON CUPIT BY MARCUS WEISGERBERGLOBAL BUSINESS EDITOR READ BIO MARCH 15, 2019 https://www.defenseone.com/business/2019/03/lockheed-martin-waging-war-boeings-f-15ex/155598/?oref=d-river The F-35 makers sees the Pentagon’s plans to buy new F-15s for the first time in 19 years as a threat. F-35生産関連企業にとってペンタゴンが新規生産F-15導入を決めたのは19年間ではじめての脅威となった F -35共用打撃戦闘機はネヴァダ上空の空戦演習で旧型機を次々に獲物にしたといわれる。その中に104対ゼロと圧倒的な実績を誇るF-15も含む。この二機種が今や熾烈なドッグファイトに向かう。ただし、ミサイルや銃は使わない。 ロッキード・マーティン F-35と ボーイング F-15EXの戦いを演じるのは議会内外のロビイストでペンタゴンの2020年度予算要求が戦いの口火を切る。今後10年間で数百億ドルが手に入るかの瀬戸際だ。 今週ペンタゴンから新規製造F-15を2001年以来初めて調達するとの発表があったが、空軍トップは2週間前にどうしても必要な機材ではないと発言している。ほぼ二十年近く、空軍はいわゆる第四世代の調達はしないと公言し、ステルスの第5世代機導入を優先してきた。 今回のF-15調達は小規模で2020年に8機、2024年までに80機だ。反面F-35は2020年に78機でうち48機が空軍向けだ。 だがペンタゴンの予算関連書類から空軍はF-15を今後10年で数百機調達する構想がわかる。まず144機を冷戦時のF-15Cに交替させる。さらにF-15C/DやF-15Eの更新も視野に...