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2026年5月31日日曜日

A400Mで山火事消火を目指すスペイン―日本でも山林火事は無視できない災害で、C-130Hが退役したら消防庁に移転し、山火事消火飛行隊を編成してはいかがでしょうか

 

a400A400M 提供:エアバス・ディフェンス・アンド・スペース

山火事消火にA400Mが加わる(スペイン)

中消火システムを搭載したエアバスA400M輸送機が、今年、スペインの山火事消火能力を強化すると、ペドロ・サンチェス首相が確認した。

スペインの消火装備にA400Mが加わることで、同国は初めて大型空中消火能力を獲得し、スペインの空中消火の能力が拡大することになる。

「我々は、15機の水陸両用機、新型エアバスA400の消火装備、そして新型チヌークヘリコプター4機とクーガーヘリコプター2機を保有することになる」と、サンチェス首相は5月21日、トレホン空軍基地で行われた2026年度森林火災予防キャンペーンの発表会で述べた。

サンチェス首相は、最大2万リットルの水または消火剤を投下可能なこのシステムを、A400Mの何機に搭載するかについては言及しなかった。比較すると、デ・ハビランド・カナダ製CL-415は最大6,000リットルの投下が可能だ。

スペインは昨年、史上最悪級の山火事シーズンを経験し、35万ヘクタールが焼失した。

「山火事は毎年、私たちを襲い、残念ながら勢いと猛威は増すばかりだ。発生時期が早まり、攻撃的になり、消火活動もより困難になっている」(サンチェス首相)。

スペイン空軍のA400M導入は、国内の消火能力強化の一環であると彼は述べた。

エアバスは数年にわたり、A400M用のロールオン・ロールオフ式消火システムの開発に取り組んできた。昨年、このシステムは森林火災消火装備の評価を認可されているフランスの機関「セレン(Ceren)」によって試験された。スペイン空軍は、このプロジェクトに技術顧問として関与している。■

トニー・オズボーン

ロンドンを拠点とするトニーは、欧州の防衛プログラムを担当している。2012年11月に『エイビエーション・ウィーク』に入社する前は、シェパード・メディア・グループに在籍し、『Rotorhub』誌および『Defence Helicopter』誌の副編集長を務めていた。


A400M Joins Spanish Wildfire Firefighting Capability

Tony Osborne May 26, 2026

https://aviationweek.com/defense/multi-mission-aircraft/a400m-joins-spanish-wildfire-firefighting-capability


2015年11月28日土曜日

★進化し続けるイージス、ルーマニアのイージスアショア稼動開始近づく、ベースライン9、各国の動向

カタカナ表記が嫌いなためこれまで陸上イージスなどとお伝えしてきましたが、今回からイージスアショアと記すことにします。イージスはどんどん進化してきているのですね。それにしても日本がミサイル防衛の最前線基地になっていることはわれわれも改めて認識しないといけません。

「USNI News」の画像検索結果Aegis Ashore in Romania Set For Dec. 31 Lightoff; BMD, SM-6 Nearing Full Fielding

November 27, 2015 7:35 AM            
                                   
A Raytheon SM-6 launched from an Aegis guided missile destroyer. US Navy Photo
レイセオン製SM-6の米海軍イージス艦からの発射テスト。 US Navy Photo

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イージス戦闘システム事業に重要な転換点が訪れそうだ。初の陸上配備イージスアショアの稼動開始、ベースライン9の配備開始、海外向け有償軍事援助(FMS)が数件進行中だ。
  1. イージスアショア初の設置はルーマニアで12月31日に電源を入れると統合戦闘システムズを統括するジョン・ヒル海軍少将はUSNI Newsに11月24日述べた。
  2. ヒル少将によれば同イージスシステムは認証ずみで実弾装てんの準備ができた。
  3. 「艦艇と同じ扱いをしている」と同少将は述べた。陸上設置工事はすでに検査試行が終わっており、残る機械類用スペースも完成しているという。最終検査終了後にいよいよ施設が稼動開始となる。またミサイル防衛庁が技術能力宣言(TCD)を行う予定で、これは初期作戦能力獲得(IOC)と同等とヒルは説明した。
  4. これとは別にイージスシステム全体があたらしい段階に移行する。ペースライン9の配備が始まるためだ。ベースライン9には統合防空・ミサイル迎撃 Integrated Air and Missile Defense (IAMD) 能力が加わり、弾道ミサイル迎撃と対空戦を同時に行うことが可能となり、海軍統合火器管制防空(NIFC-CA) 関連の装備にも接続される。
  5. 「配備準備ができた。まずUSSベンフォールド(DDG-65)とUSSバリー(DDG-52)が搭載し横須賀に向け航行中だ」(同少将)
  6. 「横須賀にはUSSチャンセラーズヴィル(CG-62)がすでに展開中で、運用テスト結果にたいへん喜んでいる」と上記駆逐艦二隻が作戦行動に入れるようになったことをさしている。
  7. 同時に「スタンダードミサイル-6の継続作戦能力テスト評価をまとめようとしており、来年春までにベースライン9は完全に稼動開始する」とヒル少将は続けた。
  8. 「艦隊には昨年から導入開始しているが、今回の能力向上は内容から見て大きな一歩だ」
  9. イージスの能力向上を目指すのは米海軍だけではないとヒル少将は述べ、進行中のFMS案件に注意を喚起した。日本のイージス駆逐艦近代改修事業が取り上げられることが多いが、スペインとオーストラリア各海軍の改修も半ばに差しかかっている。
  10. ヒル少将によれば米海軍はオーストラリア・アデレードに米海軍士官を常駐させており、来年春に予定されるオーストラリア初のイージス艦のシステム稼動開始を支援しているという。
  11. またスペイン海軍は時刻イージス艦にBMD能力を付与す改修を検討中だ。ヒル少将はスペイン海軍にはイージス戦闘システムを搭載した艦があり、そのうち一隻に応急改修をして弾道ミサイル追尾の海上公試を行わたという。その結果が良好だったため、スペイン海軍はBMD能力付与に関心を示しているのだという。FMSにより改修を実施するのは「ほぼ確実」とヒル少将は見ている。■