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2026年8月20日木曜日

ロシアの不穏な動きを受け、米NATOが警戒態勢を強化―新鋭EW機材EA-37BコンパスコールIIがカリーニングラード付近を飛行―ロシアがなんらかの挑発行動をNATO加盟国に試みるとの予想。日本も心配になる事態です

 A U.S. Air Force EA-37B Compass Call electronic warfare jet was part of a specialized air package flying near the Russian Kaliningrad enclave on Tuesday.

(Matt Belcher)

EA-37Bが偵察・電子戦パッケージでロシアの飛び地カリーニングラード国境沿いを飛行した

EA-37B Flew Along Kaliningrad Border As Part Of “Specialized” Recon, EW Flight Package

米空軍の新型電子戦機EA-37B「コンパス・コール」は、ロシアの戦略的軍事前哨基地のすぐそばを飛行し、NATOによる大規模な作戦の一環として参加した

国空軍の新型EA-37B「コンパス・コール」電子戦機が火曜日、ロシアのカリーニングラード飛地付近に姿を現した。この飛行は、ポーランドとリトアニアに隣接する戦略的なバルト海突出部付近で展開された、米国およびNATOの偵察・電子戦機、ならびにポーランド陸軍による大規模な部隊展開の一環であった。同地域におけるロシアの侵略的行動の増加に対する懸念の高まり――NATO加盟国に対する限定的な軍事行動の可能性への懸念や、バルト海におけるロシア海軍の作戦活動への懸念を含む――を背景に行われた。しかし、NATOはこの航空任務を「日常的なものであり、特定の事象への反応ではない」としている。

「2026年8月18日、NATOはカリーニングラード州近郊のバルト海上空に、専門的な偵察・電子戦飛行部隊を展開した」と、ポーランド軍当局者は水曜日に本誌に語った。「この作戦には、ギリシャからポーランドのポヴィツへ移送された、めったに見られない米国の電子戦機EA-37B『コンパス・コールII』が投入され、E-3 AWACSおよびARTEMIS II監視機と共同活動した。」

「オペレーション・エピック・フューリー」に参加した後、英国のRAFフェアフォードに到着する電子戦機EA-37B「コンパス・コール」。(マット・ベルチャー)

作戦の詳細について話すため匿名を条件としたこのポーランド軍関係者は、ポーランド陸軍の役割やその兵力、装備状況などに関する追加情報の提供を拒否した。

水曜日、NATO当局者は当メディアに対し、現在も継続中のこの活動は同盟国によるものであり、NATOではなく米国が指揮を執っていると明らかにした。本誌は、さらなる詳細について、在欧州・アフリカ米空軍(USAFE)に問い合わせをした。

火曜日にオープンソースのフライトトラッカーがカリーニングラード近郊での航空活動の増加を検知したことを受け、本誌はNATOの広報担当官マーティ・オドネル大佐にコメントを求めた。

「NATOは防衛同盟であり、同盟国は常に防衛能力を磨き続けている」と大佐は説明した。「本日、バルト海地域で行われている、米国およびノルウェーの戦闘機、ポーランドの地上部隊、NATOのE-3A空中早期警戒管制機(AWACS)などが参加し、米国が統括する同盟軍の活動は、この取り組みの一例である。」

カリーニングラード近郊でのNATO機の活動は、決して珍しいことではない。ロシア本土から隔絶され、2つのNATO加盟国とバルト海に挟まれたこの飛び地は、ロシア軍の重要な前哨基地で、核搭載可能な弾道ミサイル、対艦ミサイル、数個飛行隊の戦術戦闘機、そして数千人の兵士が駐留している。また、この地域は、ロシアによ電子戦活動の拠点としても悪名高い。

しかし、この上空でEA-37Bが活動していることが注目に値する。報道によると、高度に専門化された機体がこの飛び地の近くに出現したのは今回が初めてだという。オンラインのフライトトラッカーによると、火曜日に同機はカリーニングラード近郊のポーランド領空で2時間近く周回飛行を行っていた。

パズルの最後のピースとなるのが「SHOCK55」、すなわち米空軍所属のEA-37Bコンパス・コールだ。

重要な点として(そして常に誤解を招きやすい点だが…)、これは電波偵察機ではなく、電子戦機である。4/ pic.twitter.com/RIUbdw41Xf

— Dawid Kamizela (@DawidKamizela) 2026年8月18日

大幅に改造されたガルフストリームG550ビジネスジェットのこの機体は、当初イスラエル国防軍向けに開発されたコンフォーマル空中早期警戒(CAEW)構成を採用している。同機は強力な能動型電子走査アレイを搭載し、敵のレーダーや通信システムに対するものを含め、重要な遠距離妨害支援を提供する。また、EA-37Bは、さまざまな種類の発信源を検知・追跡し、その位置を特定する能力を備えているため、副次的な情報・監視・偵察(ISR)機能も有している。

空軍は、老朽化が進み、機数が減ってきたターボプロップ機EC-130H「コンパス・コール」(現存はわずか4機)を置き換えるため、このジェット機を10機調達する。第43電子戦飛行隊は、2025年5月2日にEA-37Bによる初の訓練飛行を実施し、「オペレーション・エピック・フューリー」において初の戦闘任務を遂行した。

「コンパス・コール」は、世界最強とまでは言わないまでも、強力な空中電子戦プラットフォームであり、この飛び地にいるロシア軍を「目隠し」し「耳を塞ぐ」ことは、不測の事態において同地に配備された戦力が及ぼし得る軍事的影響を最小限に抑える上で極めて重要となる。

「オペレーション・エピック・フューリー」への参加を終え、英国のRAFフェアフォードに着陸する電子戦機EA-37B「コンパス・コール」。(マット・ベルチャー)

本記事の前半で述べたように、NATOはこの活動を軽視しているものの、同地域におけるロシアの行動に懸念が高まる中、ウクライナで依然として激化する戦争を背景に行われている。

今週初め、ロシアのフリゲート艦『アドミラル・カサトノフ』が、ロシアの浮体式貯蔵・生産船『ポルトヴィイ』を護衛しバルト海を通過したとザ・テレグラフが伝えている。これはここ数週間で同地域におけるロシア軍艦の2度目の通過であり、欧州当局によるロシアの「影の船団」船舶の差し押さえを受けて、エナジー輸送を保護するモスクワの取り組みの一環であると、ロシアの独立系ニュースメディア『ザ・インサイダー』が指摘した

先週、『ウォール・ストリート・ジャーナル』は以下報じた。「サイバー攻撃から小規模な陸上侵攻に至るまでのシナリオを想定した新たな米情報報告書によると、ウラジーミル・プーチン大統領は、今後数年のうちに同盟国に対する限定的な攻撃を行い、NATOの決意を試す可能性がある」。

同紙はさらに、「米国や欧州の指導者たちは、ポーランドに落下したロシア製巡航ミサイルやルーマニアに侵入したドローンなど、NATOの決意を試すロシアによる探査攻撃の兆候をますます強く認識している」と付け加えた。

先月、リトアニア大統領はロシアがバルト三国やポーランドの重要インフラに対する攻撃を計画している可能性があるとの見解を情報機関分析を元に示した。

「ギタナス・ナウセダ大統領は、当局が、リトアニアと欧州の電力網を結ぶ施設を含め、同国のエナジー・交通システムを混乱させる可能性のある攻撃のリスクを監視していると述べた」と、『ザ・ヒル』が報じた

NATOは、現在行われている航空活動と具体的なロシアの脅威や艦船の動きとの間に関連性はないとしているが、ポーランド軍当局者は異なる見解を示した。

「NATOの公式声明は演習を米国の監督下で行われる通常の防衛能力強化措置として位置づけている」と同当局者は指摘した。「しかし、専門家の分析によれば、この展開はバルト地域におけるロシアの潜在的な挑発行為を阻止することが目的だ。」

カリーニングラード周辺で現在行われている米国・NATOによる航空活動が、あとどれほど続くかは不明だ。いずれにせよ、戦略的に極めて重要なこの飛び地の国境沿いで「コンパス・コール」が実施されたことは、ロシアに対する明確なメッセージとなる。■

ハワード・アルトマン

シニア・スタッフライター

ハワードは『TWZ』のシニア・スタッフライターである。紛争について頻繁に執筆しており、特に中東とウクライナに重点を置いているほか、世界中の軍事・諜報当局者や業界リーダーへのインタビューも行っている。彼は、米中央軍および米特殊作戦司令部の本拠地であるフロリダ州タンパ近郊に住んでいる。


2026年8月19日水曜日

在韓第7空軍は北朝鮮・中国の航空脅威を食い止める厳しい任務に直面中 ― 抑止効果が問われる中スーパー飛行隊構想を実施中

 


在韓第7空軍は中国・北朝鮮をめぐり厳しい任務に直面する

New 7th Air Force Chief Faces Tough China, North Korea Air Mission


7空軍の次期司令官は、北朝鮮や中国から迫り来る脅威を食い止めるため、第4世代戦闘機に依存しつつ、過酷な任務に直面する。

最近昇進したデビッド・G・シューメーカー中将 Lt. Gen. David G. Shoemakerは、第7空軍司令部が置かれている韓国・烏山(オサン)空軍基地で8月7日に行われた式典において、この要職の指揮を執った。

第7空軍司令官としてシューメーカー中将は、烏山にある第51戦闘航空団と、群山(クンサン)にある第8戦闘航空団を統括する。これらの部隊は、F-16に加え、同盟国である韓国のF-35も運用する。また、空軍は、F-16をクンサンからオサンへ集約し、大規模な飛行隊の方が戦闘機の出撃や維持管理をより効率的に行えるかどうか検証した、数年間にわたる一連の「スーパー飛行隊」実験から得られた教訓も取り入れている。

シューメーカー中将は空軍戦闘コマンドの作戦部長を務めていた。3,900飛行時間以上の経験を持つベテランF-16パイロットであり、「ブラック・ウィドウズ」の愛称で知られる第421戦闘飛行隊や、「ウルフ・パック」の愛称を持つ第8戦闘航空団などを指揮してきた。

同中将は1994年に空軍士官学校を卒業し、任官後、当初は航空監視将校として勤務した。

第7空軍は現在、F-35 ライトニングIIF-22 ラプターといった米国の第5世代戦闘機はローテーション配備に依存している。F-35は直近では2025年8月、「ウルチ・フリーダム・シールド」演習で朝鮮半島に展開しており、演習には10機が参加した。また、2024年には、第19遠征戦闘飛行隊および第199遠征戦闘飛行隊所属のF-22が大韓民国のF-35とドッグファイトの訓練を行った。

2025年11月19日、大韓民国のオサン空軍基地のフライトラインに、第35戦闘飛行隊に配属されたF-16ファイティング・ファルコンが駐機している。これらの航空機は、即応態勢と出撃能力を強化することを目的とした、より大規模な戦力態勢の転換の一環である。(米空軍写真:サラ・ウィリアムズ曹長)

韓国と中国

第5世代戦闘機不足とローテーションへの依存は、韓国だけでなく、米国の先進的な空軍力にとっての問題となっている。

トロイ・E・ミインク空軍長官は5月、日本の嘉手納空軍基地へのF-15EX(F-15の改良型)配備が予定より1年遅れており、2027年に到着する予定であると述べた。

三沢空軍基地は3月に初の常駐用F-35を4機受け入れたものの、任務遂行は依然としてF-16に依存している。

ミッチェル航空宇宙研究所の上級常駐研究員で、退役空軍大佐のジョン・「JV」・ベナブルは、北朝鮮、さらに広義には中国の軍事的野心を挫くためには、先進的な航空機による恒久的な展開が必要だと述べた。

「韓国は、第一列島線内に米国戦闘機を恒久的に配備できる2カ国のうちの1つだ」と、元F-16パイロット兼司令官であるベナブルは述べた。「韓国または日本に配備された戦闘機は、中国や北朝鮮による不意の行動が発生した直後に、これを阻止するために出撃できる。」

同氏は、その第一列島線の外側で次に近い拠点はハワイとアラスカであり、戦闘開始前にこれらの地域へ動員・展開するには少なくとも1日を要すると指摘した。

ミッチェル研究所の航空宇宙・中国研究担当上級研究員で退役海軍中佐のJ・マイケル・ダムは戦闘機が単に配備されていること自体に効果があることを指摘した。

「戦域に部隊が増えれば、たとえ朝鮮半島から戦闘を行わなくても、太平洋空軍(PACAF)司令官が短期間でそれらを動員できるようになる」とダムは述べ、空軍が太平洋地域で取り入れているより広範な「アジャイル・コンバット・エンプロイメント(Agile Combat Employment)」の概念に言及した。

「アジャイル・コンバット・エンプロイメント」とは、敵の攻撃を回避するために、航空機や要員を複数拠点に迅速に分散させる戦略である。

「もし韓国から撤退し、フィリピンや東南アジアの他の場所から飛行すれば、比較的短期間で現地に到達でき、それが抑止効果をもたらす可能性がある」とダムは続けた。「中国は、沖縄、横田、あるいはグアム以外の地域における米軍の存在も考慮せざるを得なくなる。」

2026年8月7日、大韓民国のオサン空軍基地で行われた第7空軍司令官交代式典で、次期第7空軍司令官に就任する米空軍のデビッド・シューメーカー中将が挨拶を行っている。(米空軍写真:サラ・ウィリアムズ上級曹長)

「スーパー飛行隊」

「スーパー飛行隊」実験は2段階で実施された。2024年の第1段階では、第8戦闘航空団およびその第80戦闘飛行隊と第35戦闘飛行隊が駐留するクンサン空軍基地から、第51戦闘航空団が駐留する北朝鮮国境から約50マイル離れたオサン空軍基地へ、F-16戦闘機9機と空軍兵士150名が移動した。

続いて、2025年10月から始まった第2段階では22機のF-16がクンサンからオサンへ移動し、オサンのF-16飛行隊に加え、クンサンからの戦闘機は計31機となった。

2025年7月の発表でブライス・ヒュー大尉は、この実験は「戦力最適化」試験と称され、より多くの戦闘力を生み出し、より効率的に運用することを目的としており、より大規模な部隊の方が戦闘機の運用と維持において効率的かどうかを検証するものだったと述べた。

「スーパー飛行隊」実験は当初10月まで実施される予定だったが、4月に太平洋空軍司令官ケビン・シュナイダー大将が早期に終了させた。空軍は、この試験から得られた教訓が「太平洋空軍(PACAF)および米空軍(USAF)のF-16運用体制全体における即応能力の向上に活かされている」と述べた。

F-16は、オサンおよびクンサンの両基地で従来の3飛行隊体制に戻った。

この「スーパー飛行隊」実験は、2025年6月に三沢空軍基地からオサンへ恒久的に移駐した2機のF-16とは別のものである。長期計画では、F-35が日本に配備されるに伴い、三沢のF-16全機が韓国へ移転することになっている。

オサン空軍基地の第51戦闘航空団に所属し、旧式のF-15C/DおよびA-10に代わって配備された三沢のF-16は、新型の能動電子走査アレイ(AESA)レーダーなどの性能向上が図られている。■


2026年8月16日日曜日

あの撃墜されたF-15Eではイランのドローンが飛行データを伝えていたのか―肝心のUSAFがなかなか情報開示してくれないので噂が先行してしまっています

 A U.S. Air Force F-15E Strike Eagle aircraft flies in the U.S. Central Command area of responsibility July 15, 2026.

U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Tiffany A. Emery


F-15E撃墜にイランのドローンが貢献していたのか?

Did Sensors On Iranian Drones Help Shoot Down F-15E?


イランはドローンを用いて米国の戦闘機を追跡し、位置、速度、進行方向をミサイル部隊に伝達していた

年4月にイラン上空で撃墜された米空軍のF-15E ストライク・イーグルを標的とするため、イランはドローンを活用したという報道がでてきた。ニューヨーク・タイムズの取材に応じた匿名の米軍高官によると、イラン側はロシアとの戦争におけるウクライナの戦術に着想を得た戦術を採用し、その結果、ストライク・イーグルの戦闘損失と、行方不明となった兵器システム担当官(WSO)を救出するための米特殊作戦部隊による大胆な作戦につながったという。

同高官は同紙に対し、国防総省が「イランのドローンが『F-15Eを標的とするのに役立った重要な情報』をイラン軍司令官に提供した」と結論付けたと語った。同高官によれば、これらのドローンのおかげで、イラン軍は同機のGPS位置情報、速度、進行方向を把握できたという。

ニューヨーク・タイムズによると、F-15Eの防御対抗措置システムは、中国製とみられる肩発射型ミサイルが命中するわずか0.5秒前に警告を発しただけだった。だがF-15Eには赤外線誘導式の脅威を検知するミサイル接近警報システム(MAWS)が搭載されていないため、警告は発せられなかったはずだ。

イラン国営メディアが公開した、撃墜されたF-15Eの尾翼の写真。イラン国営メディア

パイロットは脱出後間もなく救出されたが、その後、WSO(武器システムオペレーター)の捜索・救出に向け必死の努力が続いた。この救出作戦には、数百人の兵士、数十機の航空機が動員され、イラン国内の6カ所以上の地域で陽動作戦が展開された。この作戦では、空中でA-10攻撃機が1機失われたほか、地上ではMC-130J コマンドーII特殊作戦輸送機2機と、H-6リトルバード特殊作戦ヘリコプター数機が破壊された。

この最新の報告は、ストライク・イーグルのパイロットによる証言が報じられた後に明らかになった。同パイロットは、被弾した乗機から脱出する直前に、空中に「クラゲのような」ドローンの群れがあったと説明していた。CNN以前、この件に詳しい4人の匿名情報筋の話として、パイロットが「複数のドローンが互いに連結し、大きなドローンの下に脚のように小さなドローンが配置され、一体となって動いている」のを目撃したと報じていた。別の情報筋は同局に対し、同じパイロットが空中に「ドローンの地雷原」を目撃したと語ったと伝えた。

本誌は以前、一見奇妙な現象の背景にある可能性についてこちらで分析していた。

いずれも通常の注意点を踏まえる必要はあるものの、これら2つの報告を合わせると、4月3日にイラン南部上空で、同国との米・イスラエル戦争の最中に何が起こった可能性があるかについて、興味深い全体像が浮かび上がってくる。

入手可能な証言が部分的でさえ正確であれば、この情報は、イランが自国の領空に侵入したF-15Eを撃墜するために、ドローンをベースとした空中センサーを使用したことを示唆する全体像を徐々に描き出している。

これまでの報道では、目撃された「クラゲ」のようなドローンの群れが何らかのネットワーク化された編隊であった可能性が示唆されていた一方で、パイロットが脳震盪を負っており、実際に何を見たのかが不明確であった可能性も強調されていた。また、その地域で目撃された「クラゲ」とは無関係な別のドローンシステムが、実際にはF-15Eを発見した原因であり、両者は無関係の可能性も十分にある。

この時点で留意すべきは、「ドローン・スウォーム」という用語がメディア報道で大まかに使われているものの、多数のドローンが概ね協調した編隊で飛行しているからといって、必ずしもイランが高度な自律型協調スウォーム技術を保有していることを意味するわけではないという点だ。もっとも、その可能性を否定するのは難しいが。

イランの準公式通信社が公開した、F-15Eの墜落現場とみられる場所の写真。タスニム

ドローンスウォームに関する議論は興味深いものがあるが、カメラ搭載のドローン1機だけでも、ジェット機が特定の方向へ、おおよその速度と高度で飛行しているという警報を発することができたはずだ。一方、複数のセンサーを搭載したドローンを使用すれば、指揮官は比較的消耗しやすい空中センサーの分散型ネットワークを得ることができ、たとえそれが、せいぜい標的の特定を支援するために利用できる初歩的な状況認識情報に過ぎないとしても、航空機を検知できる可能性がある。

非対称かつ臨機応変な防空ソリューションとして、基本的なセンサーを搭載したドローンを用いて航空機を検知することは、特に、より高価で脆弱なレーダーやその他のセンサー、さらには指揮所などに依存するイランの防空体制が大部分破壊された場合には、代替手段として比較的強靭な選択肢となり得る。実際、米国とイスラエルによる大規模な攻撃の後、まさにそのような状況となった。とはいえ、ドローンによる探知ネットワークは、従来のシステムに比べれば能力がはるかに低く、何かを探知できるかどうかは運に大きく左右される。より高度でネットワーク化されたシステムであれば話は別だが、それにはより高いレベルの技術と、その背後にある複雑な指揮統制インフラが必要となる。

また、ドローンには、敵機のレーダーやその他の無線周波数放射を検知するためのペイロードを搭載することも可能であり、それによって敵機の存在を露呈させ、位置を特定できる可能性がある。これは、ドローンが広範囲にわたってネットワークを形成して活動している場合に特に当てはまる。地上局も同様の用途に使用できるが、高高度での見通し距離の利点や柔軟性、 、さらに空中デコイと連携して敵機のレーダーを誘引し、その位置を露呈させるといった利点を享受できない。

繰り返しになるが、この記事が正確であるとしても、ドローンに搭載されていたセンサーの種類や、追跡情報がどのように取得され、最終的に肩発射型ミサイルという比較的安価な兵器へと伝達されたのかについては、依然として多くの疑問が残る。しかし、敵機を検知・追跡するために用いられる単純な観測ネットワークは、軍事航空の黎明期にまで遡る「芸術」である。その一部を簡易なドローンに乗せて空中に展開させることは、決して複雑な成果とは言えない。

TEHRAN, IRAN - 2026/04/17: Two women members of the Basij paramilitary, affiliated with Iran's Revolutionary Guard, hold shoulder-fired missile during a parade of pro-government Iranian women. (Photo by Sobhan Farajvan/Pacific Press/LightRocket via Getty Images)

革命防衛隊傘下のイラン・バシージ民兵組織の女性隊員たちが、パレード中に肩発射式ミサイルを携行している。写真:Sobhan Farajvan/Pacific Press/LightRocket via Getty Images

F-15Eを撃墜したとみられる肩発射型ミサイルについては、イランにはこうした兵器が十分かつ広範囲に配備されており、「機会を捉えて使用する武器」として知られている。また、特にイランのその他の防空システムがすでに広範囲にわたって無力化されていたことを踏まえると、米軍やイスラエル軍の戦闘機が侵入することが分かっていた地域に、あらかじめ配置されていた可能性が高い。

ウクライナでの経験がイランの戦術形成に寄与したという主張も興味深い。これが特定のドローンベースのセンサーネットワークに関連するものなのか、それともより一般的なウクライナによるドローンの運用を指しているのかは不明である。



2026年1月22日、ロシアによるウクライナ侵攻のさなか、ドネツク地方で敵目標を攻撃するため、ドローン迎撃機の発射準備を行うウクライナ国家警備隊第18スロヴィャンスク旅団の兵士たち。写真:テティアナ・ジャファロヴァ/AFP

ウクライナは安価なドローンが、偵察、動きの検知、標的の追跡、防空活動の特定、そして高価な兵器の誘導支援をどのように行えるかを繰り返し実証してきた。これは、ドローン自体が攻撃手段として使用されたり、兵器を搭載したりすることに加え、さらなる利点である。ウクライナは迎撃用ドローンの先駆者でもあり、ドローンは空中観測員の役割も果たしている。イラン上空を飛行する米国やイスラエルのドローンがこれほど多い中、ウクライナからの迎撃用ドローンに関する教訓は、イランも見過ごすことはなかっただろう。特に、同国がいわゆる「ロイタリングSAM」を最初に開発・配備した国であることを考えればなおさらである。

一方、ウクライナ戦争からの教訓としては、高価で脆弱な解決策のみに依存するのではなく、比較的安価なセンサー、通信装置、デコイ、および射撃装置からなる多層ネットワークの価値を認識することが挙げられる。イランは従来の防空ネットワークが機能しなくなる事態を明らかに想定していたため、ドローンを用いて敵機を偵察するといった代替案は驚くべきことではない。

とはいえ、この新たな報告書と「クラゲ」の目撃情報が相まって、近年の最も劇的な空中戦の一つに、興味深くも依然として謎めいた新たな側面が加わった。■

トーマス・ニューディック

スタッフライター

トーマス・ニューディックはTWZのスタッフライターであり、軍事航空、防衛技術、兵器システム、国際安全保障を専門に取材している。ドイツのベルリンを拠点とし、世界中の紛争、軍事近代化の取り組み、新興の航空宇宙技術について報道しており、特に空軍力と現代戦争におけるその役割に強い関心を持っている。彼の報道は、特にヨーロッパにおける現代および歴史的な空軍力に関する深い専門知識に基づいており、欧州全域およびそれ以外の地域における軍用航空、空戦、航空宇宙技術の発展に焦点を当てている。


タイラー・ロゴウェイ

編集長

タイラーは軍事技術、戦略、そして外交政策の研究に情熱を注いでおり、防衛および国家安全保障の分野において、これらのトピックに関する有力な発信者としての地位を築いてきた。タイラーは、大人気の防衛サイトFoxtrot Alphaの創設者であり、その後TWZを立ち上げ、現在も編集長として率いている。


オリジナル版読者のコメント

  • あくまで素人考えですが、あのイーグルを撃墜するのにドローンが関与していたとしたら、仰天するでしょう。私の考えを変えるには、もっと情報や詳細、あるいは具体的な証拠が必要です。

    • なぜ? それほど複雑な話である必要はない――ジェット機が接近していることをオペレーターに少し早めに警告し、どの方向に向けるべきかを伝えるために、周辺を徘徊するドローンが数機いれば十分だ。

    • ジェット機に命中するのに0.5秒しかかからなかったのなら、それほど高い高度を飛んでいたわけではないはずだ。その地域はそこそこ起伏があり、十分な...

  • 粗末な手段であり、米国の空軍力を阻止するには不十分だが、イランに必要なのはたった一度の幸運だけだった。トランプ政権には、この「選択的な戦争」における犠牲を米国国民に受け入れさせる余地が事実上ゼロだったし、捕虜となったパイロットという恥辱は言うまでもない。この撃墜は実質的に

    • さらに驚くべきことは、この紛争において、このF-15のパイロットが撃墜されたのが今回が初めてではなかったということだ。

  • これは『ブラックホーク・ダウン』で、屋根の上で携帯電話を掲げていた少年を現代風にアレンジしたようなものだ。

  • 「いいえ、私たちは驚かなかった」と彼は言った。「実際に起きたのは、2つの軍種が互いに責任をなすり合っていたことであり、率直に言って、それが誰の任務であり、誰の役割責任であるかについて、誰も決定を下さなかったのだ。」

  • もしこれが本当に根本的な原因であるなら、これはハードウェアや戦術の失敗ではなかったことになる。ここで語られているのは…

  • これで、なぜクウェートの戦闘機1機があのF-15を撃墜したのか、もう少し説明がつく。パイロットは、自国を攻撃してきた機体を撃墜しているのだと思ったのかもしれない……。

  • あるいは、地上の無線交信を耳にして、自分が英雄になれると思ったのかもしれない……。

  • クウェートだからね。あそこでは油断が当たり前なんだ。過去10年間、そこで働いていた時、基地の警備について大騒ぎしたけど、返ってくる答えはいつも「ここでは絶対に何も起こらない」だった。彼らは身だしなみの基準や基地内でのスピード違反の方を気にかけている。なぜこんなことが起きたのかという政治的な背景については、私は……

  • 「国防総省は、今後、これがどの部隊の責任であるかを明確にすべきだった。私はその点でどちらの立場にも立たない。要するに、我々が決定を下したわけではなく、リスクを受け入れただけであり、率直に言って、今、その受け入れたリスクの代償を払っているのだ。空軍参謀総長は立ち上がり……

  • 国防総省が「戦争の霧」を今日のようなレベルまで全開にしている状況では、詳細を本当に信じるのは難しい。

2026年8月14日金曜日

米空軍の今後の戦力整備や課題についてミインク空軍長官インタビュー

 

未来の戦力をどう築くか:米空軍長官への独占インタビュー

Engineering the Future Force: Exclusive Interview with the Secretary of the U.S. Air Force

「EAAエアベンチャー・オシュコシュ2026」での独占インタビューで、空軍長官は、近代化、即応態勢、パイロット訓練、人工知能、宇宙軍の拡大、人材募集、そして米空軍の未来について語った

EAAエアベンチャー・オシュコシュ 2026には、実験航空機協会(EAA)によると、過去最多73万4,000人の航空ファンが詰めかけ、前年記録を3万人上回った。EAAによると、ウィットマン地域空港では7月16日から27日までの間に15,527回の航空機運航が記録され、運航時間帯の1時間あたりの平均離着陸回数は約101回に達した。

EAAエアベンチャーが開催される1週間、ウィットマン地域空港は世界一忙しい飛行場へ変貌を遂げる。同空港は1万機以上の航空機の一時的な拠点となり、手作りの自家製機やヴィンテージ機から、ウォーバード、最先端の航空宇宙技術に至るまで、航空のあらゆる側面を称える場となる。

展示の現代的な側面を後押しするように、米空軍は2026年の会場に圧倒的な存在感を示した。同空軍はランプを運用中の機材で埋め尽くし、来場者に戦闘機、輸送機、戦略機、練習機、さらに歴史的航空機を間近で鑑賞する機会を提供した。

第27代空軍長官トロイ・E・ミインク博士 USAF


今年のエアベンチャーに出席した上級指導者の一人に、第27代空軍長官のトロイ・E・ミインク博士Dr. Troy E. Meinkがいた。長官の訪問には、オシュコシュとの深い個人的なつながりがあった。 2機のP-51マスタングと編隊飛行を行い、自身のRV-8で到着した同氏は、軍務に就くずっと前から抱いていた航空への情熱について熱く語った。

そのつながりは、インタビューが始まるとすぐ明らかになった。航空への関心を最初に抱くきっかけを尋ねられ、ミインク博士は、1985年に大学生としてオシュコシュを訪れた際、P-51マスタングが低空飛行する特徴的な音を耳にしたことを思い出した。この体験が彼の関心をさらに深め、後に実験機の製作と操縦、空軍での航法士としての勤務、工学での高度な学位の取得、そしてキャリアの大部分を複雑な航空・宇宙システムの開発と管理に費やすことへとつながっていった。

会話は、長官の個人的な航空体験談にとどまらず、さらに幅広い話題へと広がった。ミインク博士は、今日の実戦準備態勢と明日の近代化とのバランスを取る難しさについて論じた。また、パイロット訓練におけるシミュレーションの役割の拡大、熟練した整備員の採用と定着の課題、物流および整備計画における人工知能の活用、STEM(科学・技術・工学・数学)啓発活動の重要性、そして不必要な官僚主義を削減しつつ調達スピードを向上させる必要性にも言及した。

ミインク博士は2025年5月、第27代空軍長官に就任した。同省の最高位の文官として、彼は米空軍および米宇宙軍の組織編成、訓練、装備を担当している。年間予算は2,460億ドルを超え、現役、州兵、予備役、文民職員を合わせて約68万人を支えている。

しかし、彼の経営的リーダーシップは実戦経験に裏打ちされている。1988年にROTC(予備役将校訓練課程)を経て任官したミインク博士は、KC-135の航法士および教官として空軍でのキャリアをスタートさせた。その後、国家偵察局(NRO)での勤務を含め、工学、研究開発、調達、国家安全保障の各分野で上級管理職を歴任した。工学の学士号、修士号、博士号を持つエンジニアとして、戦闘任務を含む100回以上の軍事出撃を経験し、2機の実験用航空機の設計、製造、操縦も手掛けた。

本誌は、EAAエアベンチャー・オシュコシュ2026の開催中に、ミインク博士へのインタビューを行う機会を得た。以下のインタビューでは、彼が航空との生涯にわたるつながりを形作った経験、空軍の近代化が直面する課題、そして空軍省の将来を決定づけるであろうと彼が考える人材、技術、組織的な変化について語っている。

2026年7月21日、ウィスコンシン州オシュコシュのウィットマン地域空港で開催されたEAAエアベンチャー・オシュコシュにおいて、トロイ・ミインク空軍長官がケン・ウィルスバック空軍参謀総長に挨拶を交わしている。エアショー会場では、ミインク長官は来場者やパイロットと交流し、トータル・フォースの募集担当者らと連携を深めるとともに、新入のエアマンおよびガーディアンたちの宣誓式を執り行った。(画像提供:米国空軍、撮影:アンソニー・ニン・ルクレレック技術軍曹)

トロイ・E・ミインク空軍長官へのインタビュー

本誌:エアベンチャーには、あらゆる世代、あらゆる航空分野の航空関係者が集まります。航空に興味を持つようになったきっかけは何でしたか?また、その情熱は空軍長官としてのキャリアにどのような影響を与えましたか?

面白いことに、飛行機に興味がなかった時期など、まったく記憶にありません。ごく幼い頃から、飛行機が大好きだった、あるいは少なくとも飛行機に魅了されていたことはわかっていました。また、軍、おそらくは空軍に奉仕したいともかなり早い段階でわかっていました。とはいえ、宇宙も大好きだったので、NASAも検討していました。

1985年、大学在学中に、農業用散布事業に携わっていた友人たちと一緒にオシュコシュを訪れました。彼らは毎年ここに来ていて、私を誘ってくれたのです。私たちはそれを大学のプログラムと組み合わせました。

駐車場で車から降り、ドアを開けた瞬間、信じられないような音が聞こえてきたのを覚えています。P-51が低空飛行をしていたのです。あの音は他に類を見ません。「あれは何だろう?」と思ったのを覚えています。そしてマスタングを見て、ただ「わあ」と感嘆しました。

その瞬間から、私はすっかり虜になりました。その後まもなく、私は超軽量機を自作し、長い間飛ばしていました。それは素晴らしい飛行機でした。オシュコシュが特別なのは、超軽量機や実験機からウォーバード、現代の戦闘機に至るまで、あらゆるものを体験できることですが、それだけでなく、ここにいる人々も特別な存在です。ここの航空コミュニティは、まさに信じられないほど素晴らしいものです。

サウスダコタ州エルズワース空軍基地を拠点とする第37爆撃飛行隊(「タイガース」)のB-1Bが、エアベンチャー2026での初となるデモンストレーション飛行中に、翼を広げた美しいトップサイド・パスを披露しています。(画像提供:ハワード・ジャーマン)

単に航空が好きだっただけから、そのあらゆる側面に関わりたいと思うようになった。バート・ルータンの「ヴァリエーズ」を含め、いくつかの実験機を自作し、1990年代初頭にはここで飛ばしたこともある。つい昨日の朝も、空港が開く前に、自分のRV-8を2機のP-51マスタングと編隊を組んでオシュコシュへ飛んだ。こうした体験は忘れられないものだ。

私は空軍の現役将校となりました。航法士を務めました。(自分の目を指さしながら、彼は簡潔に「視力検査」と付け加えました。) 第一次湾岸戦争の際、KC-135に乗ってアブダビから帰国した時のことを覚えています。英仏海峡を低空飛行し、ドーバーの白い断崖の上空を通過しました。それは壮観な光景でした。ちょうど日が昇り始めたところでした。

それから数週間後、私はオシュコシュに戻り、自分のヴァリエーズの翼の下でキャンプをしていた。スピーカーからは『ザ・ホワイト・クリフス・オブ・ドーバー』が流れ、皆を起こそうとしていた。その頃、飛行場周辺ではラジアルエンジンの回転音が次第に高まっていた。まさに「こんな光景、作り話じゃありえない」と思わずにはいられない瞬間の一つだった。

現役を退いた後も、私は空軍予備役に残り、学校に戻って航空宇宙工学の修士号を取得し、最終的にはカートランドにある空軍研究開発本部で研究業務に従事するようになった。その間も、ヴァリエーズであれ、テイラークラフトであれ、あるいは飛ぶ機会があればどんな機体であれ、飛行を続けた。

多くの人が気づいていないことの一つは、実験航空コミュニティからどれほど多くの革新が生まれてきたかということです。ヴァリエーズやランケアなど、複合材料を用いた航空機は、軍用機や民間機で複合材料が一般的になる何十年も前から飛行していました。今日の量産機に見られる技術の多くは、その起源を実験航空コミュニティに遡ることができます。それこそが、オシュコシュをこれほど特別なものにしている理由の一つなのです。

ウィスコンシン州空軍州兵第115戦闘航空団(ウィスコンシン州マディソン、トラックス・フィールド)所属のF-35AライトニングIIが、EAAエアベンチャー2026の初日に到着し、世界的なオシュコシュの舞台で地元の航空戦力を代表している。(画像提供:ハワード・ジャーマン)

近代化は長官の最優先課題の一つですが、それには現在の量産プログラムと将来の技術への投資とのバランスを取る必要があります。現在の作戦準備態勢と将来の技術への投資とのバランスを取る際、どのような原則に基づいて意思決定を行っているのでしょうか?

極めて難しい質問ですね。

制約条件が多すぎる問題のようです。バランスを取ろうとする変数が非常に多く、大きな課題です。これは軍全体で苦慮している問題ですが、近代化の性質や環境の変化の速さゆえに、おそらく他のどの軍種よりも空軍省が特にその課題に直面しているでしょう。

特に空軍省にとって、技術が変化しているこの時代――第二次世界大戦当時、P-51のような航空機からジェット時代へと一気に移行した時期以来、おそらくかつてないほど急速に変化している――に私たちが生きていることは疑いようがありません。

そしてもちろん、B-29も忘れてはなりません。

その通りです。それは技術進歩の驚くべき時代でした。しかし、私たちは再びその状況にあり、おそらくそれ以上に激しい変化の渦中にいるのです。

PACAF(太平洋空軍)が掲げる「太平洋におけるグローバル・リーチ」20周年という節目を象徴するように、ハワイ州ヒッカム空軍基地所属のC-17グローブマスターIII(機体番号05-5153)が、月曜日にオシュコシュを出発した。この大型輸送機は、「エアベンチャー2026」開催中、ボーイング・プラザの目玉として展示され、同地域における戦略的空輸能力とトータル・フォース統合の20周年を祝った。(画像提供:ハワード・ジャーマン)

米国は常に先を行かなければならない。米国は技術的優位性を維持する必要がある。その優位性は、国家安全保障の観点だけでなく、経済的安全保障の観点からも恩恵をもたらしてきた。それはまさにシステム全体の基盤となっている。

したがって、その優位性を維持するためには、近代化を継続しなければならない。同時に、ご指摘の通り、我々は今夜も明日も戦う能力を維持しなければならない。これは絶え間ないバランス調整です。部隊のあらゆる部分を、理想的に維持したいと考える即応レベルに保つことは、単純に不可能だ。つまり、世界中の作戦を支援するために、どの部隊に最高レベルの即応性を求めるかについて、困難な決断を下さなければならない。

こう言っておきたい。世界中の戦闘作戦を支援する我が空軍兵士やガーディアンたちの活躍は、まさに信じがたいほどだ。彼らは即応態勢にあり、並外れて優れた成果を上げている。しかし、その即応態勢の水準を維持するには、国防総省全体にわたる多大な努力が必要となる。

私の時間の相当な部分は、それを実現するために必要な資源を確保すべく、行政当局や議会と協力することに費やされている。

現在、空軍のほぼすべての任務分野――空中給油、空輸、核戦力の近代化、爆撃機、戦闘機、そして連携戦闘機材(CCA)――が同時に近代化を進めている時期にあります。これらの任務分野のすべてが、同時に近代化の過程にあるのです。

夜空を駆け抜ける米空軍のF-22ラプターが、EAAエアベンチャー2026の夕暮れ時の飛行デモンストレーションにおいて、2基のプラット・アンド・ホイットニーF119アフターバーナーを点火し、垂直上昇へと移行する。低圧の蒸気とスラスト・ベクタリング制御による劇的な演出は、米国を代表する第5世代制空戦闘機が持つ、比類なき多用途性能を際立たせている。(画像提供:ハワード・ジャーマン)

宇宙軍は、国家安全保障と経済安全保障の両方を支えるGPSやその他の重要システムの能力を近代化しています。同時に、これまで存在しなかった全く新しい任務分野を構築しています。私たちは、それらの能力をゼロから作り上げているのです。

ですから、これは途方もない挑戦です。仕事の一部は、最も必要とされる場所に資源を振り向けることですが、もう一つの大きな役割は、議会や米国国民と協力し、なぜそれらの追加資源が必要なのかを説明することです。

その通りです。それはあなたの時間の非常に大きな部分を占めていますね。

おそらく、私の時間の30パーセントは、それ以上かもしれないですが、現行予算と将来年度の予算のバランスを取ることに費やされています。この時期になると、おそらく50%近くまで増えるでしょう。リソースのバランス調整やプログラムの遂行を監督すること自体が、職務の重要な部分を占めています。

幸いなことに、この1年半の間にチームは驚異的な成果を上げてくれました。「センチネル」やその他のプログラムで抱えていた問題の多くは解決され、現在はそれらのプログラムを非常に順調に遂行しています。

F-47は、現政権が発足した際、多少停滞していたと思います。我々は同プログラムを再び軌道に乗せ、現在は非常に順調に進行していると考えています。B-21も順調に進展しており、現在、両方のCCA(戦闘機)を飛行させています。これらのプログラムを競争入札に開放し、新たな参入者を招き入れたことは、極めて良い成果をもたらしました。

空軍予備役司令部の作戦準備態勢を象徴するように、第303戦闘飛行隊のA-10Cが「エアベンチャー2026」に到着した。空軍の近代化が進む中、現役部隊、州兵、予備役部隊の融合は、トロイ・ミインク空軍副参謀総長にとって依然として最優先事項である。(画像提供:ハワード・ジャーマン)

宇宙軍側では、こうした分散型アーキテクチャへの移行が進む中、我々は目覚ましい進歩を遂げていると思います。しかし、結局のところ、最も難しいのは依然としてリソースのバランスを取ることです。

話題を変えますが、パイロット訓練に関するものです。今日のパイロットは、センサーフュージョン、ソフトウェア、ネットワーク化された運用に大きく依存するコックピットに乗り込んでいます。この新しい運用環境に備えるため、パイロット訓練はどのように進化しているのでしょうか?

シミュレーターや、すべてのシミュレーションを連携させる能力への重視が高まっています。これにより、部隊に入隊したばかりの新しいパイロットだけでなく、熟練したパイロットが技能を維持するためにも、はるかに複雑な訓練を実施できるようになります。多くの場合、それを実行するための空域がないため、現実の世界ではこうした種の作戦を単に実施することができません。

そこで、こうしたシナリオに対応できるよう、シミュレーターシステム内の機能拡充に多額の投資を行っています。また、実際の航空機を飛行させるよりもはるかに低コストであるため、この種の訓練に充てられるシミュレーターの運用時間は今後さらに増えるでしょう。

T-7Aプログラムの大きな目的の一つは、パイロットを訓練するため最先端のシミュレーターを導入することでした。その結果、訓練の大部分がシミュレーターで行われるようになり、実機では再現が極めて困難な非常に複雑なシナリオを練習できるようになります。実飛行では、そのような空域もなければ、そのレベルの複雑さを再現する能力もありません。これらはまさに、シミュレーターでなければ実現できない種類の演習なのです。

第80飛行訓練ウィング(FTW)所属の、欧州・NATO合同ジェットパイロット訓練(ENJJPT)用T-38C「タロン」2機が、オシュコシュから上昇している。テキサス州シェパード空軍基地を拠点とするこの多国籍飛行訓練プログラムは、将来の高リスク戦闘に向けた訓練を近代化するというトロイ・ミインク博士の戦略を重視している。(画像提供:ハワード・ジャーマン)

空軍は、多機能な航空要員や機動性の高い支援組織へ投資を継続しています。指導力および兵站の観点から、兵站支援が限られた分散した拠点から作戦を展開しながら、F-35やF-15EXといった高度なプラットフォームを維持管理できるよう、航空要員が適切な訓練を受け、装備を整えられるよう、どのように確保しているのでしょうか?

素晴らしい質問ですね。正直なところ、これこそが、このような場が非常に重要である理由の一つです。ここには、単にパイロットになるだけでなく、整備士になることにも関心を持っている多くの若者が集まっています。

それが、私たちが取り組んでいることの大きな部分です。すなわち、より多くの整備士を部隊に迎え入れ、整備要員のポストを増やし、必要な高度技能を身につけられるよう、整備士をより長く定着させることです。その目標を達成するために、国防総省全体で数多くの取り組みが進められています。

全く新しいプラットフォームであるB-21を導入する上で、特に重要です。この航空機を運用するには人員の大幅増員が必要であり、現在その実現に向けて取り組んでいます。

宇宙軍も同様の課題を抱えています。宇宙軍は全般的に著しく拡大中で、その成長の大部分は、単に部隊へより多くの人材を招き入れることにあります。

EAAエアベンチャー2026の会場で、第37爆撃飛行隊所属のB-1Bが、主翼を完全に後退させた状態で飛行ライン上を疾走した。会場で取材に応じた空軍長官のトロイ・E・ミインク博士は、この戦略爆撃機の圧倒的な姿と性能を称賛し、自身に深く根付く航空への情熱と生涯にわたる熱意を語った。(画像提供:ハワード・ジャーマン)

また、B-52やその他のプラットフォームにおいて、部品の需要予測や整備計画のために、AIを活用したロジスティクス支援をさらに活用し始めている。B-52については、これらの航空機を支援するために部品在庫や物流チェーンをより効果的に管理しただけで、すでに運用準備態勢の改善が見られています。こうした取り組みは今後も成果をもたらし続けるでしょう。

もう一つ非常に重要な分野は、新型プラットフォームにおいて、モジュラー・オープン・システム・アーキテクチャ(MOSA)を重視している点です。これは航空機本体だけでなく、関連する兵器システムにも及びます。保守性の向上に、これまで以上に重点が置かれています。

ステルス機は、その性質上、保守が困難です。そのため、B-21やF-47では、保守が容易な設計に重点が置かれています。これにより、整備員の作業負荷を軽減しつつ、航空機の運用可能率も向上させることができます。

「連携戦闘機材(CCA)」プログラムもその好例です。すでにCCAが演習に参加しており、民間航空会社が旅客機を回転させるのと同じような、極めて迅速なターンアラウンドを実現しています。

つまり、単に整備員の数を増やしたり、人員を拡充したりするだけではありません。そもそも、最初から整備が容易になる航空機を設計することこそが重要なのです。

巨大なC-5Mスーパーギャラクシー(機体番号86-0017)が、週半ばのオシュコシュからの力強い離陸の際、空を圧倒する存在感を放った。ドーバー空軍基地に配備されているこの機体は、エアベンチャー2026の目玉として展示された後、週末に到着する機体のための駐機場スペースを確保するために撤収された。この「スーパーギャラクシー」は、トータル・フォースの任務を円滑に遂行するために不可欠な、大規模な兵站および重整備インフラを体現している。(画像提供:ハワード・ジャーマン)

エアベンチャーは毎年、何千人もの若者たちに軍用航空の世界を紹介している。航空機の展示以上に、若い来場者が空軍と共に一日を過ごした後に、エアベンチャーのようなイベントから何を持ち帰ってほしいと願っていますか?

いくつかあります。

募集活動について言えば、空軍長官として非常に幸運に感じています。というのも、空軍と宇宙軍の両方が、今年はかなり早い段階で募集目標を達成したからです。これは、単に人数目標を達成することに注力しているのではなく、可能な限り優秀な人材を軍に引き入れることに注力していることを意味します。

先ほど話した通り、私たちは人類がこれまでに構築した中で最も複雑なシステムの一部を、設計、製造、運用、そして整備しています。ですから、単に十分な人数を確保することだけでなく、その仕事を遂行できる能力を持つ人材を確保することが重要なのです。このようなイベントに参加する際、私たちは、軍務に就くこと、そして航空や宇宙に関心を持つ人材を探しています。

まあ、ここにいる皆さんはすでに航空や宇宙に関心をお持ちですから、その点はすでにクリアされています。採用の観点から言えば、私たちが本当に目指しているのは、軍務に関心を持つ人々にアプローチし、利用可能なあらゆる機会を紹介することです。単にパイロットだけが目的ではありません。実際、パイロットは空軍の要員全体の中で比較的少ない割合にすぎません。

整備士も必要です。兵站の専門家も必要です。航空機の設計や近代化を行うエンジニアも必要です。ソフトウェアの専門家やサイバーセキュリティの専門家も必要です。だからこそ、ここでは現役、州兵、予備役の各部門から、さらには特殊作戦部隊の採用担当者まで、幅広い分野の採用担当者が集まっています。これは、軍務に興味がある方々に、追求できる多様な進路を紹介するためです。

米空軍の「ヘリテージ・フライト」は、第二次世界大戦当時のP-51Dマスタング「ハッピー・ジャックズ・ゴー・バギー」のプロペラ機から、第5世代戦闘機F-22ラプター、そして実戦で実力を証明したF-16ヴァイパーに至るまで、幅広い機体を網羅しています。緊密な編隊飛行は、80年以上にわたる航空史を鮮やかに示す見事なデモンストレーションでした。(画像提供:ハワード・ジャーマン)

これは教育の面でも重要な意味を持ちます。私自身の経験がまさにその好例です。私は工学の博士号を取得していますが、空軍省は、現役時代も、その後の文官時代も、私の教育費のほぼ全額を負担してくれました。高校卒業時の成績が十分ではなかったため、大学1年次に自分の実力を証明して、ようやく奨学金の受給資格を得ることができました。しかし、その後は空軍省が残りの教育費を負担してくれました。ですから、若者たちには、ここには途方もない機会が用意されているということを理解してほしいのです。本当に、ほぼ何でもできるのです。

ここを訪れる人々が航空や宇宙に関心を持っていることは、すでにわかっています。今重要なのは、軍務に就くことに興味がある人たちに、その機会の幅が実際にどれほど広いか理解してもらうことです。

この取り組みは非常にうまくいっています。エアベンチャーは世界最大級、おそらく世界最大の航空ショーの一つで、私たちにとって絶好の機会となっています。

今日の空軍は、ソフトウェア、サイバー作戦、人工知能、そして先端工学の専門知識に依存しています。入隊を検討している学生たちに、そうした機会をアピールするため空軍はどのように広報活動を適応させているのでしょうか?

そうですね、先ほど少しこの話題に触れましたが、もう一つ例を挙げましょう。私は中学と高校の両方でロボット工学の指導を行い、高校のロボットチームも率いていました。チームの指導に行くために、週に数回、こっそり仕事を抜け出していたものです。

フォートウェインの第163戦闘飛行隊「ブラックスネークス」所属のF-16Cファイティング・ファルコン(機体番号88-0501)が、EAAエアベンチャー2026に着陸した。同部隊がここ3年間でA-10からF-16のブロック40型への転換を完了したことは、空軍長官のトロイ・ミインク博士が頻繁に強調する優先事項である、航空機隊の近代化における重要なマイルストーンである。(画像提供:ハワード・ジャーマン)

こうした競技ロボットプログラムは、中学生や高校生にとって最も重要なSTEM活動の一つです。なぜなら、チームワークを教えながら、子供たちにSTEMへの興味を持たせるからです。

親に勧められて、あるいは友人に説得されてロボット工学を始めた生徒を、私がどれほど多く見てきたか、言葉では言い表せません。最初の大会では、彼らは「まあ…どうでもいいか」と思っているものです。しかし、ロボットが競い合う様子を見て、すっかり夢中になってしまいます。翌週には、すでにその世界に完全に没頭しているのです。

彼らはハードウェア、ソフトウェア、センサーフュージョンといった、まさに私たちが今日取り組んでいるすべての核心を学んでいます。これらのスキルは、軍事的な優位性を維持するだけでなく、わが国の経済競争力を維持するためにも不可欠なのです。

こうしたプログラムこそが、次世代を育成しているのです。今年初め、空軍は米国で開催された大規模なロボット競技会に参加しました。これは、近代化を推進する技術や運用・保守にすでに深い関心を持っている学生たちにアプローチする絶好の機会だからです。

同時に、若者たちが入隊した際に必要となるインフラを提供するため、我々は多角的な取り組みを進めています。例えば、今年の予算案では、コンピューティング能力の拡充に重点を置いています。

米国の軍事力投射の象徴であるB-52H「ストラトフォートレス」が、「エアベンチャー2026」に着陸した。マイノット空軍基地第5爆撃航空団所属の機体番号60-0012であるこの機体は、空軍の爆撃機部隊の驚異的な長寿命と継続的な近代化を如実に示しており、これはトロイ・ミインク空軍参謀総長との議論における重要なテーマの一つである。(画像提供:ハワード・ジャーマン)

AI開発を真剣に考えるなら、安全な計算環境を提供しなければならない。計算環境がなければ、プログラムは必要なリソースを確保できず、空軍兵やガーディアンを適切に訓練する方法も失われてしまうのです。

確かに、テスト環境の整備は極めて重要ですね。

その通りです。産業界に全面的に依存しないよう、ツールと環境を提供しなければならない。我々は、空軍兵士やガーディアンたちが自らこれらの能力を開発することを望んでいます。これは我々にとって大きな取り組みであり、それほど重要であるからこそ、それを実現するために多額の投資を行っています。

最後に、空軍の将来を見据えて、空軍長官としての在任期間において、空軍兵士や米国国民にどのような功績を最も結びつけてもらいたいとお考えですか?

そうですね、たくさんあります。最重要なものを考えようとしています。しかし正直に言えば、それらの成果のどれかが私と結びつけられるかどうかは、全く気にしていないのです。率直に言って、そんなことは一度も頭に浮かびません。私が気にかけているのは、それらを成し遂げることです。

私が着任した当時、センチネルICBMをはじめとするいくつかの極めて重要なプログラムが、困難な状況に陥っていました。私のキャリアの多くは、主要な調達プログラムや、それを支える運用システムに注がれてきました。ですから、それらのプログラムを軌道に戻すことは極めて重要です。それが私たちの未来だからです。もしそれらを正しく進められなければ、問題が生じるでしょう。

同時に、ハードウェア、センサー、自動化、通信、そしてITインフラをこれらのシステムに統合し続け、相互に連携できるようにしなければなりません。指揮統制(C2)の改善も必要です。太平洋地域を見れば、C2は我々の最大の課題の一つです。単に個々のプラットフォームを近代化するだけでなく、それらのシステムを接続し、情報を統合して、世界中のどこで活動していようとも部隊にデータを配信できるようにすることが重要です。これは絶対に不可欠なことです。

米空軍「ヴァイパー・デモンストレーション・チーム」所属のF-16Cが、アフターバーナー全開でショー会場上空を轟音を立てて飛び去る。サウスカロライナ州サムターのショー空軍基地を拠点とするこのジェット機は、EAAエアベンチャー・オシュコシュ2026での模擬爆撃飛行中、地上から発射された花火による黒い煙の壁を背景に捉えられている。(画像提供:ハワード・ジャーマン)

宇宙軍に関しては、以前は存在しなかった任務が数多くあります。国家安全保障と抑止力の両方の観点から、多くは空軍省内だけでなく、国防総省全体においても最も重要なプログラムの一つであると私は考えています。

これらのプログラムを量産段階に移行させ、実戦配備し、宇宙軍を拡大し、それらのシステムを運用する要員を育成することは、すべて不可欠です。我々が優位性を維持したいのであれば、これらの分野で成功を収めなければならないんです。

もう一つ主要な優先事項は、先ほど議論した通り、「今夜でも即座に戦闘できる能力」を維持することです。つまり、即応態勢の向上、航空機の運用可能率の向上、そして即応態勢の水準を、おそらく20年前、あるいは必要ならばそれ以前の水準まで回復させることです。また、適切な投資を行い、近代化の取り組みと現在の作戦任務の両方を遂行するために必要な人材を確保することも意味します。これらはまさに、私が最も多くの時間を費やしている分野です。

その大きな部分は、すべてを効率的に実行できるようにすることです。私は、官僚主義を削減し、システムの調達方法を改善すべきだと強く信じています。我々は調達の変革に多大な努力を注いでいますが、それは変革そのものが目的だからではなく、変革こそが先ほど述べたすべてのことを達成する手段だからです。より迅速かつ柔軟に対応できるよう、調達プロセスを簡素化しなければなりません。また、納税者の税金を賢明に使う責任も負っているため、効率性は主要な焦点です。

とはいえ、追加の資源が必要であることは疑いようがありません。だからこそ、これらの目標を達成するために必要な資金を確保するため、行政当局や議会と協力して多大な時間を費やしているのです。

それを成し遂げるために私には2年半があり、まさにそのことに全力を注いでいます。

本日はお話しできて光栄でした。私たちの聴衆と対話する時間を割いてくださり、誠にありがとうございました。

謝辞

本誌は、以下の皆様のご支援に感謝申し上げます:EAA広報部長 ディック・ナピンスキー氏、EAA上級広報スペシャリスト ドリュー・ステファニ氏、空軍長官広報顧問 カラ・A・ブーシー中佐、SecAF & CSAFエグゼクティブ・アクション・グループ(ワシントンD.C.、ペンタゴン)、空軍省長官室戦略広報部長 ノア・ワインリッチ氏。

さらに、ワシントンD.C.のペンタゴンに勤務する空軍長官トロイ・E・ミインク博士に、心より感謝申し上げます。


執筆:ハワード・ジャーマン

ハワード・ジャーマンは、米国を拠点とするフリーランスの航空研究者兼写真家です。主な専門分野は、防衛、諜報、兵器システム、監視です。35年以上にわたり、航空宇宙分野の歴史や運用に関する執筆、資料収集、写真撮影を行ってきました。