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F-117が開いたステルス機の歴史と今後の展望

コメントは下にあります。 Sad Stealth: Was the Lockheed Martin F-117 Nighthawk Retired Too Soon? 悲運のステルス、ロッキード・マーティンF-117ナイトホークの退役は早すぎたのか Or was it too old to be a threat? by Dave Majumdar March 24, 2019   Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: F-117 F-35 F-117 Stealth Fighter Military https://nationalinterest.org/blog/buzz/sad-stealth-was-lockheed-martin-f-117-nighthawk-retired-too-soon-48932 米 空軍で今後の戦力構造の検討が進む中、ステルスの進化過程をふりかえるのに意味があろう。はじまりは ロッキード・マーティン F-117ナイトホークだった。同機は2008年に退役したが今日でも有効活用できるだろうか。 中程度の脅威として例えばイランが相手なら可能だ。だがハイエンドのロシア、中国相手では疑わしい。技術はF-117の構想時から相当進歩している。 1970年代に開発が始まり、1983年に極秘裏に作戦投入可能となったF-117が新時代の扉を開き、その後数十年にわたる航空優勢を米国に確保した。皮肉にもナイトホークを実現した理論のルーツはソ連論文「ゆがみの物理理論における末端波形」であった。この論文はロシア人ピョートル・ヤコヴレヴィッチが1962年に発表したもののその後忘れられていた。ロッキードのスカンクワークス技術員デニス・オーヴァーホルサーがロシア物理学者の方程式の潜在可能性に着目した。 オーヴァーホルサーからスカンクワークスが絶望のダイヤモンドと呼ぶコンセプトが生まれた。その形状で驚くほどレーダー断面積減少効果があると判明した。そこでペンタゴンはロッキードに即座に契約を交付し、実証機ハブブルーHave Blueを製造させ高度残存可能試験機Experimental Survivable Testbed (XST)の実現をめざした。ペンタ

B-21調達は200機へ拡大の可能性、2030年代の米爆撃機構成を大胆に予測

Could the Air Force End Up with 200 New B-21 Stealth Bombers? 米空軍はB-21調達を200機まで拡大するのか It could happen. Here's how. 可能性はある。その場合はこうなる by David Axe Follow @daxe on TwitterL November 22, 2018   Topic: Security   Region: Americas   Blog Brand: The Buzz Tags: B-21 B-52 U.S. Air Force China Russia https://nationalinterest.org/blog/buzz/could-air-force-end-200-new-b-21-stealth-bombers-36817 米 空軍はB-21レイダー・ステルス爆撃機の運用基地の準備に入った。だがB-21の調達規模はいまだはっきりしない。 選ばれたのはティンカー空軍基地(オクラホマ州)で同機の整備拠点となることが11月16日の空軍発表からわかる。 ジョージア州のロビンス空軍基地、ユタ州のヒル空軍基地もティンカー基地を支援する。エドワーズ空軍基地(カリフォーニア)がテスト拠点となる。 この発表に何ら驚くべき情報はない。ティンカーは航空補給施設の主要基地で一万名ほどの軍民関係者がB-1B、B-52、KC-135、E-3やE-6の重整備にあたっている。エドワーズはテスト機の基地として空軍現有機ほぼ全部を運用してきた。 「各基地の活用でB-21の開発、運用が大きく前進する。B-21は長距離性能があり敵防空網を突破し重要任務をこなして十分生存できる機体である」と空軍は述べており、レイダー初号機は2020年代中頃の就役とある。 とはいえ空軍にB-21が何機揃うのかは今も不明だ。ペンタゴンは ノースロップ・グラマン のレイダー生産機数を時の経過につれて変更しており、2015年10月時点では80機から100機で総経費を200億ドル程度としていた。 だが空軍の2017年度予算要求では最低機数が100機に増えている。「今世紀通じて航空優勢確保の持続のため最低100機のB-21を調

米空軍が最大級バンカーバスター爆弾を追加製造発注。狙いは当然あの国か。

いかにも緊張緩和してしまったような錯覚が韓国にありますが、米国はちゃんと準備しています。ただし北朝鮮だけの想定ではなく、イランがここにきて注目をあつめそうですねえ。 USAF Orders More Upgraded Massive Ordnance Penetrator Bombs Amid Tensions with North Korea  北朝鮮と緊張高まる中、USAFが地中貫通爆弾を追加発注 The improved 33,000 pound bunker busters would be a key part of any "bloody nose" strike on the reclusive communist country . 33千ポンド 改良型 バンカーバスターが「鼻血」作戦に投入されるはずだ BY JOSEPH TREVITHICK  FEBRUARY 9, 2018 http://www.thedrive.com/the-war-zone/18376/usaf-orders-upgraded-massi ve-ordnance-penetrator-bombs-amid-tensions-with-north-korea USAF 米 空軍は最大級の通常爆弾GBU-57/B大規模地中貫通爆弾MOPを ボーイング に 21百万ドルで 製造させる。大型バンカーバスターは北朝鮮攻撃で必須装備となり弾道ミサイルや核兵器製造能力の破壊を目的で限定作戦に投入されるはずだ。地下施設を有するイランや中国も投入可能性のある場所だ。  空軍は契約交付を2018年2月8日に政府契約情報を伝えるFedBizOppsで公表し、ペンタゴンも報道声明で同日に発表した。公表資料では何発製造するのか不明だがボーイングが同社セントルイス施設で完成させ2020年7月31日が納入期限だと分かる。2011年度契約では28百万ドルで33千ポンド爆弾8発を製造した。ただしここには各種付属部品およびB-2スピリット爆撃機の後方爆弾倉改装費用も含む。同爆弾を投下できるのはB-2のみだ。  今回の契約交付が最新のMOPであるGBU-57D/Bの製造なのは間違いなく、単価も異なる。2018年1月にブルームバーグがい

北朝鮮の空に投入される米空軍機材は次の5つだ

5 Weapons the U.S. Air Force Will Need for the next Korean 次回朝鮮の上空に米空軍が投入する装備はこの5点 These beasts of war will be needed to take on Kim's regime. 金政権に空からとどめを刺すのは以下の野獣だ Kyle Mizokami - 5 hours ago https://scout.com/military/warrior/Article/5-Weapons-the-US-Air-Force-Will-Need-for-the-next-Korean-War-112977907 北 朝鮮に開戦となれば米空軍はおなじみのパターンを踏襲しそうだ。まず、敵戦闘機を一掃する。これは北朝鮮空軍の陣容を見れば容易だ。同時に指揮命令系統や防空装備を機能停止させて近接航空支援と航空制圧作戦で友軍を支援しながら敵地上兵力の所在をあぶりだす。米空軍がこのため必要とする装備は以下の5点だ。 B-2スピリット爆撃機 北朝鮮防空体制は密度こそ高いが老朽化しているとはいえ航空機材は念入りに侵入経路を検討し撃墜を避ける必要がある。 B-2スピリット爆撃機は北朝鮮防空網を恐れる必要はない。ステルス、ペイロード、航続距離の組み合わせで開戦直後にB-2の投入は確実で、DPRK指導部掃討にあたるはずだ。金正恩以下が退避する想定は同国各地を長時間飛行できる同爆撃機を平壌に探知できない。 その中でMOP 大規模貫通爆弾はコンクリート60フィートあるいは200フィート地中を貫通できるといわれ、非核兵器ながら北朝鮮の地下施設攻撃に有効だ。B-2はMOPを二発搭載する。 KC-135ストラトタンカー 北朝鮮から米基地のある沖縄、グアム、日本本土への距離を考えると航空作戦で給油機支援は欠かせない。米空軍給油機は米海軍、海兵隊や韓国機への給油も担当する。 その任務の大部分をKC-135ストラトタンカーが担当するはずだ。KC-135は200千ポンドの燃料で30機に給油可能だ。機体にはブーム(米空軍、韓国空軍用)とドローグ(海軍、海兵隊用)がつき、一部では二機に同時給油可能だ。KC-135は167機が世界各地で任務に

★B-2がミズーリ州上空で北朝鮮空爆を訓練して判明したこと

うーんこれはどうなんでしょうね。平文で交信したのは意図的で北朝鮮への示威もありますが軍の動向に関心を持つ一部の熱狂的市民通じたデモンストレーション効果もねらったのでは。それにしてもB-1がなぜ「死の白鳥」なのでしょう。どこかで誰かが混同して言い始めたことがいつの間にか定着していますね。B-2が行動を開始しても誰にもわからず、いつの間にか事態を解決することになるのかもしれませんね。今後は各種偽情報が出てきますのでお気をつけください。 Here Are Some Interesting Details About The Way U.S. B-2 Bombers Trained Over The U.S. To Strike North Korea B-2編隊が米本土で北朝鮮空爆を演習して判明した興味深い側面とは By David Cenciotti Oct 30 2017 - https://theaviationist.com/2017/10/30/here-are-some-interesting-details-about-the-way-u-s-b-2-bombers-trained-over-the-u-s-to-strike-north-korea/ 異例な動きがミズーリ州上空で数週間前にあった。B-2編隊がDPRK標的を攻撃と無線交信していた。通常訓練なのか平壌へのメッセージなのか。 演習は2017年10月18日と19日の夜にCONUS(米大陸部)で展開された。 B-2、B-52、E-3セントリーAWACS、KC-10、KC-135と多彩な機材が参加した空爆演習はミズーリ州全域で展開された。現地では軍用通信エアバンドでUHF、Mode-S、ADS-B通じ州内で聞くことができ、演習の様子が分かり一部興味深い詳細面が判明した。異例だったのは一機が「DPRK首脳部移動先と思われる場所」について無線交信しており伝えていた緯度経度を調べると場所はジェファーソンシティ空港の格納庫だったことだ。 以下は読者投稿。 10月17日の夜、妻と屋外でのんびりしていると午後8時ごろB-2三機を目にし、KC-135らしき機体が針路080で高度25千以下を飛んでいた。軍用機の飛行はここ東カンザスでは珍しくない。

★GBU-57大型貫通爆弾を投下するB-2の貴重画像が今出てきた意味

なぜこのタイミングで大型爆弾の投下の様子が公表されたかは皆さんのご想像通りです。今後こうした情報開示が増えていくでしょうが、一方で肝心な情報は消えていくでしょうね。   We Have Found Ultra Rare Footage Showing A B-2 Spirit Stealth Bomber Dropping A 30,000-Pound Bunker Buster Bomb B-2スピリットステルス爆撃機がが30千ポンドバンカーバスター爆弾を投下する貴重な映像を発見   By David Cenciotti Oct 20 2017 - https://theaviationist.co m/2017/10/20/we-have-found-ultra-rare-footage-showing-a-b-2-spirit-stealth-bomber-dropping-a-30000-pound-bunker-buster-bomb/ ステルス爆撃機B-2スピリットは巨大な30千ポンド(14トン)GBU-57大型貫通爆弾 Massive Ordnance Penetrator を作戦運用可能な米空軍唯一の機体だ。(MOPテストにはB-52が2009年投入されたが、作戦運用はB-2のみの想定していない) GBU-57は全長20フィートのGPS誘導爆弾で厚さ200フィートのコンクリートを貫通し爆発するといわれ、地下施設の攻撃用兵器と考えられる。北朝鮮の地下指揮施設がそのひとつか。 GBU-57を搭載したB-2の画像はわずかしかなく、MOPは最大二発までB-2が搭載できるが実際の投下風景のビデオは入手困難だ。 ただし今回本誌はMOPを投下するB-2のビデオクリップを393爆撃飛行隊から入手した。同隊は509爆撃航空団隷下でホワイトマン空軍基地(ミズーリ州)に駐屯している。MOPの威容はこのビデオからも明らかだ。 MOPは11トンのパラシュート落下式GBU-43B大型空中炸裂爆弾 Massive Ordnance Air Blast (MOAB)と混同される。MOABはその略語から「全ての爆弾の母」と呼ばれることもある。MOABは通常型空中投下兵器としては最大で、アフガニスタンで米空軍特殊作戦軍団のハ