スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(5月6日フリゲート艦攻撃?)が付いた投稿を表示しています

ネプチューンミサイルでロシアフリゲート艦アドミラルマカロフを大破? ウクライナ主張はそのまま受け止められないが、西側ISR活動強化が背景にある

  CombatAir ウクライナから強力なロシア海軍艦艇を更に一隻黒海でウクライナ対艦ミサイルの餌食にしたとの主張が出てきた。 ウ クライナ当局は、ロシア海軍の最新鋭フリゲート艦「アドミラル・マカロフ」(Admiral Grigorovich)を、ウクライナの対艦ミサイルで撃破したと主張している。ウクライナの主張は、確認がとれていないが、同艦はウクライナ沿岸から約20マイルのスネーク島付近を航行中に攻撃を受け、炎上したとある。ロシア海軍のラプター級哨戒艦2隻がウクライナ無人機で破壊されたとする場所の近くである。 ウクライナ大統領の公式補佐官アントン・ゲラシチェンコ Anton Gerashchenko は、ロシア情報源を引用し、アドミラル・マカロフをウクライナのネプチューン対艦ミサイルが攻撃したとテレグラム・ページで報告した。ウクライナ軍と米国防当局が、4月14日にロシア海軍のプロジェクト1164スラバ級巡洋艦モスクワを沈没させた兵器と同じ装備品だ。ロシアは同艦は火災の後に沈没したとしている。 ウクライナによれば、アドミラル・マカロフで火災が発生中とある。フリゲート艦とする未検証画像がソーシャルメディアに出回り始めたが、信憑性に疑問がある。 映像に映る艦船は、大まかにはアドミラル・グリゴロヴィッチ級、少なくともその派生型クリヴァク級に似ている。しかし、懐疑的な意見が多く、加工または合成された映像との指摘もある。ウクライナが主張の裏付けに改ざん映像を使用したことは以前もある。 ウクライナ国防省は戦闘用フライトシミュレーションゲームの映像を空戦映像として使用した例がある。今回、炎に包まれた軍艦を映した映像の制作にも、CGの使用の可能性が指摘されている。 一方、黒海の当該地域は、英国空軍のRC-135Wリベット・ジョイントなどの監視対象になっているとの指摘もある。同情報収集機は、通常より海岸近くで活動していたようだ。RQ-4グローバルホーク情報収集・監視・偵察用ドローンが同海域の上空で定期的に目撃されている。 本日未明、ウクライナ軍参謀本部のFacebookページで、作戦開始以来破壊してきたロシア装備品のリストに、正体不明の船舶1隻が追加されている。集計では、破壊された艦艇の数が10隻から11隻に増えている。しかし、同軍はこれまでも、何の証拠も示さずにロシア艦を撃沈した