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2026年9月30日水曜日

速報 米海軍向けF/A-XXの開発契約をボーイングが受注に成功―F-47とともにボーイングが米軍向け第六世代戦闘機の生産を独り占めすることになる。ノースロップグラマンは戦闘機生産から撤退するのか。

 

米海軍のF/A-XX戦闘機開発競争でボーイングが受注を獲得

Boeing Wins U.S. Navy F/A‑XX Fighter Competition


Boeing F/A-XX Concept

ボーイング

ボーイングは、米空軍向けのF-47の製造を承認されてから18カ月も経たないうちに、米海軍の次世代戦闘機開発競争も制した。

9月29日の海軍の発表により、ボーイングが次世代の米国戦術戦闘機の開発者としての地位を確固たるものとし、F/A-18E/FおよびF-15Eの生産終了に伴い、セントルイスにある同社の歴史的な戦闘機生産拠点が閉鎖されるのではと懸念されていた状況から、10年足らずで巻き返しを果たした。

海軍は発表の中で、契約の総額は200億ドル以上にのぼり、実規模開発段階において、地上試験、耐空性試験、システムおよび兵器統合試験のための複数の試験機をカバーすると述べた。

ボーイングは、F/A-XX競争においてノースロップ・グラマンの競合提案を退けた。ノースロップは、戦闘機の主契約者としての地位を取り戻すことを目指し、このプログラムに大きな期待を寄せていた。

「F/A-XXは、『力による平和の維持』という我々の公約における重要な柱である。F/A-XXは争奪戦が繰り広げられる空域を制圧し、作戦行動範囲を拡大し、戦闘員に決定的な戦闘上の優位性をもたらすだろう」と、国防総省調達・維持担当次官マイケル・ダフィーは述べた。「F/A-XXプラットフォームは、米国の国家安全保障と長期的な航空戦闘能力に対する、不可欠かつ譲れない投資である。」

海軍は、F/A-XXが空母航空団において複数任務を遂行し、2030年代からボーイングF/A-18E/F戦闘機およびEA-18Gグラウラー電子攻撃機の代替となることを期待している。新型戦闘機の主な任務は、最も厳重に防衛された空域における長距離攻撃となる。また、空母を空襲やミサイル攻撃から防衛する役割も担う。

この契約の交付は、期限切れとなる予定だった同プログラムへの資金が国防総省の予算に追加された、会計年度末直前に発表された。議会は、2026会計年度の国防歳出法案でF/A-XXの研究開発費として9億7200万ドルを計上しており、これは単一のベンダーへの設計・製造開発契約の授与および初期作戦能力の早期達成を支援するために充てられるものである。

海軍はかねてよりこの契約授与を待望して、発表のかなり前から国防総省の指導部に意見を伝えていた。ダリル・コードル海軍作戦部長は、F/A-XX契約の交付が長期にわたり遅れていることを嘆き、8月には、スケジュールが遅れたことでF/A-18の維持管理にさらなる圧力がかかっており、第6世代戦闘機が登場するまでの間、その空白を埋めるためにF-35プログラムの性能向上が求められていると述べていた。

この新型戦闘機は、近代化された空母航空団の要となる。同航空団には、無人多用途給油機ボーイングMQ-25スティングレイや、将来の「協調戦闘機(CCA)」艦隊も配備される見込みだ。

同海軍は以前、F/A-XXは既存の戦闘機用エンジンの派生型に依存し、空軍が開発中の新世代適応型推進システムは採用しないとしていた。

同日、米海軍はボーイングに対し、F/A-18E/FおよびEA-18G「グラウラー」の生産ラインの閉鎖計画および準備を行うための1,670万ドルの契約を授与した。■


ブライアン・エバースタイン

ブライアン・エバースタインは、ワシントンD.C.を拠点とする『アビエーション・ウィーク』誌のペンタゴン担当編集者である。

スティーブ・トリムブル

Eメール:steve.trimble@aviationweek.com

スティーブは、ワシントンD.C.を拠点とする『アビエーション・ウィーク・ネットワーク』で、軍用航空機、ミサイル、宇宙分野を担当している。


F-47の本格生産は以外に早く実現しそうだ―米空軍将官の発言内容から。また、生産機数も当初予想より増える可能性が出てきた。遅延だらけのボーイングが予定通りの機体生産実現を達成できるのか見ものです

 

F-47の本格生産は「そう遠くない先に実現」と米空軍将官が思わせぶりな発言

Full F-47 Production Line “Not Too Far Away”: USAF General


F-47プログラムが本格化する中、ボーイングはセントルイス施設で数十億ドル規模の拡張を進めている

A top U.S. Air Force acquisition officer says work to set up a full production line for the F-47 sixth-generation fighter is getting closer and closer on the horizon.

米空軍

米空軍の調達担当幹部は、第6世代戦闘機F-47のフル生産ラインの構築に向けた作業が、着実に実現に近づいていると述べた。主契約業者のボーイングは、ミズーリ州セントルイスにある施設の拡張工事を進めており、規模は20億ドル近くに上る。F-47プログラムは、厳しいスケジュールに沿って順調に進行しており、初飛行は今も2028年を目標としており、量産機が2030年代初頭に実戦配備されることを目指している。

空軍准将戦闘機・先進航空機担当のポートフォリオ調達責任者ティモシー・ヘルフリッチ准将Brig. Gen. Timothy Helfrich は、昨日、空軍・宇宙軍協会(Air & Space Forces Association)傘下のミッチェル航空宇宙研究所(Mitchell Institute for Aerospace Studies)が主催したオンライン講演でF-47プログラムの最新情報を発表した。ボーイングは2023年3月、F-47生産に関する空軍の競争入札に勝利し、現在、少なくとも1機の試作機が製造中だ。空軍の現在の計画では、同戦闘機を少なくとも185機調達する予定とある。

「戦闘機の生産能力という不可欠な要素があり、私は戦略的資産と呼んでいます」と、ヘルフリッチ准将は冒頭の挨拶で述べた。「生産ラインの数には限りがあるため、CCA[共同戦闘機(ドローン)]の生産、そしてまもなく始まるF-47の生産を見据えつつ、既存の生産ラインを最大限に活用しなければなりません。」

「稼働中の戦闘機生産ラインは3つしかないですよね?フォートワースのF-35、セントルイスのF-15EX、そしてグリーンビルのF-16です」と、ヘルフリッチ准将は、空軍が戦闘機で十分な運用能力を維持するため講じている措置全般に関する質問に対し、議論の後半で説明した。「したがって、既存の生産ラインを拡大する必要がある。あるいは少なくとも、既存の生産ラインの生産量を最大化し、さらに生産ラインを追加する必要がある。「F-47の生産ラインの稼働までそう遠くない。それが生産能力のさらなる増強につながるだろう」と付け加えた。

2023年以来、ボーイングはセントルイスにある生産施設やその他の施設を100万平方フィート以上大幅に拡張する作業を進めている。同社は、18億ドルの建設プロジェクトとF-47プログラムとの関連性を明示することを繰り返し避けてきたが、両者の関連を示す明確な兆候がここ数年見られている。

セントルイスにあるボーイング施設の拡張工事の様子(撮影日不明)。PARIC Corporation

「2023年に空港当局が公表した計画文書によると、このプロジェクトの第1段階には、セントルイス・ランバート国際空港に隣接する110エーカーのブラウンリー地区および75エーカーのノーザン地区において、110万平方フィートの施設を新設・改修する計画が含まれている」と、『Aviation Week』は2025年に報じた。「第1フェーズには、ブラウンリー[敷地]における88万平方フィートの航空機組立棟の建設に加え、18万5,000平方フィートの格納庫、8万平方フィートのレーダー反射断面積試験施設、屋外航空機シェルター、ハッシュハウス、 整備棟、燃料校正棟、消防署を北区画に計90,000平方フィート分建設する」

当時、新施設の一部は、2030年のプロジェクト全体完成に先立ち、2026年に稼働開始する見込みであると報じられていた。

7月にボーイングがソーシャルメディアアカウントで投稿した記事では建設工事が着実に進展していることが強調されており、「先進戦闘機組立」専用エリアにおける屋根および外装パネルの完成、格納庫ドアの設置に加え、北地区エリアでの「中央ユーティリティ計画向け最初の鉄骨柱の設置」が含まれていた。

「セントルイス拡張計画は勢いを増し続けている」と、ボーイングのエア・ドミナンス担当副社長兼ジェネラルマネージャーのダン・ギリアンも7月に述べた。

これらすべては、F-47の完全な生産ラインが現在着実に形になりつつあるという、ヘルフリッチ准将の発言と一致している。ひいては、空軍が本プログラム全体に対して追求している前述の積極的なスケジュールとも完全に合致する。F-47の作業加速は、先進的な実証機に対する長年にわたる秘密裏の飛行試験に支えられてきた。

また、ボーイングがセントルイスで生産能力を拡大していることが、海軍の次世代空母搭載戦闘機プログラム「F/A-XX」とも関連しているのかという疑問もある。ボーイングはF/A-XXの競争においてノースロップ・グラマンと対決しており、その設計は、少なくともある程度はF-47と関連しているように見える。


ボーイングが提案したF/A-XXの設計図。ボーイング

F-47とF/A-XXのプログラムは、他の面でも非常に密接に絡み合っている。2025年、国防総省は、F-47との産業基盤リソースをめぐる競合への懸念を明確に理由として、F/A-XXプログラムを凍結する動きを見せた。これには生産能力も含まれる。その後、議会が介入し海軍の取り組みを継続させたものの、最終的な選定結果は未だ発表されていない。

今月初め、空軍のデール・ホワイト大将(重要主要兵器システムの直属報告ポートフォリオ・マネージャー)は、 産業能力に関する懸念を改めて表明した。ホワイト大将の発言は、本誌も出席した空軍・宇宙軍主催の「航空・宇宙・サイバー会議」でのメディア円卓会議において、F-47とF/A-XXを同時に製造する際の潜在的な課題に関する質問への回答としてなされたものである。同大将はまた、こうした懸念がF/A-XXやF-47に「特有のものではない」ことも認めた。

昨日のオンライン会議で、ヘルフリッチ准将は、F-47プログラムにおける進展を強調した。

「F-47は世界初の第6世代戦闘機となるだろう。現政権下でそれを飛ばす日が来るのが待ちきれない」と彼は述べた。「それは私が約束したことであり、予定通りに進んでいる。」

ドナルド・トランプ大統領の2期目は2029年1月に任期を終える。この期限を念頭に、空軍は2028年のF-47初飛行を目指していると公に表明してきた。さらに、2030年代初頭には同機を実戦配備することを目標としている。

空軍は以前、少なくとも185機のF-47を調達する計画であると述べており、これはF-22ラプターの直接の後継機という同機の当初の構想に沿ったものである。しかし、F-22の短期的ながら継続的な役割に対する見解の変化を背景に、最終的なF-47の配備数が拡大する可能性を示す兆候がすでに現れてきた。F-22フリートの近代化に向けた大規模かつ多面的な取り組みが現在進行中だ。

米空軍のF-22ラプターのストック写真。USAF

同機が実戦配備された際、「F-47がもたらすものの一つとして、これまでに導入されたどの機体よりも高い生存性と殺傷能力となることは確実だ。そして、激しい戦闘が繰り広げられる環境に突入する場合、そこで任務を遂行するため、一定の生存性を確保しなければならない」とヘルフリッチ准将は昨日指摘した。「F-47がもたらすことが分かっている生存性と殺傷能力に加え、適応性という側面もある。」

「F-47は、導入当初から完全なオープンアーキテクチャを備える」と彼は続けた。「数ある優れた点の中でも、必要に応じて脅威の進化よりも速く、迅速にアップグレードできる能力が実現する。それこそが、そのような環境下で求められるものなのだ。その他にも、F-47は第5世代機よりもはるかに高い生存性を備えているほか、1,000海里を超える戦闘半径を持つ。現地で任務を遂行し、継続的に活動できる能力が必要なのです。

「特に激戦環境においては、単独で戦うことはない。したがって、確実に統合を図らなければならない」と彼は付け加えた。「あるプラットフォームから別のプラットフォームへ情報を引き継ぐ能力がミッションシステムであれ、通信であれ、オープンアーキテクチャであれ、その統合が成果を上げているのを目の当たりにしている。そうすることで、初日から統合された状態を維持できる。」

ミッションシステムにおけるこうした統合やプラットフォーム間の共通性は、CCAドローンの空中管制官として機能するF-47で特に重要となるだろう。ヘルフリッチ准将の上記の発言は、F-47とB-21レイダー爆撃機の両方が関与する将来の作戦に関する議論の最中にもなされたものである。

F-47の計画や設計に関しては、就役当初に どのようなエンジンが搭載されるかを含め、依然として多くの疑問が残されている。

一方、F-47が今後数年内に初飛行の段階が近づくにつれ、空軍とボーイングは同機の本格生産に向けた基盤整備を引き続き進めている。■


ジョセフ・トレヴィシック

副編集長

ジョセフはTWZの副編集長として、同サイトの経験豊富で献身的なチームの統括を支援するとともに、有益かつ影響力のある防衛・国家安全保障に関するコンテンツを執筆しています。彼はワシントンD.C.エリアのまさにその中心地に住んでいます。



読者のコメント206件

  • F-47の「霧」がいつ、どこで製造されるのか、まだ分かりません。液体として出荷されるのか、それとも圧縮ガスとして出荷されるのでしょうか? これは人類の技術なのか、それともエイリアンの技術なのか? トランプ氏の通信から霧を抽出しているのか、それとも天然の物質なのか?

  • 「ボーイング」という言葉を目にした時点で心配になり始めました。

    • ボーイングは、利益を追求するMBAたちが、いかにして卓越したエンジニアリングの上に築かれた一流企業さえも崩壊させ得るかを示すケーススタディとして、永遠に教科書に載ることになるだろう。ホンダもおそらくそこに載るだろう。

  • F-47 フェロン、F-47 ペドフィリア、F-47 1月6日、F-47 腐敗者、F-47 経済インフレ。

  • トランプ大統領には、肯定的な業績も肯定的な資質もない。

  • しかし、否定的な業績や資質があまりにも多いため、大統領として彼が成し遂げた肯定的なことを一つも思い浮かべることができない。

  • なぜそうなのか、私には理解できない…

    • F-47 眠れる牛、F-47 ディーゼルは高すぎない、F-47 メラニア・スラブ・ガーデン、F-47 アメリカを怒らせろ

  • F-47プログラムは、それ以外では依然として積極的なスケジュールに沿って進捗しており、 初飛行は依然として2028年を目標としている、量産機が2030年代初頭に実戦配備されることを目標としている。

  • F-47の輸出型を中国に提供することになるのだろうか。

  • https://www.ms.now/opinion/trump-sell-arms-china-offer-ambassador-perdue

  • 論説 | トランプ氏が中国に武器を提供した可能性があることがなぜ信じがたいのか

  • OT――英国側はフェアフォードのバンに爆発物はなかったと発表、ルビオ氏は「外国の勢力」が関与したと主張。運転していたのはマイケル・ファスベンダー?

  • Googleマップ上の新しいボーイング製造工場。セントルイス・ランバート国際空港の東側に位置し、フェデックス・シップ・センターおよびUPSエア・オペレーションズに隣接している。

  • 衛星写真では、現在はほとんどが更地の広大な未開発用地として表示されており、3基のタンク群と数本の...

  • もっと見る

  • 「このプロジェクトの第1段階には、110万平方フィートの施設の建設および改修計画が含まれている」

  • 残念ながら、今年初めに中国で完成したJ-35組立施設は400万平方フィートである……。

    • 確かに数的には劣勢になるだろう。F-35の組立ライン(160万平方フィート)も加味すれば、その差はそれほど深刻ではない……たった100万平方フィート程度だ /s

    • ここ5年ほどのニュースはすべて、第二次世界大戦前の情勢を彷彿とさせる。各国政府は事態を予見し、軍備増強に乗り出した。400万……

  • F-47第6世代戦闘機のフル生産ラインの設置に向けた作業が、ますます目前に迫っている

  • つまり、設置作業が目前に迫っているわけだ……うわぁ、中国は恐怖で震え上がっているに違いない!

    • 当然だろう。国は経済と軍事の領域に分かれており、中国には深刻な経済問題がある。例えば、不動産市場は数ヶ月で解消されるようなものではなく、評価額の暴落や、文字通り崩れ落ちつつあるゴーストタウンといった問題を抱えている。その経済的影響は波及する可能性がある……

  • 訂正 - 「ボーイングはF-47の生産をめぐる空軍の競争入札を 2023年3月に勝ち取った」 - これは昨年、2025年に決定されたことではなかったか?もし2023年なら、「ハンターF-46 (CKv)」と呼ばれていたはずだ。

  • 米国の意思決定者たちが、弾道ミサイル技術がすでに完全に拡散しているという事実を、いまだに十分に認識していないことに驚かされる。

  • 3つ、まもなく4つになる生産ラインの建物が地表に建っており、多くの潜在的な敵対勢力から極めて容易に標的とされる可能性がある。これらは主要な標的となるだろう……

    • もし誰かが米国に向けて大陸間弾道ミサイルを発射しようとするなら、工場の地上設置場所は我々の懸念事項の中で最優先事項とはならず、たとえ懸念されたとしてもごく一時的なものに過ぎないだろう。

  • 2週間だ。

  • ボーイングはトランプ氏に対して一定の影響力を持っているように思える。この記事は、軍がボーイングを2機の高性能で精巧な戦闘機を生産できないと見なしているという見解を示しているが、その見方は正しいだろう。もし目的が…であれば、すべての「卵」を1つのカゴに入れるのは間違いだと思う。

  • OT: ウクライナのF-16が3,150以上のロシアの標的を撃墜

  • https://defence-blog.com/ukraines-f-16s-have-downed-over-3150-russian-targets/

  • ウクライナのF-16が3,150以上のロシア軍目標を撃墜

  • blog.com

  • (フェーズ1には、ブラウンリー[敷地]における88万平方フィートの航空機組立棟の建設に加え、18万5,000平方フィートの格納庫、8万平方フィートのレーダー断面積試験施設、開放型航空機シェルター、ハッシュハウス、整備棟、燃料校正棟、消防署など、合計9万平方フィートの施設が含まれます... .

  • サウスカロライナ州からの作業員が一人も起用されないことを願う。

  • https://www.southcarolinapublicradio.org/sc-news/2024-05-06/the-faa-investigates-after-boeing-says-workers-in-south-carolina-falsified-787-inspection-records


  • またしても、米国の航空優勢プログラムに関する「ニュース」ではない話か。驚きだ。

  • 米国は複数の新しい造船所を建設する必要があり、また複数の新しい航空機組立工場も建設する必要がある。これらは納税者が所有し、必要に応じて請負業者に運営させることができる。その方法はすでに分かっている。あとは実行に移すだけだ。今こそその時だ。

  • 余談ですが、ヒューストン、問題が発生しました。そう遠くない将来、かなりの数の「専門家」たちが新たな活路を模索することになりそうだ。

  • https://www.newsmax.com/newsfront/ai-job-displacement-u-s-workforce/2026/09/29/id/1271107/

  • ここで言及されている「政権」とは、2029年1月に任期を終えるドナルド・トランプ大統領の2期目を指します。

  • 人為的な締め切りに基づいて試作機を急いで開発するのは、決して成功する戦略ではありません。それに、あのクソ野郎は設計変更を山ほど要求してくるでしょうし、その後のすべてのモデルは塗装も……

  • まあ…そこまで秘密めいた話でもないけど。

  • 余談:米空軍、極秘の気球プロジェクトに6400万ドルを支出

  • https://defence-blog.com/u-s-air-force-pays-64-million-for-secretive-balloon-project/

  • 米空軍、極秘の気球プロジェクトに6400万ドルを支出

  • blog.com

  • F/A-XXが実現することを心から願っています。映画で描かれるようなイラン戦争では、空軍基地が攻撃を受けると感じています。あえて大胆な予想をすれば、中国との戦争では、イランでの戦争よりもはるかに多くの深刻な被害を受けることになるでしょう。また、この機体にはレーダーが必要になると想定しています……

  • OT-

  • https://youtu.be/O53TxGrVahU?si=hLN0vOmNLfC_YrKs

  • YouTube

  • ロシア・アムールでTu-95ベアが墜落!

  • 私はFBを使っていないが、このクリップは視聴できた。F-47?

  • https://www.facebook.com/watch/?v=1565919354648433&vanity=100089701716225

    • FB-22をベースにしたシミュレーション……

    • 本物とは考えにくい……

  • これは、民主党が現在の過激な姿のまま政権を握った場合――もっぱらアメリカに害を及ぼすためだけに――破壊してしまうプロジェクトの一つに過ぎない。ウクライナの場合と同様、民主主義に対する並外れた脅威には、並外れた措置が必要だ。すべての選挙は、その脅威が……となるまで無期限に延期されなければならない。

    • ポーの法則:

    • 著者の意図を示す明確な指標がなければ、真摯な過激主義と過激主義のパロディを区別することは不可能である。

  • 余談:トランプが米国に陣営を変えて、ロシア、中国、北朝鮮に加わりながら西側諸国を攻撃することを望んでいると信じるなら、この一連の出来事はすべて納得のいくものになり始める。トランプは、米国が「悪の枢軸」の一員になることを望んでいるのだ。

  • https://fortune.com/2026/09/28/trump-us-arms-sale-china-xi-jinping-summit-national-security-threats-taiwan...

  • 「米国のパートナー諸国を不安にさせる」:中国への武器売却を提案したトランプ氏は、中国の安全保障上の脅威を真剣に受け止めていないことを認めたに等しいと専門家が警告 | Fortune

  • fortune.com

  • 昨日のオンライン講演で、ティモシー准将はF-47プログラムの継続的な進展を強調した。

  • 「F-47は世界初の第6世代戦闘機になるだろう……」

  • 「……初?……」

    • みんな最近神経質になってるな……何かあったのか?

  • 「2週間」

  • オフトピック

  • どんなクルーズでも、飲み物の注文内容から見て、とっくに寝ているべきだという瞬間が必ずある。今がまさにその時だ。

  • [オフトピック] UFO関連の話題:

  • UFO内部告発者が、米政府が宇宙人の宇宙船を回収したと主張:

  • https://www.msn.com/en-us/news/other/ufo-whistleblower-claims-us-government-recovered-alien-craft/ar-AA2dcLvd

  • 朝鮮戦争中、米兵(とされる人物)がUFOを撃墜した:

2026年7月2日木曜日

注目の機体 MQ-28ゴーストバットは太平洋での作戦を意識した大型UAS―日本も密かに注目している模様

 

U.S. Air Force photo by Senior Airman Adrien Tran 


「MQ-28 ゴーストバット」が太平洋での大規模合同演習に初参加中

無人戦闘機(CCA)「MQ-28 ゴーストバット」が、日本、グアム、ハワイ、オーストラリアを結ぶ広大な海域で今週始まった米軍主導の大規模合同演習「ヴァリアント・シールド2026(Valiant Shield 26)」に参加している。

MQ-28が多国籍による大規模な実戦演習に投入されるのは、これが初のケースとみられる。これに先立ち、開発元のボーイング社はカリフォーニア州南部沖で自律飛行や迅速展開の検証を目的とした試験飛行を実施したばかりであった。今回演習に投入されたMQ-28(製造番号:ATS-008)は、カリフォーニア州ポイント・ムグーでの試験飛行に使われたものと同一である

今回の演習において、オーストラリア国防軍(ADF)のオブザーバーが米軍主導のMQ-28運用チームに同行している。これにより、同無人機が複雑な複合ドメイン環境下でどう機能するかを、直接検証する機会が得られた。

米インド太平洋軍が統括する「ヴァリアント・シールド2026」は、6月22日に開幕し、7月1日まで実施される。米太平洋艦隊司令官の米海軍大将は、「同盟国との高度な多次元能力の練成は、自由で開かれたインド太平洋への関与を示すものであり、共に対処する能力を強化する」とコメントした。

米空軍が公開した写真によると、MQ-28は6月21日に北マリアナ諸島のロタ島で地上滑走試験などを行った。同機は、有人戦闘機と協調して飛行する「有人・無人機チーム(MUM-T)」の概念を進展させるために使用される。

米空軍は、脅威度の高い環境下で有人機の能力や生存性を高める「戦力倍増戦力」としての効果を分析する方針で、演習に投入された機体の機首には、赤外線捜索追尾(IRST)センサーシステムが搭載されている。

MQ-28は、有人戦闘機や早期警戒管制機(AWACS)などと連携し、センサー範囲の拡大、兵器プラットフォームとしての役割、パイロットのリスク軽減といった任務を担う。

今回の演習にはアメリカ、オーストラリア、日本、カナダ、ニュージーランドが参加しており、広大な地理的環境下で複合的な脅威を検知・追跡・迎撃する現実的なシナリオが用意されている。

将来のインド太平洋における紛争では、同盟国間の有人機と高度な自律システムのシームレスな統合が不可欠であり、今回の演習はオーストラリア空軍(RAAF)が2028年の実戦配備(世界初の運用可能なCCAとなる見込み)を目指す上で重要なステップとなる。

防衛関連の報道によると、今回の展開には米空軍が主導する厳しい環境下の飛行場における「アジャイル戦闘展開(ACE:Agile Combat Employment)」コンセプトでの運用も含まれている。これは将来の中国との衝突を想定した生存戦略として極めて重要視されている。

今回のヴァリアント・シールドには、米海軍の航空母艦「ジョージ・ワシントン」を中心とする空母打撃群や、ミサイル巡洋艦「ロバート・スモールズ」、駆逐艦「ベンフォールド」「シャープ」なども参加している。

さらに、日本国内(鹿屋や奄美大島周辺海域)では、コンテナ型の「タイフォン」ミサイルシステムや高機動ロケット砲システム(HIMARS)を用いた統合対艦戦闘訓練も計画されている(実弾射撃は予定されていない)。

オーストラリア空軍は初期型の「ブロック1」を8機受領しており、これまでにE-7Aウェッジテイル早期警戒管制機やF/A-18Fスーパーホーネットとのチーム編隊などの試験を行ってきた。

ボーイングは、兵器内蔵ベイ(ウェポンベイ)を備え、AIM-120空対空ミサイルや小直径爆弾(SDB)を搭載可能となる、大型で長航続距離の「ブロック3」へ繋ぐ暫定型「ブロック2」を製造中である。

今回の演習への参加は、将来的な輸出入のビジネス展開(海外売却)においても重要な意味を持つ。参加国である日本、カナダ、ニュージーランドに対してその能力を直接アピールする機会となり、ボーイングはすでに日本を有望な潜在顧客として名指ししている。無人戦闘機が実験段階から実戦配備へと移行する中で、この太平洋最大級の演習での成果は、今後の地域防衛のあり方を占う上で世界中から注目されている。■


この記事は以下を再構成したものです

MQ-28 Ghost Bat Drone Debuts In Large-Force Combat Exercise In The Pacific

  • TWZ 

  • Thomas Newdick

  • 2026年6月24日 12:45 PM EDT


2026年6月30日火曜日

米空軍T-7レッドホーク開発の苦悩① ボーイングも把握できていない予想外に多い問題で自社損失が拡大中 ― 同機は日本の次期練習機候補にあがっているのですが。

 

T-7レッドホーク練習機。(グラフィック:Breaking Defense、オリジナル写真:DVIDS/Getty)

米空軍T-7レッドホーク開発の苦悩① 

EXCLUSIVE: Inside the secret struggles of the Air Force’s T-7 Red Hawk

From a weather restriction to a "serious" airworthiness risk, the Air Force's newest training jet faces far more issues than previously reported, an investigation by Breaking Defense found.

本誌調査によると、気象条件による運用制限から「深刻な」耐空性リスクに至るまで、空軍の最新練習機はこれまで報じられていたよりはるかに多くの問題に直面していることが判明した。

https://breakingdefense.com/2026/06/t7-red-hawk-air-force-trainer-secret-struggles-investigation/

ワシントン発――米空軍は、2028年までにT-7レッドホークが新米パイロットを乗せて飛行を開始し、訓練の新時代を告げられると見込んでいる。

しかし、本誌が入手した2025年8月付の空軍内部資料によると、導入後数年間は、機体に「深刻な」耐空性リスクが伴うとされている。原因は、同資料が「不適合」と表現する、請負業者ボーイングによる訓練用ジェット機に関する必要情報の提供不足にある。

本誌調査によると、これはレッドホークの運用開始に向け、空軍当局者が容認してきた、これまで報じられていない問題の一つである。

情報筋や現職・元空軍当局者、アナリストへのインタビューに加え、内部文書の精査も行った今回の調査は、T-7プログラムのつまずき、航空機メーカーであるボーイングとの緊張関係、さらに空軍が事態を立て直す計画について、これまでで最も詳細な全体像を明らかにしている。

本調査で判明した点は以下の通りである:

  • 最初の82機は、「深刻な」耐空性リスクを抱えた状態で飛行すると予測されている。

  • 詳しい情報筋は、T-7の配備を早めようとする試みが、若手パイロットへのリスクを高めると懸念している。

  • 空軍は、同機の維持管理を「高リスク」と評価している。

  • 空軍内部文書によると、ボーイングが同機に関する特定データを提供しなかったことは、同社による「不遵守」に相当するという。

  • 同機は雨天時の飛行が不可能で、地上型シミュレーター導入でも苦戦中。

  • 空軍とボーイング幹部は、政府による同機エンジンの調達方法の変更案を検討中。これには納税者に最大15億ドルの「追加」費用がかかる見込みだが、見返りとして、ボーイングが自社の747-8iに関する技術データを提供する可能性がある。

本誌の取材に応じた2人の情報筋は、レッドホークには将来性があり、当局者も安全確保に尽力していると述べた。しかし、同機の開発スピードについて懸念を示し、政府は契約で定められた条件をボーイングに遵守させることに失敗していると主張した。その根拠として、遅延や、納税者が負担せざるを得なくなる可能性のある数百万ドル規模の追加費用を挙げた。

「契約の履行状況が不十分であるために、政府は能力を実現できないのではないかと懸念している」と、T-7プログラムに直接関与する情報筋(他の関係者と同様、本記事では匿名を条件に取材に応じた)は本誌に語った。

これは、T-7レッドホークを取り上げる3回シリーズの第1回である。第2回と第3回は近日中に公開される。

問題の多くは、最終的に2018年に空軍がボーイングに発注した最初のT-7契約に起因している。固定価格契約のため、同社は数十億ドルの損失を被り、ボーイングが提供すべき内容について双方間で紛争が生じてきた。新型練習機の導入が急務であることから、空軍当局者はプログラムを前進させるため回避策や新たな取り組みを模索してきた。

インタビューおよび書面による質問への回答の中で、空軍当局者はT-7が直面している問題を確認しつつも、レッドホークがパイロットに引き渡される際には安全かつ有効なものになると強調している。

このプログラムは技術的な課題や契約上の紛争に悩まされてきたが、当局者は、T-7がまだ開発途上であるとしても、新たな「アクティブ・マネジメント」戦略の下で実施される緩和措置で、懸念を十分に和らげ、争点を解決できると考えている。さらに当局者は、T-7が置き換えることを目的としている旧式練習機である老朽化したT-38タロンの運用延長も課題を伴うと主張している。

「空軍は、就役から60年が経過したT-38の置き換えの緊急性を認識しており、T-7の開発に伴うスケジュール上のリスクと、T-38の運用延長に伴う重大な運用上のリスクのバランスを慎重に取っている。目標は、戦闘員に可能な限り迅速かつ安全に能力を提供することであり、当プログラムは新型機の安全性に自信を持っている」と、空軍教育訓練司令部(AETC)の計画・プログラム・要件・国際担当局長マシュー・リアード准将は本誌に語った。

詳細な質問リストに対し、ボーイングは本誌に対し、「この能力を戦闘員にできるだけ迅速に提供できるよう取り組んでいるが、安全性や品質を犠牲にすることはない。安全性はボーイングおよびT-7Aプログラムで最優先事項である」と述べた。

「契約締結後、ボーイングT-7Aレッドホークプログラムは、350回以上の試験飛行を通じて344時間以上の飛行試験時間を安全に積み重ねてきた」と同社は付け加えた。「米空軍との協力を継続する中で、T-7プログラムの積極的な管理アプローチにより、少量初期生産に先立ち、量産対応済みの構成を空軍に提供することが可能となり、将来のリスクをさらに低減し、この重要な能力の提供に向けた道を加速させることができます。」

「迅速な推進」

空軍は、次世代航空機の操縦に備えるためのより近代的な機能や、特に女性パイロットを含め、より幅広い体格に対応できる射出装置など、多くの理由からT-7の導入を迅速に進める必要があるとしている。しかし、これまでのところ、このプログラムは遅延に悩まされてきた。

ボーイング社は2018年に92億ドルのT-7契約を獲得したが、様々な課題により、この練習機のスケジュールは2年以上遅れをとっている。正式な生産は5月に承認され、現在の計画では、空軍が2027年秋に、パイロット訓練用の14機からなる初期作戦能力(IOC)を宣言することになっている。

空軍の教官たちは今年、量産機と同等の機体を用いたいわゆる「タイプ1訓練」を開始する予定だが、最初の新任パイロットが同機で飛行を開始するのは2028年春以降と見込まれている。

その間、空軍はT-38の運用を継続せざるを得ない。リアード氏によれば、T-38の旧式な機体構造はすでにパイロット養成のパイプラインを逼迫させているという。(5月12日に発生したT-38の墜落事故の原因は現在も調査中だが、空軍は1週間、全機を飛行停止せざるを得なかった。)

しかし、新米パイロットがT-7の飛行を開始したとしても、まだ実施すべき試験は残っている。「レッドホーク」は飛行性能の全範囲が解明されてない――つまり、空軍は同機の運用範囲全体を完全に評価しきれていない。現在の計画では、同機は安全に飛行できるよう設計されているが、パイロットが遵守するべき制限が設けられることになる。

兵器システムの開発段階と生産段階が重なる「高い並行性」を伴う状態で、航空機やその他の兵器システムを配備することは珍しいことではない。情報筋によると、T-7の場合、経験豊富なパイロットの直感や経験を持たない、訓練の比較的初期段階にあるパイロットが操縦することが異なるという。後部座席に教官が同乗するとはいえ、空の上では事態が瞬く間に展開する。

このプログラムに精通した情報筋は、空軍が「飛行性能範囲が完全に確立されていない状態で、新米パイロットに過密な任務を課している」と述べた。「怖い」

T-7プログラムに詳しい政府関係者は本誌に対し、当局は安全に配慮していると考えていると述べたが、これまでの遅延のため、残りの開発を迅速に進める必要があり、予期せぬ結果を招く可能性があると指摘した。

「未知の要素があるが彼らは急いでいる」と、この記事のために匿名を条件に話したその人物は語った。「急げば、物事は台無しになるものだ。」

2028年のスケジュールについて、同氏は「すべての条件が完璧に揃えば、2028年は現実的な目標だ」と述べた。「そうなるよう願っているが、そうはならないかもしれない。ギリギリまで迫るだろうが、その期限には間に合わないだろう」

リアードは、同機が運用開始宣言される時点では安全であることを強調した。同機の就役スケジュールに関する「リスクについて言えば」、「さらなる遅延による運用上のリスクを軽減するため、並行開発に伴うプログラム上のリスクをより多く受け入れる方向にシフトしたと言える」。

空軍の訓練担当プログラム執行官ロドニー・スティーブンスは以前、本誌に対し、新米パイロットがT-7の操縦を開始する際、当初は「飛行科学の観点から、T-38と同等か、あるいはわずかに優れている」基準が求められると語っていた。その後、レッドホークはさらなる開発を通じて改良されていくことになる。

リアードによると、およそ1年前、「我々はアプローチを転換し、『T-38にはない機能のためT-7の導入を遅らせるのはやめよう。試験を継続しつつ、現時点でT-38と同等の機体を採用しよう』と決めた。そうすれば、試験が完了した時点で、初期の指導要員を育成済みとなり、プログラムの初期運用試験・評価(IOT&E)段階に備えることができる」という。

「納税者の一人として、私はこれを非常に肯定的に受け止めている」と政府関係者は述べ、T-38と同等の性能しか持たない航空機を受け入れる決定について、「契約を交付するため議会に売り込まれた次世代練習機にはならない」と指摘した。

「リスク・バーンダウン計画」

空軍は、「耐空性」基準を用いて航空機の飛行安全性を評価しており、これには3段階のリスクで測定されるマトリックスが含まれている。T-7は、2番目に高いレベルである「深刻」なリスクと定義された状態で飛行しなければならない。また、レッドホークの場合、当局は問題の原因となっている根本的な問題を回避するための制限を適用することができない。

その理由は、2025年8月のプレゼンテーション資料によると、航空機の「重要安全項目」、すなわち「その故障により人命の喪失、永続的な障害または重傷、システムの喪失、あるいは重大な機器損傷を引き起こす可能性のある部品、アセンブリ、または支援装備」に関する重要なデータがボーイングにないためである。

具体的には、同プレゼンテーション資料では、ボーイングがサプライヤー契約に、これらの重要安全項目に関する「重要特性」と呼ばれるデータを盛り込むことを確実にしていなかったと主張している。平たく言えば、このデータの欠如により、当局は重要な安全項目が仕様を満たしているかどうか、またなぜ故障する可能性があるのか、あるいはいつ点検が必要になるのかなどを確実に把握できない。そして、これらの項目のいずれかが誤作動したり破損したりした場合、定義上、航空機、さらにはパイロットの命さえも危険にさらされる可能性がある。

このプレゼンテーションでは、現在から2031年までに生産が予定されている82機のT-7が影響を受けると予測されている。

スティーブンスは、重要な安全部品のデータ不足に伴う耐空性リスクを認めたものの、同様の問題は兵器システム全体においては「珍しくない」ものであり、空軍によって「日常的に」管理されていると説明した。とはいえ、同氏は、今回のケースでは、欠落しているデータの代わりに「運用上の制限」を適用することはできないと述べた。

「影響を受ける部品を供給する各メーカーを個別に評価し、部品が[重要安全部品]の基準レベルに従って製造されていることを確認しなければならない」とスティーブンスは述べた。「そうしなければ、その航空機にはリスクが引き継がれることになる。その管理については、AETCと緊密に連携して取り組んでいく。」

「情報が得られ、CSIリストに掲載されている部品に関する不確実性を解消し始めれば、耐空性リスクを低減できるかどうかを再評価する」と同氏は述べた。

さらに同氏は、重要安全項目に関するボーイング社との協力について、「これはT-7プログラムのより広範なリスク低減計画の一環であり、実戦配備後の最初の数年間でシステムの安全リスクを低減することを目的としている」と述べた。

ティール・グループのアナリスト、JJ・ガートラーは本誌に対し、深刻な耐空性リスクは「前例がないわけではない」と述べたものの、各軍は根本的な問題について十分な情報を有しているので、「特定の安全領域に悪影響が及ばないよう」運用制限を課すことができると指摘した。

T-7の重要な安全項目に関しては、データが不足しているため、空軍は同様の制限を課すことができない。「これが民間企業の世界ならば、損害賠償を専門とする弁護士たちが列をなし、刃を研いでいるだろう」とガートラーは述べた。

しかし、リアードは、重要な安全項目データの欠如によって引き起こされる耐空性問題は、データから懸念の理由が示されている他の飛行リスクとは異なると述べた。例えば、同機の射出装置は以前の試験で問題が見られたが、当局者は設計の微調整で懸念が解消されたと考えている。リアードは、これらの問題と、同機の重要安全項目に関するデータ不足とを対比させた。重要安全項目には、海軍のF/A-18ホーネットに搭載されているGEエアロスペース製F404エンジンなど、に信頼性が実証済みのシステムも含まれている。

「エンジンに関連する重要安全項目の問題について、我々の見解はこうだ。これは実績のあるエンジンであり、新しいエンジンではない」と彼は述べた。「こうしたCSI部品の多くについて、我々がリスクを負っているのは、既知の情報に基づいてリスクが高いと判断されているからではありません。一部部品に関するデータが不足しているからです。これは重要な違いだと考えています……運用リスクの観点から言えば、我々はこれを、以前脱出システムに関連して負っていたリスクとは大きく異なるものと捉えています。」

この「深刻な」耐空性リスクとは技術的には事故発生の可能性が高まることを意味する。しかし、本誌の取材に応じた情報筋2名は、データ不足に起因して問題が発生した場合、その結末として、航空機の運航停止が必要になる等影響が生じる可能性が高いと指摘した。

スティーブンスは、空軍が機体の運航停止の必要性を「想定していない」と述べた一方で、「当然ながら、将来は予測することはできない。最終的には、機体の運航停止の決定はAETC司令官が行うことになるだろう」と認めた。

空軍がボーイングがサプライヤーに「伝達しなかった」と主張する要件の中には、構成状況管理に関するものも含まれている。2025年8月のプレゼンテーション資料によると、これは「航空機の構成およびその経時的な変化に関する詳細な監査証跡を提供する」ものである。

同文書によると、構成状況管理の問題による「現在生じている影響」は、航空機の構成が不明確になることから、部品発注の誤りや非効率的な整備に至るまで多岐にわたる。プレゼンテーションによれば、長期的には、この問題が「維持費の暴走」、「耐空性の低下」、「大規模な運用混乱」といった一連の課題を引き起こすという。

スティーブンスは、重要な安全項目と同様に、構成状況管理の確立が、昨年開始されたボーイングとの新たな能動的管理戦略の重点課題であると述べた。同戦略は、「長期的な維持、運用可能性、および耐空性を確保するための適切なプロセスを整備することで、リスクを軽減するよう特別に設計された」ものである。

航空機の引き渡しに伴いデータを収集し、空軍のデータベースに入力する必要がある。「これにより、現在配備されている戦闘員向けの安定した、かつ支援可能な機体群が確保され、最初の数ロットの航空機引き渡しを通じてその信頼性が継続的に向上していくことになる」と同氏は述べた。

飛行試験の「阻害要因」

データの問題に加え、T-7プログラムにおけるボーイングのパフォーマンス上の課題も公に報告されており、これまでのプログラムの遅延や開発上の課題により、同社は32億ドルの損失を被っている。本誌の取材に応じた情報筋は、これらの問題が多岐にわたると詳述した。

政府関係者は、主要な問題の一つとして、複雑な現代の航空機のサプライチェーンを構成する広範なサプライヤー網や数千もの部品に関する情報が不十分であるため、ボーイングが「自社が何を製造したのか把握できていない」ことを挙げた。同情報筋によると、レッドホークに関するこの知識の欠如が、開発時の比較的軽微なトラブルをより重大な後退へ発展させてしまったという。

「新たな問題が『発見』された際、どう対処すべきかを把握するのに、同社では膨大な時間がかかっている」と同関係者は語った。

人員配置も懸念事項となっている。同社は、いわゆる「運用前支援(POS)」を主導し、プログラムの現段階において物流および技術リソースを提供している。本誌が入手した2026年3月のボーイングと空軍間のプレゼンテーション資料には、「POSの人員数は改善されたものの、文書化が未熟・不完全である」ことに加え、「経験レベルや細部への配慮が課題となっている」と記されている。

同プレゼンテーションで説明されたその他の主要な「飛行試験の阻害要因」としては、試験ポイントの不足(これ自体は、人員制限によって悪化した分析の滞りが原因である)や、部品不足が挙げられている。部品不足により、一部の機体から部品を取り外し他の機体の飛行を維持しなければならない状況が生じている。

デジタル設計などのツールも計画通りに完全に機能しておらず、2025年の政府監査院(GAO)レビューでは、ボーイングが必要なデータを提供していなかった。

「空軍にはT-7に関するデジタルシステムが何一つない」と、プログラムに精通した情報筋は述べた。「彼らはデータを管理できていない。…現在のプロセスに対する改善点ですらない。T-7は旧態依然とした調達案件だ。」

もっとも、この人物は責任は双方にあると指摘している。「空軍は依然としてデジタル関連の課題に苦戦していると思う。責任はボーイングと空軍の両方に少しある」と語った。(スティーブンスは、デジタルツールが設計作業を加速させ、予測価値をもたらしたほか、生産を迅速化する「実物大決定組立(full-size determinant assembly)」と呼ばれる近代的な製造手法を促進したと述べた。)

その他の課題はもっとありふれたものだ。例えば、現在この機体は雨天時に飛行できない。外部アクセスパネルの密閉が不十分で、水が浸入し機体のサブシステムを損傷する恐れがあるためだ。この根本的な問題により、空軍は気候試験中に機体にテープを貼らざるを得なかったと、情報筋2名が本誌に語った。

「呆気にとられた」と政府関係者は語った。「『一体ここで何をしているんだ?』と思ったよ」

この設計問題にもかかわらず、空軍当局者は、同機を受け入れ、気象上の制限付きで飛行させる決定を擁護している。雨を避けることは、「訓練を開始するために、短期的には受け入れられる運用上の制限だ」とリアードは述べた。同氏は、今夏に評価される見込みの修正策を待つことは、プログラムのスケジュールを遅らせ、タイプ1訓練のパイロット認定を遅らせることになるだろうと説明した。

「 今降っている雨の中でも隔日に飛行させるために、2~4名のパイロットの認定を犠牲にするべきか? いいえ、これは正しい決断だったと思う」と彼は語った。

機体そのものとは別に、同機の地上訓練システム(GBTS)も独自の課題を抱えている。このシミュレーターは、新人パイロットが実際のコックピットに入る前に機体の感覚をつかみ、操縦方法を学ぶのを助け、また飛行の合間に技能を維持するのにも役立つ。

本誌が検証した2025年11月付の空軍運用試験評価センター(AETC)報告書によると、GBTSは主要な評価基準で合格率が30%未満にもかかわらず、実際には配備されていた。「こうした低い合格率にもかかわらず」、当局者は「APT(上級パイロット訓練)システムをできるだけ早く導入するというAETC(空軍教育訓練司令部)の強い要望を受け、納入を決定した」と報告書は述べている。

本誌が入手した、2026年3月付けの別の空軍プレゼンテーション資料では、GBTSの性能評価を「中程度の信頼性/中程度のリスク」としている。情報筋は、シミュレーターの準備が整っていなければ、その後の訓練が遅れる可能性があると指摘していた。

しかし、リアード氏は地上システムの性能を擁護し、それがスケジュール上のリスクになることを懸念していなかった。

「GBTSは初期幹部候補生の訓練に不可欠であり、現在、素晴らしい訓練を提供しているだけでなく、今後もさらに改善され続けると確信している」と彼は述べた。■

本記事は、T-7レッドホークを取り上げる3回シリーズの第1回。