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トランプ大統領の反NATO姿勢がF-35の海外販売を沈没させる可能性(Defense One)―欧州がここにきて不信感を深めているというより、もともと根底にある感情が爆発しているというべきでしょう。

  2018年、トランプ大統領はアメリカ製品のショーケースの一環として、F-35をホワイトハウスの敷地内に持ち込ませた。 Brendan Smialowski/ AFP via Getty Images 同盟国が米国製兵器への依存を疑問視していると専門家や元国防当局者が警告している 国 際協力と信頼の上に構築されたF-35プログラムが、ドナルド・トランプ大統領からのNATO同盟国を見捨てる、あるいは併合する脅しの犠牲になる可能性があると、専門家や元国防当局者は警告している。  デンマークからグリーンランドを奪取し、カナダをアメリカの51番目の州にしようというトランプ大統領の呼びかけは、第5世代戦闘機を飛ばし、米国のスペアパーツやソフトウェアのアップグレードに依存している両国で、このプログラムへの「現実的な挑戦」となる、と元国防当局者は語った。  「これらの国の領土保全に挑戦する現在の努力が続くなら、両国がこのプログラムにとどまることは非常に難しい」と、この高官は語った。  重要な問題は、F-35が単なる飛行機ではないということだ。同盟国としてのアメリカへの信頼が薄れるにつれ、F-35を中心に防衛戦略全体を構築してきた国々の中には、F-35依存を見直す国も出てきている、と別の元国防高官は言う。  「F-35を信頼し、米国を信頼し、自国の安全保障のためにこれを信頼していた。なんてことだ。F-35が信頼できなくなったらどうする? プランBはどうするんだ?」  現在F-35を飛ばしている国で、すぐにF-35を放棄する国はないだろうが、ドイツとカナダは発注を変更するかもしれないし、追加購入を検討していたNATO諸国は他の国に目を向けるかもしれない、と航空宇宙コンサルティング会社エアロダイナミック・アドバイザリーのマネージングディレクター、リチャード・アブーラフィアは言う。「仮にトランプ大統領が、明日にでも撤回しても、回復には何年もかかるだろう。 欧州や他の同盟国に対するアメリカの武器輸出の見通しには、長期的な悪影響が出るでしょう、絶対に」。  F-35Aを35機購入するというドイツの計画が大きな疑問符である。 同国がF-35Aを購入したのは、アメリカの核兵器を運搬するためであり、現在は老朽化したトーネードがその任務を担っている。 キャピタル・アルファ・パートナーズのマ...

F-35の輸出仕様機にキルスイッチがついている?(The War Zone)―なにかと米国に不信感を強めている欧州から出た疑義のようですが、米国が気に入らない国が運用するF-35を簡単に機能不全にできるという説には?としか思えませんね

米国は、外国がF-35を使用する能力を急速に低下させ、すぐに終了させるのにキルスイッチに頼る必要はない    USAF / Tech. Sgt. Alexandre Montes 最 近の欧州メディアの報道を受け、 ロッキード・マーティン と一部国の政府は、F-35統合打撃戦闘機に米国当局が遠隔操作で戦闘機を無力化させる『キルスイッチ』が密かに取り付けてあるという主張に反発している。外国軍のF-35戦闘機が本来の目的を果たせないようにするために、キルスイッチは必要ないということだ。 戦闘機へのサポートを打ち切るだけで、即座ではなくても、同じ結果を達成できる。 アメリカが管理するメンテナンス・チェーンやロジスティクス・チェーン、そしてコンピューター・ネットワークへのアクセスがなければ、F-35はすぐ使用不可能になり、切り捨てられたまま飛行を続ける機体は、大幅に低下した能力でしか使用できなくなる。 F-35Aを整備する米空軍隊員。USAF 統合打撃戦闘機を遠隔操作で戦闘不能にする機能があるとの主張は新しいものではないが、アメリカ政府がウクライナへの軍事援助と情報支援を打ち切るという決定を突然下し、ドナルド・トランプ大統領の下でのアメリカのNATO支援に関する新たな疑問が浮上している。ベルギー、スイス、ドイツ、イギリスを含むヨーロッパ全土の報道機関が、この1週間ほどでF-35の「キルスイッチ」の可能性に触れた記事を掲載した。 そのため、公式見解が発表された。 ベルギーのフレデリック・ヴァンシナ国防長官は5日、同国の『La Dernière Heure』紙に対し、「これが可能だという兆候はない」と述べた。「F-35は遠隔操作機ではない。 このプログラムは世界中の後方支援に依存しており、スペアパーツは使用国間で循環している」。 スイス連邦国防総省の3月7日付けプレスリリースの機械翻訳によれば、「電子機器への外部からの介入などでF-35A戦闘機を『遠隔操作』したり『ブロック』するのは不可能である。 「スイスが自国防衛のために自国の兵器システムや誘導ミサイルを使用したい場合、同意は必要ない。 スイスは自律的、独立的に、いつでもこれを行える」とある。 3月8日、製造元のロッキード・マーティンは、「F-35には、アメリカが同盟国のF-35フリートを無力化するのに作動...

F-35戦闘機に総額2兆ドルを投じる価値はあるのか?(19fortyfive)―マスクのメスが入り、ついにF-35も聖域扱いを外される可能性が出てきました

  F -35ライトニングII戦闘機には目覚ましい成功と論争の両方が生まれた。コスト超過と遅延にもかかわらず、20カ国と広く採用されている。当初は手頃な価格を目指したが、時間の経過とともにコストは膨れ上がり、1時間あたり運用コストは当初の見積もりをはるかに超えている。 しかし、F-35の安全性は際立っており、100万時間以上の飛行時間を記録しながら、以前の機体より事故率が大幅に低い。 その技術的進歩は、敵対する国々に同様の戦闘機の開発を促している。 結局のところ、F-35の戦闘効果はまだ同種の戦闘機に対して実証されていないが、F-35の長期的な成功はコスト管理と地政学的安定にかかっている。 F-35ライトニングIIが大成功を収め、かつ物議を醸す戦闘機である理由 F-35ライトニングII打撃戦闘機は、これまでで最も成功した戦闘機になりつつある。しかし、史上最も物議を醸す戦闘機になることも確実だ。  この20年間、F-35は度重なる遅延に見舞われ、中止を求める声に何度も耐え、技術的、コスト的、サプライチェーン的な問題を乗り越えてきた。  そして20年以上経った今、F-35は供用中にかかる2兆ドル(あるいはそれ以上)に見合うものになっているのだろうか?  航空機の成否を判断する基準はたくさんある。最も重要な、戦闘における優位性は、F-35にとってはまだ未知数である。F-35は戦場で同格の相手と対峙したことがなく、今後もそうなることはないだろう。  この短い記事では、別の指標を用いてF-35の価値を測定する。 F-35の真価 F-35は戦闘機として成功の道を歩んでいるが、空軍はこの戦闘機にまつわるいくつかの失望、主に金銭的な問題を抱えながら生きていかなければならない。  F-35が明確な成功を収めている分野のひとつは、採用である。20カ国がF-35を飛ばしており、多くはF-16ファイティング・ファルコンからF-35にアップグレードした。予想以上のコストと開発の遅れにもかかわらず、F-35の顧客獲得にはほとんど問題がなかった。確かにF-35は、F-16に代わる第5世代戦闘機として唯一現実的で信頼できるという大きなアドバンテージがあったが、日本、イギリス、オーストラリアなど、前任機では獲得できなかった主要な顧客を獲得した。  F-16の初飛行から20年近く経った冷戦終結...

F-35とSu-57がインドで対決(The War Zone)―と言っても航空ショーで展示されたただけですが改めてインドの戦闘機調達の複雑さが浮き上がってきます

     Photo by PJSC United Aircraft Corporation/Anadolu via Getty Images    ロ シアのSu-57次世代戦闘機が、米国製のステルス戦闘機F-35と駐機場を共有している光景は、実に珍しいものであり、2025年の国際航空ショー「エアロ・インディア」の象徴的なイメージとして急速に広まっている。インド空軍が新型戦闘機を模索し、独自の第5世代戦闘機の配備に向け複雑な道のりを歩む中、ライバル戦闘機両機は、ある程度までは、インドの新たな要件を満たす設計だ。しかし、さまざまな理由により、各最新鋭戦闘機が適合しているかまだ明らかではない。  週末に開催されたエアロ・インディアで、Su-57とF-35Aが初めて対面した。同航空ショーはインド南西部ベンガルールにあるイェラハンカ空軍基地で開催され、2月10日から14日まで一般公開されている。 2025年2月10日、ベンガルールにあるイェラハンカ空軍基地で開催された第15回エアロ・インディア初日の着陸後のSu-57。 写真:Idrees MOHAMMED / AFP IDREES MOHAMMED ショーの開幕にあたり、インド国防省はライバル戦闘機の存在についてかなり直接的に言及した声明を発表した。「Aero India 2025は、東西の第5世代戦闘機の技術を並べて比較できる貴重な機会となり、防衛アナリスト、軍関係者、航空ファンに各機の能力に関する貴重な洞察を提供します」。  本日、ロシアの国営武器輸出入会社であるロソボロンエクスポートは、非公開の外国顧客が今年からSu-57の受領を開始すると発表したが、国名については詳細を明らかにしていない。この声明は、ロソボロンエクスポートの最高責任者であるアレクサンダー・ミヘーエフによって、エアロ・インディアの開幕式で発表された。 ベンガルールにあるイエラハンカ空軍基地でのエアロ・インディア2025、Su-57のコックピットから撮影。 写真:PJSC United Aircraft Corporation/Anadolu via Getty Images Anadolu フェロンが最初に提案されて以来、同機は輸出受注を獲得できておらず、インドが同機を調達する計画はこれまでに何度も劇...