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★どうしてデラウェアに旧ソ連東欧製ジェット機群がいるのか

アメリカ人の趣味に対する熱意には感服しますね。それにしても冷戦終結でこういった機体を売りさばく商売が成立していたことがわかりますね。実際にそれを飛ばす人がアメリカ人というのも歴史の皮肉のような。さらにそれを維持管理するビジネスが成立するというのも驚きです。 Floggers, Fishbeds And Albatrosses In L'il Ol' Delaware Oct 7, 2015 by  Nigel Howarth in Ares http://aviationweek.com/blog/floggers-fishbeds-and-albatrosses-lil-ol-delaware デラウェア州は全米で一番早く生まれた州と自慢するが、航空レースやロシア製軍用ジェット機となると話は別だ。 筆者は米国内でスホイSu-25フロッグフットの機体を追って記事にしたことがあり、今回は目立たない州でその仲間を発掘した。 ウィルミントンのニューキャッスル空港は大型ビジネスジェット機の本拠地であり、州空軍(C-130Hを運用)および州陸軍航空隊(UH-60)も基地を置く。 そこの名もないハンガー内にMiG機が常駐している。元チェコスロバキア空軍のMiG23フロッガー2機とMiG21 フィッシュベッド1機だ。 ここでは新品同様に見えるMiG23 (「05」の記号入)で塗装したてのような白地に青の閃光が入っているのが目を引く。飛行可能な状態だが、飛行コストが高くつくので飛行時間が足りない。それにMiG23を操縦できるパイロットも不足しているのだろう 大柄なソ連時代のフロッガーはマッハ2飛行が可能で、70年代80年代通じ数千機が生産された。排気口の大きさから同機の推力の大きさが推し量られよう 尾翼からはチェコ空軍時代が偲ばれるが、復刻作業を受けている。この機体がもはや飛行する機会はないと思われるが、現在でも運行中のMiG23は少数にすぎない。 MiG21フィッシュベッドは世界で最も多く生産された超音速戦闘機で数千機が各形式で作られた ワルシャワ条約加盟国以外にも広く輸出され、特にインド、アフリカ、中東が多い。インドは今日でも多くを運用中で、東欧の空軍ではわずかしか残っていない。現