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ロッキード・マーティンに聞くイージス戦闘システムの現状と今後の姿。どう進化していくのか。中心的装備として各種装備に展開していく。(長文ご注意ください)ここまで全体像を解説する記事はほかにないのでは?

  THE WAR ZONE US NAVY/COMPOSITE イ ージス戦闘システムはギリシア神話のゼウス神の盾から命名され、海軍水上艦艇に革命的変化を実現した。実戦化は40年近く前に始まった。イージスはコンピュータ、センサー、兵装、通信、ヒューマン・インタ―フェイスを組み合わせ高度の自動化を実現し、技術面の勝利となり、以前はSFの世界の性能を現実にした。その後、イージスは大幅に性能を向上し、水上艦艇で周囲の空域海域をコントロールできるようになった。 現在もシステムは威力を維持し、米海軍の主要水上戦闘艦ほぼ全艦に導入され、同盟国も採用しており、今後のさらなる発展が期待される。 今回 ロッキード・マーティン で水上艦艇向けミッションシステム部長のリッチ・カラブリーズに取材する機会を得て、イージスの現状がよりよく理解できた。さらに、今後の方向性も聞けた。すべて驚くべき内容だった。 前口上はこれくらいに、インタビューの全体をご覧いただきたい。 タイラー :イージス戦闘システムはUSSタイコンデロガに搭載された40年前からどのくらい進化しているのか。イージスに代わる新しいシステムはあるのか、それともイージスは今後も今の姿のままになるのだろうか。 リッチ :ひとことで答えれば、劇的な変化だ。理解している人は少ないが、イージスの構成は一貫して進化している。機能上で大きな節目があったが、イージスの構成に機能を追加し、性能が向上し、形態が機能に追随し、構造が変わっていった。技術の進展もあった。 USN USSノートンサウンドは水上機母艦だったが、イージス試験艦に改装され1973年から各種試験に強要された。AN/SPY-1Aが艦橋に設置されている。イージス開発は1960年代に始まり、1980年代初頭に実用化された。   イージスの出発点までさかのぼると、当時はCMS-2コンピュータ言語というアセンブリー言語で書いていたが、COTS言語の登場でC++、JAVAを導入し、今は各種スクリプト言語で作成している。イージス・ウェポンシステムでは処理能力も含め、すべての点で劇的な変化が40年間で生まれた。 イージス・ウェポンシステムの名前こそ同じだが、内部に大きな変化があり、ソフトウェアをモジュラー化し柔軟な構成にした他、新機能、新兵器、センサーを統合している。 今後を見通せば、情報ソース、