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フランスのル・トリオンファント級潜水艦の核抑止力上の意義(19fortyfive) ― 米国と欧州の関係が微妙になり、フランスが存在感を増そうとしていますが、核兵器の規模が米国より相当小規模で、政治的なアピールなのかと思います

  France SSBN Submarine. Image: Creative Commons. フランスの核抑止政策を担う戦略潜水艦部隊(FOST)は、最新鋭ル・トリオンファン級原子力弾道ミサイル潜水艦(SSBN)4隻で構成 -高度なステルス技術を装備し、複数核弾頭を搭載可能な強力なM51ミサイルを搭載する各艦は、フランスの第2次攻撃能力を保証している -海上抑止力となるフランスのSSBNは、戦略的自律性へのコミットメントを強調し、核脅威に対し信頼できる防衛を提供する -フランスは次世代潜水艦SNLE-3Gを開発中で、2030年代初頭までに、ステルス性の向上、生存能力の向上、ミサイルシステムのアップグレードが見込まれている ル・トリオンファント級とは: ヨーロッパの水中核抑止力 フ ランスはヨーロッパで最も強力な軍事力を保有している。 大規模な陸軍、強力な空軍、そしてそれなりの海軍を誇っている。フランスの戦略潜水艦部隊はFOST(Force Océanique Stratégique)として知られ、防衛戦略において重要な役割を果たしている。  原子力弾道ミサイル潜水艦(SSBN)の艦隊は、フランスの核抑止政策の要である第2次攻撃能力を保証している。本稿では、フランスのSSBN艦隊の構成、能力、今後の展開について掘り下げる。 フランスのSSBN艦隊 2025年現在、フランスは4隻のル・トリオンファント級SSBNを運用している。各艦は以下の通りである: Le Triomphant (S616)、Le Téméraire (S617)、Le Vigilant (S618)、Le Terrible (S619)である。 各艦はM51潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射できる16基のミサイル・サイロを備えている。  M51ミサイルは、複数独立標的再突入弾道ミサイル(MIRV)能力を持ち、最大10個の弾頭を搭載可能で、潜在的な敵対国に対し強固な抑止力を提供する。 能力と技術の進歩 トリオンファント級潜水艦は、高度な音響低減技術を搭載し、探知が極めて困難である。これには、特殊なコーティングや、発生音を最小限に抑えるノイズ減衰システムなどが含まれる。船体にはHLES100鋼が使用され、ステルス性能に貢献すると同時に、強度と耐久性を提供する。この潜水艦は、水深400メ...

★仏ラファールを米空母で今春運用

軍事活動はいよいよ多国間で展開する時代に入っていますね。これが進むと国家間で 装備の共同保有、 運用へ発展し、そのうちに軍の組織構造も変わるかもしれません。 当然安全保障の概念がも変わりますが、東アジアでは当面この動きは出ないでしょうね。 French Rafale Fighters to Deploy on Carrier USS George H.W. Bush This Spring  フランス海軍ラファール戦闘機をUSSジョージ・H・W・ブッシュ艦上で今春運用 フランス海軍のラファールマリンがUSSドワイト・D・アイゼンハワー(CVN-69)艦上で編隊飛行を見せた。Dec. 8, 2017. US Navy Photo   By: Ben Werner January 10, 2018 4:50 PM • Updated: January 10, 2018 5:36 PM https://news.usni.org/2018/01/10/french-air-crews-to-embark-on-uss-george-h-w-bush-in-spring ARLINGTON, Va. – フランスは航空要員含む350名を米海軍空母に今春搭乗させる。フランス関係者が USNI News に語った。  4月から5月にかけFSシャルル・ドゥゴール(R91)は2015年から始めた大修理が完成する予定で航空要員はUSSジョージ・H・W・ブッシュ(CVN-71)で飛行適性検定を受ける。ただし狙いは検定以外に相互運用の確認とジャン・エマニュエル・ルデルゼ大佐 Capt. Jean-Emmanuel Roux de Luze (在米大使館付け海軍武官)が USNI News に語ってくれた。 「米軍との共用運用能力をお見せしたい」と大佐は延べ、「機体整備と兵装搭載の実力をお見せする」  フランス海軍のダッソー・ラファールM戦闘機、ノースロップ・グラマンE-2Cホークアイはまずオシアナ海軍航空基地(ヴァージニアビーチ)で米航空隊と飛行を開始する。フランス海軍要員は米側と機体整備に取り組むとルデルゼ大佐は説明。その後、フランス部隊はブッシュ艦上に移り、航空隊の一部となる。  フランス海軍の機材、人員を米海軍...

シャルル・ド・ゴールがペルシア湾内に移動 ISIS空爆作戦まもなく開始か

French Carrier Enters Persian Gulf, ISIS Strike Missions Could Start Soon By: Sam LaGrone February 20, 2015 3:04 PM http://news.usni.org/2015/02/20/defense-official-french-carrier-enters-persian-gulf-isis-stirke-missions-could-start-soon French carrier Charles de Gaulle. US Navy Photo フランスの原子力空母シャルル・ド・ゴール Charles de Gaulle (R91) がペルシア湾に入り、ISIS(ISIL)戦闘員への空爆ミッションをまもなく開始する。国防関係者が20日USNI Newsに伝えた。 同艦はホルムズ海峡を通過し、2月15日に湾内に移動した。すでに展開中のUSSカール・ヴィンソン Carl Vinson (CVN-70) に合流して空爆作戦の準備に入った。 フランス大統領フランソワ・オランドは風刺雑誌シャルリ・エブド襲撃事件の直後に空母派遣ミッションを公表している。「襲撃事件で我が国空母の展開が正当化される」 フランスは同艦派遣で米国と共同でシャマル作戦Operation Chammalを実施する。シャルル・ド・ゴールは任務部隊473旗艦として1月にツーロンを出港。フランス戦闘部隊にはこの他フォルバン級誘導ミサイル駆逐艦シュヴァリエ・パウル Chevalier Paul (D621) や少なくとも1隻の原子力攻撃潜水艦、給油艦が加わっている。 . Rear Adm. Eric Chaperon, commander, French Navy Task Force 473, left, and Rear Adm. Kevin Sweeney, Commander, Harry S. Truman Carrier Strike Group 10on the flight deck of the French aircraft carrier Charles de Gaulle (R9) in 2014. US Nav...