ラベル #トランプ大統領 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル #トランプ大統領 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年1月9日金曜日

主張 トランプはプーチンが本気で和平を目指していると信じてはいけない – プーチンは歴史に残る戦争犯罪人になる

 プーチンがウクライナで平和を望んでいるとトランプは真剣に信じているのだろうか?

19fortyfive

アレクサンダー・モティル

https://www.19fortyfive.com/2025/12/does-trump-really-think-putin-wants-peace-in-ukraine/

Russian President Putin. Image Credit: Creative Commons.ロシアのプーチン大統領。画像クレジット:クリエイティブ・コモンズ

概要

 – この記事は、ウラジーミル・プーチンの実績(大規模な暴力、弾圧、公然と表明された帝国主義的意図)から、米国大統領がモスクワがウクライナで公正な平和を望んでいると真に信じているとは考えにくいと論じる。

 – トランプがプーチンが平和を求めていると主張した場合、著者は二つの広範な説明を提示する。一つはトランプが計算された戦略(取り引きに向けた操作のための誤った方向付け)を実行していること、もう一つはトランプがプーチンの手法に無関心で強権政治に惹かれていることだ。後者の見方は、誠実な仲介者としての役割を損なうだろう。

 – 著者は、プーチンがトランプと足並みを揃えると確信しているように見えるにもかかわらず、ヨーロッパとウクライナは、トランプが状況を操っているかのように振る舞わなければならないと主張する。決定的な選択の時が近づいている

プーチン平和を望んでいるとトランプが発言。2つの説明

ドナルド・トランプ大統領は、ウラジーミル・プーチンがウクライナで平和を望んでいると本当に信じているのだろうか?

結局のところ、ロシアの独裁者は、ウクライナ、ロシア、そして世界にとって人道的、経済的に大惨事をもたらしてきた。彼は何百万もの人命を破壊し、反対者多数を殺害し、おど経済的荒廃を招いた。

国際刑事裁判所は、ウクライナの子供たち数千人を拉致したとして、ロシアの非合法な大統領を戦争犯罪の罪で告発している。

しかし、プーチンの犯罪はこれだけにとどまらない。

1999年以来、ロシアの最高指導者として、彼は、ロシア、ウクライナ、チェチェン、ジョージアの兵士、ロシア人および非ロシア人の民間人の非自然死、ロシア、ウクライナ、およびそれらとの貿易に依存する国々の GDPの悲惨な低下、そしてチェチェン、ジョージア、ウクライナでの彼の戦争によって中断された難民何百万人の生活に対し責任と罪悪感を負っている。

プーチンがもたらした破壊は、アドルフ・ヒトラー、ヨシフ・スターリン、毛沢東、ナポレオン・ボナパルト、チンギス・ハン、ジュリアス・シーザー、アレクサンダー大王、その他の独裁的な帝国建設者たちがもたらしたものには及ばない。

それでも、ウラジーミル・レーニン、アヤトラ・ホメイニー、サダム・フセイン、ハフェズ・アル・アサド、ベニャミン・ネタニヤフがもたらしたものには匹敵する。

ロシアによる殺戮規模と同様に重要なのは、プーチンとその仲間たちが、好戦的で虐殺的な意図を隠していない事実だ。彼らはそれを恥じたり、謝罪したりしない。それどころか、破壊はプーチンの帝国とファシズム構築プロジェクトの中核を成している。

これは、選ばれた少数の者だけが知る秘密ではない。世界は、すべてのアメリカ人が知っているのと同じように、この事実を知っている。我々はプーチンの暴挙に無関心のまま、それを正当化しようとさえするかもしれないが、半文盲の人間でさえそれを知らないとは言い訳できない。

トランプのウクライナとプーチン戦略?

では、最初の質問に戻ろう。ドナルド・トランプ大統領は、ウラジーミル・プーチンがウクライナの平和を望んでいると本当に信じているのだろうか?あるいは、トランプがプーチンの平和的意図を主張していることを、どう説明できるだろうか?

トランプは、プーチンが冷酷な殺人者で、好戦的であることを知らないはずがない。トランプは、プーチンの血なまぐさい実績を本当に知らないと主張する者もいようが、たとえ彼の読書習慣が限られているとしても、そのような説明は米国大統領には到底通用しない。

トランプは、アナリストや政策立案者の一歩先を行く、狡猾なチェスゲームをしているのかもしれない。おそらく彼は、自らの「予測不能性」を誇示し、決定的な一撃を加えるため、意図的にプーチンを褒め称え、世界を混乱させ、ウクライナ人を操ろうとしているのか? それが楽観的な解釈だ。

より否定的な見方としては、トランプがプーチンの暴力的な手法に無関心か、あるいは支持している可能性がある。そのような姿勢は、アメリカ大統領をプーチンの犯罪に対する道義的共犯者とする。また、進行中の「和平プロセス」における公正な仲介者としての資格を喪失させるだろう。

トランプが極めて巧妙な駆け引きをしている可能性も排除できない。彼の外交政策上の成功の一部は、そうした複雑な策略の産物に見える。

残念ながら、はるかに不穏な可能性——トランプが人権侵害に無関心で、目標達成のためならあらゆるルールを破る強権的指導者を心から賞賛している——も排除できない。

トランプのウクライナ戦略に付き合う

欧州とウクライナには、少なくとも現時点では、トランプが戦略を弄していると想定する以外に選択肢がない。トランプを見捨てる誘惑は強いが、彼の戦略が存在する限り付き合わざるを得ない。

一方プーチンは、トランプを手のひらの上に乗せていると信じているようだ。アメリカ大統領を仲間の一人と見なしているのだ。

ウクライナと欧州の認識が正しければ、近い将来に平和が実現する可能性はわずかながらある。プーチンの見解が正しければ、プーチンとトランプが権力の座にある限り戦争は続くだろう。

トランプ本人の考えは誰にもわからない。おそらく彼自身も自覚していない。いずれにせよ、トランプは間もなくウクライナとロシアの間で極めて不快な選択を迫られる。ウクライナを選べば見栄えが良く、トランプにノーベル平和賞が行く可能性を高めるだろう。ロシアを選ぶのは見栄えは悪いが、トランプの本能は満足させられそうだ。

著者について:アレクサンダー・モティル博士

アレクサンダー・モティル博士は、ラトガーズ大学ニューアーク校の政治学教授である。ウクライナ、ロシア、ソ連、そしてナショナリズム、革命、帝国、理論の専門家であり、10冊のノンフィクションの著者である。著書に『Pidsumky imperii』(2009年)、『Puti imperii』(2004年)、『Imperial Ends: The Decay, Collapse, and Revival of Empires』(2001年)、 『革命、国家、帝国:概念上の限界と理論上の可能性』(1999年)、『独立のジレンマ:全体主義後のウクライナ』(1993年)、『右派への転換:ウクライナ民族主義のイデオロギー的起源と発展、1919-1929年』(1980年)など、ノンフィクション10冊を著している。また、『The Encyclopedia of Nationalism』(2000年)や『The Holodomor Reader』(2012年)など、15冊の書籍の編集者でもある。さらに、学術誌や政策誌、新聞の論説ページ、雑誌などに数十本の記事を寄稿している。また、毎週ブログ「Ukraine’s Orange Blues」も執筆している。



Does Trump Really Think Putin Wants Peace in Ukraine?

By

Alexander Motyl

https://www.19fortyfive.com/2025/12/does-trump-really-think-putin-wants-peace-in-ukraine/


2025年12月31日水曜日

2026年の展望1 ウクライナ戦争。和平交渉は行き詰まったまま年越しへ。難航したままだと戦争は泥沼のまま先が見えないのだが

 

ウクライナ和平合意がなぜ進展しないのか ―トランプもビジネスディールでの経験手腕が機能しないことに苛立っているようで、このままだとウクライナ戦争は終結の見込みがたちません

19fortyfive

ルーベン・ジョンソン

Trump Meeting in the Vatican with Ukraine

バチカンでのウクライナとの会談に臨むトランプ大統領。画像提供:ホワイトハウス

要点と概要 

– トランプとゼレンスキーの会談は成果より見せかけが先行したが、キーウにとってはそれが狙いかもしれない。

トランプが繰り返し離脱を示唆する中、単に彼を交渉に留めさせたこと自体が勝利と位置付けられる。

ロシアによるウクライナ侵攻の想定ルート(2022年1月)。ドイツ紙ビルト([1])と米シンクタンクCSIS([2])が発表した二つの異なる計画図

ウクライナ内外の軍事勢力分布図。カーバー博士提供

最大の隔たりは安全保障の保証だ。米国は15年間の保証を提示したが、ウクライナは将来のロシア再侵攻を抑止するため少なくとも30年を求めている。

ドンバス地域が政治的な引き金だ。ロシアは完全支配を望み、トランプは譲歩を促し、ウクライナ世論は強く抵抗している。

「自由経済圏」構想や住民投票も選択肢に残っているが、すべて決着に程遠いままだ。

トランプのウクライナ計画が壁にぶつかった:15年間の安全保障問題

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と米国のドナルド・J・トランプ大統領による先週末の会談を目撃した誰かが「期待が薄れた」と表現した。

両者が議論したが実質的な成果がほとんどなく、ウクライナとロシアの4年近くに及ぶ戦争解決に向け、トランプがどれだけ長く、どの程度積極的に関与し続けるかについて依然として不透明感が残っている。

議論の結果に関する見出しは、米国とウクライナが共同でロシアのプーチン大統領に提案した未解決の和平計画の進展のなさを伝えている。「ゼレンスキーにとって、トランプとの対話を維持すること自体が勝利だ」とニューヨーク・タイムズ紙は報じた。

ラスムッセン・グローバル調査機関の上級ディレクター、ハリー・ネデルクはタイムズ紙に「対話が行われた事実自体が勝利だ」と語った。

日曜日の協議後、トランプは和平交渉に当面は関与し続ける意向を示した。これもウクライナにとって勝利だ。ここ数カ月、トランプは実質的な進展のなさに苛立ち、交渉から離脱する可能性をほのめかしていた。

米国大統領はまた、両国が何らかの和平合意に達すべき新たな期限を設定することも控えた。この抑制的な姿勢は、トランプが過去に二度にわたり和平合意を強要しようとした経緯を踏まえたものだ。最初にウクライナとロシアに対し感謝祭(後に変更されクリスマスとなった)までの期限を宣言したが、いずれも最終合意に至っていない。

「期限なんてない」とトランプは、ゼレンスキー大統領がフロリダのマー・ア・ラゴ別荘に到着した際、記者団に語った。「俺のいう期限が何か分かるか?戦争を終わらせることだ」と述べた。



ウクライナにとって不十分な保証

トランプは米国とウクライナの間で行われた重大な和平交渉の結果を「素晴らしい」と宣言した。しかし同時に、ロシアとの戦争を終結させる合意に至るまでには「厄介な問題」が残っていると認めた。

一方、ゼレンスキー大統領は、両者の見解に依然として隔たりがある点を指摘した。交渉で提示された条件のうち特に芳しくないものの一つが、ウクライナへの安全保障保証の有効期間を15年とした提案だった。

ウクライナ大統領は、将来のロシアの侵略を抑止するため必要な措置として、安全保障条項の有効期間を少なくともその倍とすることをキーウ側が求めていると述べた。

ゼレンスキー大統領が安全保障保証を30年以上とする合意を求めたことに対し、トランプは「検討する」と応じたと、ウクライナ大統領は月曜日に記者団に語った。

「ゼレンスキー大統領の課題は、トランプ和平案に対処するため最善を尽くしていることをトランプに示しつつ、ウクライナ社会にも受け入れられる形にすることだ」と上記ネデルクは述べた。

トランプは日曜日、米国の安全保障保証の有無にかかわらず、キーウの欧州同盟国が米国と協調し、いかなる合意でも相当な貢献をすべきだと述べた。「安全保障協定は結ばれる。強力な協定だ。欧州諸国も深く関与する」。

依然として意見が相違したまま

ゼレンスキーには主要な懸案事項があり、特に重要なのは東部ドネツク州のドンバス地域でウクライナが依然として支配中の領土の最終的な処分だ。

ロシアはウクライナに同地域全体の割譲を求めており、トランプもキーウにこの措置を促している。しかしウクライナ国内の世論調査では、国民の大多数が領土での譲歩に反対している。

ゼレンスキーは、領土を放棄する道義的権利は自分にはないと主張している。さらにウクライナ憲法では、国民投票で有権者が承認しない限り、いかなる領土も他国に譲渡できないと定めている。

ワシントンは、非占領地域のドンバスに「自由経済圏」を創設する妥協案を模索してきた。キーウ側は、この選択肢はロシア軍がさらに東方に撤退する条件なら検討すると述べた。

ゼレンスキーはまた、米国が現在交渉の基盤となっている20項目の和平計画に、ウクライナ国内での住民投票を盛り込む可能性を引き続き模索すると述べた。「誰もが理解しているように、これがこの文書の強さを示す最も強力な歴史的署名となる」と彼は語った。■

著者について:ルーベン・F・ジョンソン

ルーベン・F・ジョンソンは、外国の兵器システム、防衛技術、国際的な武器輸出政策の分析と報道において36年の経験を持つ。ジョンソンはカシミール・プワスキ財団の研究部長である。また、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻の生存者でもある。長年、米国防産業で外国技術アナリストとして勤務し、後に米国防総省、海軍省、空軍省、英国政府、オーストラリア政府のコンサルタントを務めた。2022年から2023年にかけて、防衛分野の報道で2年連続の受賞を果たした。デポー大学で学士号、オハイオ州マイアミ大学でソ連・ロシア研究を専門とする修士号を取得している。現在はワルシャワ在住である。


Why Getting to a Peace Deal in Ukraine Is So Hard

By

Reuben Johnson

https://www.19fortyfive.com/2025/12/why-getting-to-a-peace-deal-in-ukraine-is-so-hard/




2025年12月30日火曜日

速報 ヴェネズエラ施設へ攻撃を実施したとトランプ大統領が主張

 

米軍がヴェネズエラ国内を攻撃したとトランプ大統領が強硬に主張―対象は大型化学工場、ヴェネズエラは否定

ヴェネズエラ国内への攻撃は、マドゥロ政権とカルテルに対する数ヶ月にわたる圧力キャンペーンで重大なエスカレーションだ

TWZ

ハワード・アルトマン

2025年12月29日 午後5時04分(EST)更新

In a phone call to ABC radio in New York, U.S. President Donald Trump claimed an attack inside Venezuela. The White House has yet to offer any proof.

(写真:SAUL LOEB/AFP via Getty Images)

ナルド・トランプ米大統領は月曜日、米国がヴェネズエラ国内で攻撃を先週実行していたという自身の主張について新たな詳細を追加したが、証拠は示さなかった。事実ならば、この攻撃は、ヴェネズエラの独裁者ニコラス・マドゥロとカルテルへの数ヶ月にわたる圧力作戦の大幅なエスカレーションとなる。これまで、米国が公に認めてきた軍事行動は、この地域における麻薬密輸船とされる対象に限定されていた。

「我々は全ての船を攻撃し、今度はその地域を攻撃した。そこが実行拠点だ。奴らが活動する場所だ」とトランプ大統領は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と並びマー・ア・ラゴで述べた。「そしてその拠点はもはや存在しない」

トランプは、攻撃を実行したのが米軍かCIAかについて言及を避けた。

トランプ大統領がヴェネズエラ国内への攻撃を初めて主張したのは先週、ニューヨークのWABCラジオとの電話インタビュー中だった。

「奴らは巨大な工場、巨大な施設を持っている。船が出発する場所だ」とトランプはジョン・キャツィマティディスに語った。同氏はトランプ支持者の億万長者で同ラジオ局を所有している。「一昨夜、我々はそれを破壊した。彼らをかなり痛めつけた。麻薬は97%以上減った。信じられるか?」

トランプはヴェネズエラ国内での攻撃の証拠をまだ提示していない。会話中、キャツィマティディスはこの件について追及しなかった。匿名の米当局者はニューヨーク・タイムズに対し、大統領は「ヴェネズエラの麻薬施設を指しており、それが破壊されたと言っているが、詳細は明かしていない」と語った。

ホワイトハウスは、本誌含む多くの報道機関からのヴェネズエラ国内攻撃の立証要請に応えていない。南部の槍作戦を監督する米南方軍は本誌取材にコメントを拒否した。国防総省はホワイトハウスに照会するよう指示してきた。中央情報局(CIA)は、トランプが承認したヴェネズエラ国内での秘密作戦実施機関であるが、攻撃への関与について質問に対し即座に回答しなかった。

ヴェネズエラ当局はこの攻撃疑惑について公式コメントを出しておらず、施設周辺住民による独立した確認もない。しかし、マラカイボ湖近くのプリマゾール化学工場で発生した爆発と火災が米軍の攻撃目標だった可能性を示唆する動画がネット上に流出した。

化学工場での事件はトランプが提示した攻撃のタイミングと一致するが、同社は攻撃を受けたとの示唆を否定した。

プリマゾールは声明で「当社の創設者と組織の評判を傷つけようとするソーシャルメディア上の情報を断固として否定する」と説明。「これらの主張は事件とは一切関係がなく、公式でも検証済みでもないことを責任を持って明らかにする」と述べた。

本誌は関連性を独自に確認できず、プリマゾルに詳細を問い合わせた。

現地ジャーナリストのホルマン・クルーズはX(旧ツイッター)投稿で、トランプの主張と火災の関連付けに警戒を促した。

「住民は何も異常なものを目撃していない。ドローンも車も外国人の姿もなかった」と彼は述べた。「奇妙な仮説には注意が必要だ」

トランプのラジオインタビューは、世界最大の空母である米海軍艦艇「ジェラルド・フォード」に乗船中の水兵たちへのクリスマスイブの電話に続いて行われた。同艦は現在カリブ海に展開中だ。トランプはこの地域を「興味深い場所」と呼び、米国が「その土地を狙っている」と再び述べた。それ以上の説明はなかった。

ヴェネズエラ国内の施設攻撃に関するトランプの主張は、ラジオ局オーナーとの短い議論――麻薬密輸船とされる船舶の破壊に関する――に続いて行われた。トランプは、麻薬密輸船1隻の攻撃で米国内で2万5千人の命が救われるという自身の主張を繰り返した。これまでに米南方軍(SOUTHCOM)はカリブ海と東太平洋で20隻以上の同種船舶を攻撃し、100人以上を殺害している。こうした攻撃は大論争を呼んでいる。武力紛争ルールに違反しているとの主張や、議会や司法の承認なしに実施されたとの指摘がある。ホワイトハウスと国防総省はこれらの主張を否定している。今月初め、議会は最初の攻撃(9月2日)に関する調査を終了した。調査は、攻撃の生存者が追撃攻撃で殺害されたことが明らかになった後に開始されたものだ。

トランプ大統領の攻撃主張に関わらず、米国はカリブ海地域、特に特殊作戦部隊(SOF)のプレゼンスを拡大し続けている。週末には航空機観測者が、プエルトリコのラファエル・エルナンデス国際空港(RHIA)にMC-130J コマンドII多目的戦闘輸送機少なくとも10機を確認したと報告した。これは先週同空港で確認された数の2倍に相当する。

少なくとも5機のMC-130Jは、レイセオンの新型AN/APQ-187サイレントナイト地形追従/地形回避レーダー、衛星通信システム、その他装備を含む完全な能力リリース2(CR-2)改修セットを装備しているようだ。

さらに、衛星画像によれば、現在少なくとも11機の空軍特殊作戦コマンド仕様CV-22Bオスプレイティルトローター機も同空港に配備されている。本誌は以前、RHIAに9~10機のオスプレイが存在することを報じていた。米特殊作戦司令部はコメントを拒否し、空軍特殊作戦司令部はコメント要請に応答していない。

以前指摘した通り、同空港にはMQ-9リーパードローンも配備されており、その画像は9月からオンライン上で確認され始めた。MQ-9は船舶攻撃にも使用されている。

資産を公の目に晒さないよう、要員がフェンスを遮り、RHIAに集結した航空機を撮影しようとするカメラマンの視界を妨げようとする様子が確認されている。

以前指摘した通り、10月初旬まで遡る衛星画像の集積は、同空港における大規模な建設プロジェクトを示している

(写真 © 2025 PLANET LABS INC. 全著作権所有。許可を得て転載)

衛星画像はまた、プエルトリコのホセ・アポンテ・デ・ラ・トーレ空港における拡張の進行も示している。旧ローズベルト・ローズ海軍基地は、南部の槍作戦で展開する米軍機と部隊の中継基地となっている

土曜日時点で、航空機観測者によりE-11A戦域空中通信中枢(BACN)がプエルトリコ最大のサンフアン・ルイス・ムニョス・マリン国際空港に追跡された。

トランプ政権がマドゥロ政権への軍事的圧力を強める中、経済的圧迫を図るためヴェネズエラ産原油の輸送にも引き続き狙いを定めている。世界有数の産油国であるヴェネズエラは原油輸出に大きく依存している。トランプ政権が制裁対象船舶のヴェネズエラ出入港を封鎖して以来、米国は2隻を押収し、3隻目を追跡中だ

「米国は先週末、ヴェネズエラ近海公海上で追跡した大型の錆びたタンカーの追跡を断念しておらず、当局は現在、同船への強制乗船のため追加資源を同海域に投入することを検討中だ」とCNNは金曜日、事情に詳しい関係者らの話として報じた。

ロシア外務省のスポークスパーソン、マリア・ザハロワは日曜日、この封鎖と押収を非難した。「エネルギー分野を含め、一般的に主権国家に圧力をかけようとする試みを原則的に拒否する」と彼女は述べた。「このような政策の背後には、非競争的な政治的手法によって経済的優位性を獲得しようとする新植民地主義的な願望しかないと理解している」

「我々は、ドナルド・トランプ政権が、西半球全体に予測不可能な結果をもたらす恐れのある大規模な武力紛争にさらに陥ることを控えることを確信している」と彼女は付け加えた。


ロシア外務省のスポークスパーソン、マリア・ザハロワ氏は、カリブ海における米国の行動を非難した。(写真提供:Contributor/Getty Images) Contributor#8523328

12月24日に撮影された衛星画像には、特殊作戦母艦である M/V Ocean Traderの近くに、イオー・ジマ揚陸準備群(ARG)の一部が写っている。ARGの航空戦闘部隊(ACE)の大半は数週間前にローズベルト・ローズに移され、現在も同地に留まっていることに留意すべきである。これらの艦船がこれほど接近して展開していること、そして艦載機、上陸装備、乗組員が搭載されている事実は、米国が麻薬密輸船の攻撃を超えた行動に備えていることを示すもう一つの証拠だ。

トランプ大統領が主張する「米国がヴェネズエラ国内を攻撃した」という件の詳細は依然不明だ。いずれにせよ、カリブ海における米軍の大規模展開は、さらなる軍事行動に向けた動きと一致しているように見える。■

ハワード・アルトマン

シニアスタッフライター

ハワードは『ザ・ウォー・ゾーン』のシニアスタッフライターであり、『ミリタリー・タイムズ』の元シニアマネージングエディターである。それ以前は『タンパベイ・タイムズ』のシニアライターとして軍事問題を担当した。ハワードの作品は『ヤフーニュース』『リアルクリアディフェンス』『エアフォース・タイムズ』など様々な媒体に掲載されている。



Trump Doubles Down On Claim U.S. Attacked Inside Venezuela

An attack inside Venezuela would mark a significant escalation in the months-long pressure campaign on Maduro and the cartel.

Howard Altman

Updated Dec 29, 2025 5:04 PM EST

https://www.twz.com/news-features/trump-doubles-down-on-claim-u-s-attacked-inside-venezuela