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北朝鮮が新型SLBMを軍事パレードで公表。結局、制裁措置でもミサイル核開発を止められず、平壌は開発継続を公言。こんな不良国家を西側社会はどう扱うべきなのか、バイデン新政権は早速真価を問われるでしょう。そして罵倒されるばかりの韓国は?

    朝鮮通信社/AP     米 国を最大の脅威と宣言した北朝鮮が潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBM)の新型を 首都平壌の軍事パレードに 登場させ、ミサイルテスト開始の準備に入ったようだ。金正恩を指導者として讃える軍事パレードは金日成広場で展開した。   このミサイルは北極星-5型と識別され、少なくとも4発がパレードで公開された。実物大模型なのか現物か不明だが、外観から北極星-3、-4の発展型と見られる。   KOREAN CENTRAL NEWS AGENCY 北極星-5ミサイル     北極星-4が公表されたのは2020年10月だが、試射された兆候はなく、北極星-3を同国最大の固体燃料弾道ミサイルとして潜水艦ではなく、水中発射台から打ち上げたと発表していた。   北極星-5の全長は北極星-4を上回り、先頭部分の設計変更がその理由だろう。また新型ミサイルの幅が拡大しているように画面上は見える。   北極星ミサイルが3、4、5と揃ったがそれぞれ北極星-1型SLBMや陸上配備の派生型北極星-2から大型化している。北極星各型は固体燃料方式で、液体燃料の火星シリーズと対照的だ。火星15、火星16が大陸間弾道ミサイル(ICBM)として知られる。   固体燃料方式の実用化は北朝鮮を優位にしている。短時間で発射できる以外に、潜水艦運用で安全度信頼度が高まるからだ。艦内での液体燃料注入は腐食性揮発性のため危険行為となる。 北朝鮮はSLBM開発に注力してきたが、潜航中の潜水艦からのミサイル発射の成功例は少ない。これまでのところ北極星-1の水中発射が唯一の例だ。   KOREAN CENTRAL NEWS AGENCY 2019年10月に北朝鮮は三年ぶりにSLBM一発を沖合発射台から打ち上げた。     それでも北朝鮮はSLBM構想を進めており、旧式ソ連時代のロメオ級ディーゼル電気推進潜水艦を改装し、弾道ミサイル発射艦にする事業がある。今後は潜水艦による二次核抑止力の実用化を狙うと見られる。   朝鮮中央通信は新型SLBMを「世界最強」とし、パレードに登場したミサイルで「いかなる敵も先制攻撃で徹底的に破壊する」としており、北極星-5を戦略兵器体系と位置づけている。北朝鮮はICBMでも同じ表現をしており、近隣国のみならず米国も照準と公言している。ただし今回のパレードにICBMは一切