China Deploys Fighter Jets To Contested Island in South China Sea Agence France-Presse 7:57 p.m. EST February 23, 2016 (Photo: Alert5 via Wikimedia Commons) WASHINGTON — 中国が問題になっている南シナ海に戦闘機を配備したと米政府関係者が2月22日に明らかにした。 FOXニュースが匿名米政府関係者二名の発言を引用し米情報機関が瀋陽J-11および西安JH-7をウッディ島で発見したと伝えた。同島は紛糾するパラセル諸島の一部。 太平洋軍報道官ダリン・ジェイムズ大佐が報道内容を確認したが、中国戦闘機の同島展開は今回がはじめてでないと指摘した。 ウッディ島は台湾とヴィエトナムも領有権を主張している。中国は1990年代から滑走路を構築していたが、昨年に設備改良しJ-11運用が可能になった。 「問題の地に中国が高性能兵器の配備を進めていることに懸念を感じざるを得ない」(ジェイムズ大佐) この報道はジョン・ケリー国務長官が中国の王傑外相をワシントンに招いたのと同時になった。王外相はペンタゴンを23日訪問する予定だったが「日程上の都合で」取りやめになっている。 中国はウッディ島への「武器」搬入は主権の範囲と主張している。 米関係者はAFPに対して中国が配備した地対空ミサイルはHQ-9と思われ、200キロの有効射程があると述べている。 前日の月曜日には戦略国際研究所が公表した衛星画像で高周波レーダー施設が建設中と判明した。場所はスプラトリー諸島内のクアテロン島だ。 中国による南シナ海での埋め立て工事と軍事拠点化は国際社会の非難を呼んでおり米国は今後も中国が領海と主張する海域の航行を続けると公言している。■
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