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北朝鮮が新型巡航ミサイルを試射、中国は米国の台湾海峡通過を非難など日本周辺で気になるニュース(1月25日現在)

  Pulhwasal-3-31 crusie missile KCNA Image 北朝鮮が新型巡航ミサイル試射 北朝鮮国営メディアの報道によると、北朝鮮は水曜日に新型巡航ミサイルの試験発射を行った。一方、中国軍はUSSジョン・フィン(DDG-113)による水曜日の台湾海峡通過を非難し、オーストラリア海軍(RAN)は今年最初の地域派遣でフリゲート艦を派遣した。 国営の朝鮮中央通信は木曜日、北朝鮮ミサイル管理局が開発中の巡航ミサイル「プルファサル 3-31」の初試射を行ったと報じた。「今回の試射は周辺国の安全保障に何ら影響も与えず、地域情勢とも無関係だ」とし、試射は兵器システムの絶え間ない更新プロセスの一環であり、管理局とその防衛科学研究所の定期的かつ義務的な活動であるとも説明した。 内容では、発射されたミサイルの数や発射場所については触れられていないが、水曜、韓国の合同参謀本部(JCS)は、同日午前7時、北朝鮮が黄海に向け巡航ミサイルを数発発射し、米韓の情報機関が詳細を分析中と発表した。 韓国の申元植(シン・ウォンシク)国防相 Defense Minister Shin Won-Sik は今回の発射を非難し、北朝鮮は「『水中核兵器システム実験』と主張する巡航ミサイルを発射した」と韓国を本気で脅していると述べた。申元植は、清州基地を拠点とする韓国空軍(ROKAF)第17戦闘航空団を訪問した際に発言した。彼は同部隊に対し、北朝鮮が戦争を始めた場合、北朝鮮政権に終止符を打つのは自分たちだと語った。「金正恩政権が開戦という最悪の選択をした場合、諸君は最短時間で敵の指導者を排除し、政権の終焉を告げる先兵となるだろう」と語った。 北朝鮮に関する国連決議は、巡航ミサイルを禁止していない。しかし、通常弾頭と核弾頭を搭載できる巡航ミサイルは、韓国とそこで活動する米軍にとって核兵器の脅威となる。 PLAN艦艇の気になる日本周辺での動き 水曜日、中国の東部戦域司令部は、USSジョン・フィンによる水曜日の台湾海峡通過を非難する声明を発表した。「中国PLA東部戦域司令部の部隊は、米軍艦の通過を全行程で追跡・監視し、法律と規則に従って対処した。同司令部のスポークスマンはまた、米軍は最近、地域の平和と安定を悪意を持って損なう挑発的な行為を頻繁に行っていると述べた。「戦域の部隊は常に厳戒態勢を

オーストラリアの原潜調達計画が明らかに。米ヴァージニア級をまず取得したあと、オーカス級原潜を国内建造すると言うが....米国にも余裕はないはず。むしろオーストラリアが英米潜水艦の作戦拠点になる方が重要か。

  Australian Department of Defense オーストラリアの国会質疑から、同国の原子力潜水艦導入の詳細が明らかになった オ ーストラリア海軍(RAN)の上級司令官は、オーストラリアが米国および英国と行っている三国間原子力潜水艦「AUKUS」取得契約の詳細を明らかにした。国会の国防予算公聴会での激しい質疑で明らかになった詳細は、米海軍の潜水艦能力にも影響を与える。 2021年9月、米国と英国が協力してオーストラリアの次世代原子力潜水艦艦隊取得・配備を支援するという驚きの3国間発表から約2年、5月30日と31日にオーストラリアの首都キャンベラで行われた上院公聴会で、プログラムの主な内容が明らかになった。 オーストラリア海軍の原子力潜水艦タスクフォースの責任者であるジャッキー・ランビ上院議員は、上院の両党議員から激しく、時には敵対的な質問を受け、オーストラリアのAUKUS原子力潜水艦計画について「知られていなかったこと」が多く明らかになった。 2020年3月、西オーストラリアのフリートベースウエストに帰還したコリンズ級潜水艦HMAS Farncombがディアマンティナピアに接岸する際、船員が接岸ラインに身を寄せる。オーストラリア国防総省 まず導入するヴァージニア級攻撃型潜水艦3隻の構成と時期、英国と共同開発で建造される後続のオーカス級原子力攻撃型潜水艦の隻数、オーストラリアの将来の原子力潜水艦艦隊の最終戦力が含まれる。 オーストラリアの原子力潜水艦タスクフォースの責任者ジョナサン・ミード中将は、上院外交・防衛・貿易法制委員会で、ランビ議員から繰り返し具体的な質問を受け、正式な証拠として、「ヴァージニア2隻が我々(オーストラリア海軍)に譲渡され、我々は建造ラインから1隻購入する」と述べた。 「オーストラリアに譲渡される潜水艦の正確な配分は、オーストラリアと米国でまだ決定していない」と、ミード中将は質問に答え述べた。「しかし、我々は各潜水艦が耐用年数20年以上あることを視野に入れている」。 この「耐用年数20年」とは、2023年3月のジョー・バイデン米大統領、リシ・スナック英首相、アンソニー・アルバネーゼ豪首相による共同声明で明らかになった、2032年前後に米海軍からRANに譲渡された後の潜水艦の予想耐用年数を指している。 ミード中将は、最初に譲渡さ

B-21調達をオーストラリアが実行する可能性.....国防戦略レビューに見る同国の優先順位付けに注目

  U.S. Air Force オーストラリア政府は、空中発射スタンドオフミサイル導入の検討に先立ち、B-21レイダーに注目していた オ ーストラリアは、アジア太平洋地域で増大する中国の軍事力への対抗策を模索し、次世代ステルス爆撃機B-21レイダーを調達する可能性に注目している。B-21がオーストラリアで活躍する可能性は、以前から防衛アナリストが検討し、昨夏にはオーストラリアのリチャード・マールズ国防大臣もB-21購入を「検討中」とほのめかしていた。しかし、オーストラリアの国防政策文書でステルス爆撃機が議論されたのは今回が初めてだ。  結局、オーストラリア政府は、意外にもB-21購入に反対し、その代わりにF-35AステルスジェットやF/A-18Fスーパーホーネット戦闘機など長距離攻撃能力にさらなる投資をする選択とした。少なくとも現時点では、RAAFによるB-21購入の提案は全くないとは言い切れないが、不明なままだ。  本日発表のオーストラリア政府による国防戦略レビューには、将来の国防の優先順位に関する分析の一環で、この決定に関する言及が含まれている。提言に基づき、合計で130億ドル近くが同国の国防予算に割り当てられる。  レビューでは、オーストラリアに潜在的な能力オプションとなるB-21レイダーに関して、オーストラリアと米国間で詳細な議論がかわされたことが紹介されている。  「わが国の戦略的状況、本レビューで概説した国防戦略および能力開発へのアプローチに照らし、B-21は取得を検討するのに適した選択肢とは考えていない」。 ノースロップグラマンが公開したB-21の最初の写真の1枚。 Northrop Grumman  B-21は、航続距離と(少なくとも有人爆撃機としては)比類なきステルス性能から、中国が力をつけているアジア太平洋地域の軍事バランスの調整上で、大きな役割を果たすことができる。  レイダーは、飛行距離、搭載できる武器(センサーも含む)の数、そして総合的な生存能力において、オーストラリア空軍(RAAF)の現行航空戦力と明らかに異なるレベルを提供します。  有事にオーストラリア空軍がオーストラリア領土から遠く離れた場所で強力な火力を投射できることを考えれば、オーストラリアが運用するB-21は、北京の軍拡に対する強力な抑止力になると考えたくなる。  しかし、こ