USN これまで海兵隊は、オスプレイは2060年代まで使用できるとしてきたが、現在は次世代強襲支援機を検討している 最 新の米海兵隊の航空戦力整備計画によると、海兵隊は現在、MV-22オスプレイの後継機として、次世代突撃支援(NGAS)機という名前を付けるほど積極的に検討していることがわかる。海兵隊はこれまで、オスプレイが2060年代まで活躍することを期待していると述べてきたが、他機種の開発次第で変わる可能性も残している。V-22シリーズは長い間、運用に散発的な制限が課され、物議を醸してきた航空機だが、昨年の米空軍CV-22の死亡事故がきっかけで3ヶ月に及ぶ飛行停止措置が行われた後、特に監視の目が強まっている。 米海兵隊は本日未明、2022年以来初めてとなる最新の航空戦力整備計画を公表した。2024年3月現在、海兵隊は合計348機のMV-22を保有しており、海兵隊の目標保有機数は360機である。 海兵隊のオスプレイは現在、米国内の部隊に配備されているほか、日本とジブチに前方展開している。 「構成、在庫、サプライチェーン管理は、MV-22Bオスプレイフリートが将来の 要件と課題を満たすために適切なサイズを維持するための最重要分野である」と、2025年航空計画のオスプレイに関する項は述べている。同文書は、新しい電子戦、通信、生存性、劣化した視覚環境(DVE)飛行能力を統合する計画を含む、現在進行中の様々な近代化努力を強調している。また、安全性と信頼性に関連する継続的な作業にも言及しており、これには昨年の全機飛行停止措置の原因となった墜落事故で中心となったプロローターギアボックスの改善も含まれている。 大規模な更新されたV-22航空機近代化計画(ReVAMP)は、「耐用年数の終了までプラットフォームの妥当性を確保し、次世代突撃支援(NGAS)航空機の開発と実戦配備を行う」と新しい航空計画は付け加えている。海兵隊は昨年、主翼やエンジンナセルのような主要構造部品の全交換や、その他のアップグレードや改造の可能性を含め、ReVAMPがどのようなものになり得るか、初期調査を開始したと発表していた。 海兵隊はこれまでNGASの存在を明らかにしていなかったようで、2025年航空計画にもそれ以上の詳細は記載されていない。本誌は、海兵隊と海軍航空システム本部(...
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