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インド太平洋で最大規模の戦闘航空戦力が集結するMCAS岩国基地で幹部へ独占インタビュー(The Aviationist)

  VMFA-121 「グリーンナイツ」 所属の米海兵隊F-35Bが滑走路20への進入中。(すべての画像、出典:著者/The Aviationist) 本 誌は日本で岩国海兵隊航空基地を訪問し、基地の日常的な業務の様子を見学した。だが岩国海兵隊航空基地が「日常的」とは程遠いことは、すぐに明らかになった。  本州南西端に位置する岩国海兵隊航空基地は、日本最大の人口を擁する本州にあり、インド太平洋地域で最大の戦闘航空戦力が集中している。同基地には、米海兵隊、米海軍、海上自衛隊(JMSDF)の部隊から、水上機、ティルトローター機、ヘリコプター、戦闘機など19種類の航空機が配備されている。さらに、約1万3000人が居住し、勤務している。岩国は世界で初めて前方展開されたF-35戦闘飛行隊の所在地であり、また米海軍第5空母航空団の固定翼機部隊のすべてが所在している。インド太平洋地域で急速に変化する脅威環境により、岩国海兵隊航空基地の重要性はかつてないほど高まっている。  こうした事実を踏まえると、岩国海兵隊航空基地は、その活動の重要性を理解するためぜひ訪問すべき基地であることは間違いない。  本誌は、この基地を訪問し、飛行業務の様子を撮影し、岩国海兵隊航空基地の幹部2名にインタビューする機会を得ることができ、非常に幸運だった。  岩国海兵隊航空基地司令官のリチャード・「BC」・ルスノク・ジュニア大佐、および海兵隊戦闘攻撃飛行隊242のパトリック・「パードレ」・バーグマン中佐に独占インタビューを行った。イラクでの戦闘配備、F-35モデルの相違点と類似点、初期のF-35テスト、開発から運用、艦隊への導入、F-35Bの海上配備の先導、そしてMCAS岩国における現在のF-35Bの飛行運用など、幅広いトピックについて話しを聞いた。最後に、岩国海兵隊航空基地の任務の重要性、および海兵隊、海軍、統合部隊、同盟国、地域のパートナーとの共同パートナーシップについて話してもらった。 VFA-27所属の米海軍F/A-18Eが、朝の出撃時に滑走路02から離陸する。 以下は岩国海兵隊航空基地司令リチャード・ルスノック・ジュニア大佐へのインタビューである。 質問: 岩国米海兵隊航空基地司令官のリチャード・ルスノック・ジュニア大佐(コールサイン「BC」)にお話を伺っています。ご自身について少しお話い...