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2月, 2018の投稿を表示しています

金正恩、正日親子がブラジル旅券で来日していた

Here are Kim Jong Un and his father's suspected passports — and they don't match their given names 金正恩と父親が使った旅券写しを入手、旅券には偽名が記載されている Reuters http://www.businessinsider.com/kim-jong-un-passport-josef-pwag-2018-2 LONDON (Reuters) - 北朝鮮指導者金正恩と父親の故金正日は不正に取得したブラジル旅券で1990年代に西側諸国の査証を取得していた。西ヨーロッパ保安機関がロイターに明らかにしている。 北朝鮮を支配する一族は偽名で渡航書類を入手していることが知られていたがここまでの証拠はほとんど見られナカタt。ブラジル旅券の写しをロイターが入手したが初公開である。 「二人はブラジル旅券を使っており、金正日、金正恩の顔写真があり、各国大使館で査証発行を求めていた」と保安機関関係者が述べる。「ここから旅行しようとしていたこととともに脱出経路の想定がわかる」 ロイターが入手したブラジル旅券は金正日のもの。 Reuters The North Korean embassy in Brazil declined to comment.在ブラジル北朝鮮大使館はコメントを拒否している。ブラジル外務省は本件を調査中とする。 別のブラジル筋は問題の旅券二枚は合法的な書類で査証発行が可能だったと述べる。 西ヨーロッパ保安機関の別の4名がこのブラジル旅券二枚ではJosef Pwag とIjong Tchoiの氏名で少なくとも西側二か国の査証が申請されたと確認した。だが実際に査証が発行されたかは明らかでない。 旅券がブラジル、日本、香港への渡航に使われた可能性があると保安機関筋は述べる。 読売新聞が2011年に金正恩が子ども時代に日本にブラジル旅券で入国していると報じているが、今回明らかになったブラジル旅券の発行前のことである。 ロイターが入手したスキャンはブラジル旅券で金正恩に発行されたもの。 Reuters 10年間有効旅券にはともに「在プラハ・ブラジル大使館」が1996年2月26日発行とあり、保安

新型機登場 ブロンコIIは軽攻撃、ISRを低価格で実施するデジタル設計、製造機

果たしてこの機体は採用される可能性があるでしょうか。米空軍はOA-Xでターボプロップ単発機を採用しそうですから、この機体はちょっと遅れて登場するわけですが。設計、製造がデジタルと言うのは初めての機体ですね。スコーピオンと言いこのブロンコIIといい新しい機体が出てくるのは活気があっていいですね。今後の動向に要注目です。Aviationstの記事からのご紹介です。 Here’s the New “Bronco II” Precision Strike Aircraft for Counterinsurgency/Irregular Warfare missions 新型「ブロンコII」登場、対テロ非正規戦ミッションに精密攻撃可能な機体 By David Cenciotti Feb 21 2018 https://theaviationist.com/2018/02/21/heres-the-new-bronco-ii/ 南 アフリカ製のAHRLAC(発達型高性能偵察軽量機)をもとにブロンコIIが米国で生まれる。  2月21日、 ブロンコ・コンバットシステム (BCS)USAが新規企業としてブロンコII複座C4ISR兼精密攻撃機の立ち上げを発表した。同機の原型は南アフリカ初の国産ターボプロップAHRLAC( Advanced High-performance Reconnaissance and Surveillance Aircraft) (高性能偵察監視機)で パラマウントグループ Paramount Group と エアロシュド Aerosud が共同開発した。  同機の名称はOV-10ブロンコから来ている。1960年代に対ゲリラ戦(COIN)機として開発され、今日でも米特殊作戦軍団がイラクでISIS戦闘員の掃討に使用している機体だ。  BCS広報資料によればブロンコIIは「各種兵装、センサー、システムを搭載し長時間の滞空任務が可能。専用機材として他にない機体で推進式プロペラとオープンシステムのアーキテクチャを採用したことで今後登場する装備も広く利用しミッション柔軟度、適用度の新しい定義を実現する」とある  AHRLACは2011年9月に南アフリカでAerosudが初公開した。2014年7月に初飛行し、9月までに25

制裁効果はここまで来ている。貴重な電力まで売却せざるを得ない北朝鮮の苦境、10月に外貨が底をつく

North Korea is so short on money it's selling its much-needed electricity to China 資金難の北朝鮮が電力まで中国に売却 平壌市内で金日成、金正日の物故指導者像に照明がされている。 ED JONES/AFP/Getty Images Tara Francis Chan http://www.businessinsider.com/north-korea-sells-electricity-to-china-despite-sanctions-and-shortages-2018-2 中国は北朝鮮からの電力供給に毎月60千から100千ドルを支払っているとの報道がある 北朝鮮は慢性的電力不足に苦しみ夜間は全国が暗闇に包まれる。 本来必要な電力まで売却するのは制裁措置で北朝鮮の外貨準備が打撃をうけていることのあらわれだ 慢 性的な電力不足にもかかわらず北朝鮮が中国に売電している。 2月9日始まった売買で中国は毎月60千ドルから100千ドルで中朝国境付近の水力発電所が生む電力を買うとDaily NKが伝えている。 「Sakju CountyにあるSupong水力発電所が中国の防火材料工場に電力を供給している。北は現金支払いを受けている」とDaily NKが伝えている。 輸出案件は「1月8日資金」と呼ばれ、金正恩の誕生日にちなんでいる。父の金星日も同様に外貨を稼いでいたとDaily NKが伝えている。 Daily NKによれば北朝鮮の通常の電力供給の優先順位は権力の「象徴施設」となる同国の以前の最高指導者二名の関連施設、政府将校、軍需工場で民生向けは後回しだという。 北朝鮮国民で電力供給を受けるのは三人に一人未満に過ぎないと世界銀行が推計している。衛星画像では同国ほぼ全土にわたり電灯の明かりが見当たらない。 View image on Twitter You Had One Job @CutPics North Korea at night 9:10 AM - Jul 7, 2015 10.9K 7,765 people are talking about this Twitter

SSNはUUV無人装備の運用でAIP潜水艦のハンターになれるか

Naval Warfare Will Change Forever If Submarines Turn into Underwater Aircraft Carriers 潜水艦が水中空母になれば海軍戦の様相は永遠に変質する Robert Farley February 25, 2018 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/naval-warfare-will-change-forever-if-submarines-turn-24625?page=show こ んな未来を想像してもらいたい。原子力攻撃潜水艦(SSNs)が無人潜水機(UUVs)で敵潜水艦を追尾し撃沈する。米海軍はこの実現に向け進んでいるが、実現すればどんな意味があるか。まずUUVsは対潜戦(ASW)の様相を一変させるはずで、既存装備は脆弱さを露呈し時代遅れになる。他方でUUVsにより既存装備の機能が増強される効果もある。米海軍の将来はこうした新装備がどこまで現実になるかで決まる。 これまでの経緯  有線誘導式魚雷が1960年代に登場し、潜水艦は標的の攻撃手段の誘導能力を手に入れた。こうした魚雷は巡航ミサイル同様に自殺兵器であり、発射されれば標的まで誘導される。  米国と競合各国がUUVsの可能性を真剣に追求し、UUVsはASWの一部となり敵追尾と攻撃を受け持つ可能性を求めている。ディーゼル電気推進式潜水艦の追尾撃破に効果を上げるだろう。近年は大気非依存推進(AIP)技術で従来より静粛性があがっており、UUVsに導入し有人潜水艦を超える性能が実現し静粛に長時間潜航できるようになった。敵潜水艦の掃討のかわりに海中に潜み敵を待ち伏せ攻撃できる。  中国が「グライダー」無人潜水艇を試験中で、推進機関を持たずに海中で活動可能と言われる。米国も同様の装備を使用してきたが今のところ有事での活用は想定していないものの海中環境の監視測定には効果を上げている。中国はUUVsを海中センサーネットワークに組み入れ「水中の万里の長城」を形成し米潜水艦を探知し接近させない効果を狙っているといわれる。米国も水上では自律無人艇を完成させており、対潜戦への投入を考えている。この試験艇が今年1月に米海軍に正式に加わった。 母艦  最新の考え

韓国が大統領専用機の更新を検討中

機体選定に日本が頭の中にあるのはまちがいなく、日本が777なら自分たちは747を千tなくするのではないですか。ただ仕様と価格のバランスが取れず結局メーカーとのハードネゴになるのでは。面子にとらわれた思考の人たちは大変ですね。Defense Newsの記事です。現行のKALリース機も韓国国旗も反映して機体もカラフルになっていますね。 South Korea looks to buy its own Air Force One 韓国が自国エアフォースワン導入を検討中 文在寅大統領を乗せた専用機がハンブルグに到着した。 July 6, 2017. (Patrik Stollarz/AFP via Getty Images) By: Jeff Jeong   https://www.defensenews.com/air/2018/02/23/south-korea-looks-to-buy-its-own-air-force-one / SEOUL, South Korea —韓国の大統領府青瓦台 Cheong Wa Dae は現状のVIP仕様リース機材を新型機に切り替えたいとし、政界では借り上げ機材の経済性で議論が巻き起こっている。  現在は改修したボーイング747-400旅客機を大韓航空からリースで供用している。200人乗りの同機は2001年完成で高性能通信装置や防御対策を搭載し、レーダー信号妨害装置やフレアも搭載していると韓国空軍は説明。  「VIPジェット機の10年契約があと二年で切れ政府としてリース契約更新か新型機導入かの決断に迫られる」と青瓦台関係者(匿名)は述べ、「入札手続き、予算、機体製造の決断は今年上半期に下す必要がある」という。 与党民主党は韓国の国際イメージも考慮して新型の大統領専用機調達を望んでいる。  韓国議会では異例だが各党派超えたほぼ全会一致で大統領専用機の更新が必要と認識が生まれている。  「韓国は世界最大のスポーツイベント主催国として世界第五番目の国であり平昌冬季五輪が進行中である」と与党のCho Seung-rae議員が主張。「VIP専用機の導入を遅らせる理由はなく、最大限の努力でエアフォースワンの必要性を訴え関連予算を確保すべきである」  一方野党はエアフォースワン購入は予算上か

F-15近代化の方向を示すカタール向け新造機から航空自衛隊にも新しい可能性が見えてきた

これは期待できるニュースです。カタール向け新造機に盛り込む新技術で旧型機の若返りが出来ればこんなにコストパフォーマンスがいい話はありません。ひょっとしたらF-15も70年間飛び続ける機体になりそうです。ただし航空自衛隊の場合は改修してこなかった機材が半分あり、こうした追加回収できる対象が最初から限られてきますので、機数が不足します。であれば、まだ生産ラインが残っているうちに発注してはいかがでしょう。ボーイングは商売がうまいですね。F-15ラインのある旧マクダネル工場の地元も一安心でしょう。ミサイルトラックを作る、という構想もひょっとしたら実現しそうです。   New wings on Qatar F-15s pave upgrade path for USAF カタール向けF-15の新型主翼はUSAF機材改修能方向を示す 23 FEBRUARY, 2018 SOURCE: FLIGHTGLOBAL.COM BY: STEPHEN TRIMBLE ORLANDO https://www.flightglobal.com/news/articles/new-wings-on-qatar-f-15s-pave-upgrade-path-for-usaf-446189/ カ タール発注のF-15高性能イーグルで主翼が改修され同じ改修内容が米空軍F-15Cや各国空軍で供用中の機体でも耐用年数延長に使えると ボーイング が発表した。 カタール政府はボーイングに62億ドル契約でF-15QA(カタール向け高性能版)36機を昨年12月に発注し、これでセントルイスにあるボーイング生産施設には2022年までの生産が確保された。 F-15QAには新型コックピットシステムで大型画面等これまで同社が発表した内容を盛り込んでいるとボーイングでF-15事業を担当するスティーブ・パーカー Steve Parker 副社長が述べている。 FlightGlobalの2月22日インタビューでパーカーはF-15QAの主翼が再設計され内部構造が強化されながら空力特性には影響は出ないと答えた。再設計はボーイングが最近実用化した新製造技術で可能となったという。 F-15QAが開発段階に入るとボーイングには既存F-15Cでも主翼交換の需要が期待でき

研究開発資金を増額された米空軍のめざす新規案件は中国との対戦を視野に入れている

USAF Speeds Next-Gen Fighter Family, With Eye Toward China 次世代戦闘機ファミリー整備を加速化し、中国との対戦に備えるUSAF Feb 21, 2018 Lara Seligman | Aerospace Daily & Defense Report http://aviationweek.com/defense/usaf-speeds-next-gen-fighter-family-eye-toward-chin a U.S. Air Force ORLANDO, Florida—米空軍長官ヘザー・ウィルソンはここ数年で最大の研究開発財源を手に入れ、中心を中東での対テロ作戦から中国との直接対戦に変えようとしている。 そのカギが航空宇宙での優越性確保への投資とウィルソン長官は空軍協会主催の航空戦シンポジウムで語った。 NGAD、極超音速兵器 空軍は今後5年間に27億ドルを追加投入しほぼ100億ドルで「次世代航空優越」(NGAD)と呼ぶ一連の装備で航空優越性を今世紀中通じた確保を狙う。ここにF-22、F-35に代わる新型機の開発が入る。 NGADでは電子戦を「改めて重視する」とウィルソン長官は述べたが詳細は語らなかった。 中国が空軍にとり「脅威を与えている」ことは疑う余地がないと長官は強調。ロシアも周辺国には脅威だが中国ほどの急激な変化は示していないと語った。 「空軍として何をすべきかを考えると、特に中国の技術革新が予想以上に早く、わが方に脅威になっている」 NGAD開発を急ぐことともに空軍は議会が認めた追加予算で極超音速兵器技術の実用化も目指し、極超音速通常弾頭攻撃手段と空中発射式迅速対応兵器の二種類の試作型完成をめざす。 F-35は減速、既存機種の性能向上へ 空軍はF-35増産のペースを落とす一方で既存機種の近代化改装を重視する。F-15C、-E、F-16、F-22の各型だ。 宇宙装備の残存性向上 宇宙分野での優越性確保にも予算を投じる。ロシア、中国が米国の宇宙機材を脅かす能力開発に急いでいるためだ。空軍は宇宙配備赤外線衛星7号8号の導入を決定し、ミサイル監視体制を強化するが、今後登場する敵側の新技術の前に安全と