General Atomics to partner with Boeing on MQ-25 Stingrayジェネラルアトミックスがボーイングと合作でMQ-25スティングレイ採用をめざす
GA-ASIのシーアヴェンジャーを原型にした米海軍向けMQ-25スティングレイの想像図。 Source: GA-ASI
Gareth Jennings, London - Jane's International Defence Review
13 February 2018
ジェネラルアトミックス・エアロノーティカルシステムズInc.(GA-ASI)はボーイングと共同でMQ-25スティングレイ提案を米海軍に行うと同社が2月12日に発表した。
同社はボーイング・オートノマスシステムズと共同でMQ-25スティングレイ無人空母運用航空システム(UCAAS)競合に臨むことになった。
「当社はジェネラルアトミックスと共同でMQ-25提案に臨むことを喜ばしく思います」とボーイング・オートノマスシステムズ副社長クリス・レイモンドが述べている。「GA-ASIをわが社の航空機、自律運行の知見で助けていきたい」
GA-ASIはMQ-25提案の内容が明らかにさた。エンジンはプラット&ホイットニーPW815、降着装置はUTCエアロスペースシステム、通信装置はL3テクノロジーズ、ソフトウェアにBAE、航法システムはロックウェルコリンズ、降着装置特に拘束ギアにはGKNエアロスペースのフォッカーを採用する。さらにGA-ASIは傘下のジェネラルアトミックス・エレクトロマグネティックスシステムおよびジェネラルアトミックス・システムズインテグレーション部門の力も借りる。
GA-ASIはこれ以外の協力企業を明示していないが、機体はシーアヴェンジャーとして知られるアヴェンジャー(プレデターC)UAVの海軍版を原型にすると見られる。
中止となったUCLASS(無人空母運用偵察攻撃機)構想の後を引き継ぐMQ-25スティングレイは米海軍のCBARS(艦載空中給油システム)の要求性能を実現する。給油任務以外にMQ-25は情報収集監視偵察(ISR)機能を備え、初期作戦能力獲得の目標を2020年代中頃に設定している。■
あれ、ボーイングが先に発表した試作機(下)は何だったのでしょう。これについては別途分析記事を掲載します。
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