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ロシアによるウクライナへの前例のないミサイル攻撃で従来型弾頭搭載のICBM構想が浮き彫りになった(The War Zone)

     Russian Ministry of Defense ロ シアは技術的には従来型弾頭を搭載したICBMをウクライナ攻撃に使用していないが、世界的に登場する可能性のある兵器である。 昨日、ロシアが ウクライナに対して行った前例のない攻撃で 発射した兵器は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではなかったことが確認された。しかし、 「オレシュニク(Oreshnik) 」と名付けられたこのミサイルは、技術的にはICBMの派生型である。この兵器の使用は、通常弾頭を搭載したICBMに関する過去の議論を浮き彫りにした。 一部国は、すでに導入している 場合を除き、導入を検討している可能性があり、核兵器以外の長距離の攻撃能力を提供することになる。 プーチン大統領は、昨日のテレビ演説でオレシュニクの存在を明らかにし、ウクライナ東部の都市ドニプロへの攻撃で使用したことを発表した。 米国防総省によると、ミサイルはRS-26ルベーシュ Rubezhをベースにしたもので、機密性の高いミサイルだ。 大陸間弾道ミサイルは3,418マイル(5,500キロメートル)以上のものを指す。短距離、中距離、および中間距離弾道ミサイル(SRBM、MRBM、およびIRBM)は、それぞれ620マイル(1,000キロメートル)以下、620~1,864マイル(1,000~3,000キロメートル)、1,864~3,418マイル(3,000~5,500キロメートル)の範囲である。 60マイル(1,000キロから3,000キロ)、1,864マイルから3,418マイル(3,000キロから5,500キロ)の範囲にそれぞれ分類される。 これらのカテゴリー内でも、弾頭が何個搭載されているか、通常弾頭か核弾頭かなど、ミサイルの正確な構成は大幅に異なる。 ウクライナ当局によると、ロシアが昨日ウクライナに向けて発射したオレシニクは、それぞれ6個のサブミューニションを搭載した6個の独立した弾頭を搭載していた。プーチン大統領は、この兵器には不特定の「非核ハイパーソニック技術」が含まれていると述べている。このミサイルが標準的な再突入体、操縦体、あるいは 極超音速ブースト・グライド機 を搭載していたかは不明。ICBMやその他の大型弾道ミサイル、およびそのペイロードは、通常、飛行中に、特にペイロードが目標に向かっ...

北朝鮮のICBMは大気圏再突入能力をまだ確立していないと米軍が見解を発表(The War Zone)

     North Korean State Media 北朝鮮は、ICBMの実戦配備で重要となる再突入体の技術に積極的に取り組んでいるが 米 軍の太平洋地域担当トップによれば、北朝鮮が核弾頭を大気圏を通過させ、地球に帰還させる再突入装置の実験に成功した証拠はないという。北朝鮮は、大気圏外飛行プロファイルを持つ長距離弾道ミサイル、特に米国に到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)に不可欠なこの技術に積極的に取り組んでいる。 サミュエル・パパロ米海軍大将は、昨日ブルッキングス研究所のシンクタンクで開かれた公開イベントの冒頭で、「北朝鮮が最大の弾道ミサイルの発射実験を行い、7,000キロ(約4,349.5マイル)を超える弾道弾に到達したことは、もう皆さんご存じでしょう」と述べた。 パパロは米インド太平洋軍(INDOPACOM)のトップであり、北朝鮮が10月31日に、これまでで最長の射程距離と主張する大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星19」を初めて発射実験したことについて言及した 北朝鮮当局によると、ミサイルの最高到達距離は7687.5キロ(約4776.8マイル)だった。 火星19号は、この巨大な輸送発射装置(TEL)から発射された。 北朝鮮国営メディア 「北朝鮮が再突入体を大気圏に安全に帰還させる能力について、また彼ら自身がそのようなことができるという確信を持っているかどうかについて、我々は多くを知っているのだろうか?」とブルッキングスの外交政策プログラムのシニアフェロー兼リサーチディレクターであるマイケル・オハンロンは、続いてパパロに尋ねた。「北米を射程に収めるのはひとつのねらいですが核弾頭を降下させ、爆発させることができるというのは別の課題です」。  「まだ実現していない。まだその能力を見ていないが、それを目標にテストを続けているだけだ」とINDOPACOM司令官は答えた。  極超音速で大気圏を通過し、地球まで急降下する際の物理的・熱的ストレスに耐えられる再突入体を設計することは、複雑な命題だ。   また、核弾頭のようなペイロードを安全に保持し、確実かつ正確に目的の爆発地点に到達できなければならない。 10月31日に打ち上げられた「火星19号」に搭載されたカメラから見たとされる地球の様子。 北朝鮮国営メディア 北朝鮮が長年に...

日本が核抑止力を整備すればこうなる----必要に迫られれば日本の核武装は検討せざるを得ない

日本が中国に対抗して核戦力を整備するとしたら最適の選択はどれか。 Forget North Korea: Imagine if Japan Built Nuclear Weapons... Another nuclear weapons power in Asia? by Kyle Mizokami September 20, 2019  Topic: Security   Region: Asia   Blog Brand: The Buzz   Tags: North Korea Military Technology World Japan China https://nationalinterest.org/blog/buzz/forget-north-korea-imagine-if-japan-built-nuclear-weapons-82131 . 日 本の核武装は中国さらに北朝鮮の悪夢となる。アジア本土から離れた位置にある日本が核兵器を配備すれば中国の安全保障環境は今より複雑となり、ついては核運用原則の変更を迫られ、核兵器増強に走らざるをえなくなる。 まず、はっきりさせておきたい。現在の日本に核兵器整備の意向は皆無である。むしろ日本は唯一の被爆国という立場のためか核へ強い嫌悪感がある。大幅な方向転換となれば同国の安全保障環境が大きく変わる場合だろう。 中国としても日本を挑発して核武装に向かわせてもなんの利益にもならない。中国は自国が核兵器の先制攻撃を受けない限り、核兵器は戦闘に投入しないと日本に伝えている。したがって日本に核兵器がない以上、もし中国は言葉のとおりなら日本に杞憂すべき事態はなくなる。ただし、「もし」と「なら」が肝心なことばだ。 核兵器への嫌悪と危急の事態でないことは別にして、世界第三位の経済規模の日本に核武装できないはずがない。 では日本が核抑止力整備に乗り出せばどんな姿になるか。これまでの核兵器三本柱の地上配備弾道ミサイル、戦略爆撃機、弾道ミサイル潜水艦で検討してみたい。日本の置かれた条件で残存性があるのだろうか。ここでは議論のため、日本がこの内一本を集中整備するとしよう。 また核弾頭数は300個と仮定する。日本の人口密度が高いことから主要都市数...

★4月15日平壌軍事パレード登場の装備の実力は?

北朝鮮が瀬戸際政策でハッタリをかけているのはわかっていますが、個別に技術と運用を見ていかねばなりません。記念日に合わせて突貫工事で作った一見最新のビジネス居住街区は実は壁だけのセットだとGoogle Earthでバレて失笑のたねです。(この件は既存メディアでは報道されていませんね)指導体制の護持(帝国日本の国体護持を思わせます)しか頭のなかになく(しかも国民を70年間洗脳している)、北も引くに引けないのだとは思いますが、飢餓まで発生する中でこれだけの装備を整備しているのは(さらにここに核、生物化学兵器が加わります)正当な政府の資格がないと言わざるを得ません。運命のカギは米中の秘密交渉にかかっているようですが、異様な技術体系を整備する 朝鮮民主主義人民共和国 (3つの嘘で構成された国名)は存在しないほうが人類の幸福につながるのではないでしょうか。 Analyzing North Korea's Missile Parade: Prescription For Fear, Dose Of Reality  4月15日軍事パレードに登場したミサイルを分析する Here are the technological highlights from yesterday's military parade through Kim Il Sung Square. 金日成広場の軍事パレード搭乗装備の技術内容 BY TYLER ROGOWAY APRIL 15, 2017 http://www.thedrive.com/the-war-zone/9331/analyzing-north-koreas-missile-parade-prescription-for-fear-dose-of-reality WONG MAYE-E—AP 平壌での軍事パレードにはいつもより多くの関心が寄せられた。米朝間でこれまでになく緊張が高まっている中、実際に開戦の想定もあり、情報機関、報道機関は北朝鮮の軍事装備を注視した。 軍事パレードで登場する装備を実証ずみ軍事技術と誤解する向きが多いようだが、パレードは見栄えする装備を見せびらかす場であり、それ以上の意味はない。 北朝鮮がテストしているミサイルの性能は判明しており、今後の北の狙い...