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2021年6月27日日曜日

レーガンCSGは中東へ到着し、アフガニスタン撤収作戦を支援。日本の安全保障の境界線は国境ではないことがよくわかる事例です。

 

USSロナルド・レーガン(CVN-76)がインド洋を航行中。June 24, 2021. US Navy Photo

本を母港とする米海軍空母打撃群が北アラビア海に入り、米軍のアフガニスタン撤収の支援にあたっている。日本配備の空母が中東に移動するのはイラク侵攻を支援したUSSキティー・ホーク(CV-63)の2003年以来となった。

USSロナルド・レーガン(CVN-76)、誘導ミサイル巡洋艦USSシャイロー(CG-67)、誘導ミサイル駆逐艦USSハルゼー(DDG-97)が第七艦隊管轄水域から第五艦隊水域に6月25日移動した。

「第五艦隊水域においてロナルド・レーガンCSGは域内連合諸国と共同作戦・訓練を展開しつつ米軍連合軍部隊のアフガニスタン撤収の防御として航空戦力を提供する」と海軍発表にある。

レーガンはUSSドワイト・D・アイゼンハワー(CVN-69)空母打撃群に交代する。アイゼンハワーは中東で4月以来沿海し、撤収の航空支援を行ってきた。アイクはヴァージニア州ノーフォーク母港への帰路に就くとみられる。なお、同空母の出動は今年二回目となっている。

レーガンはインド海軍と演習を終え、6月24日に第五艦隊水域に移動した。

他方で海軍はヴィンソン空母打撃群の訓練最終段階をハワイ沖合で実施中と発表した。

USSカール・ヴィンソン(CVN-70)は第二空母航空団を搭載し、駆逐艦五隻を伴う。USSデューイ(DDG-105)、USSハワード(DDG-83)、USSオケーン(DDG-77)、USSマイケル・マーフィー(DDG-112)、USSチャフィー(DDG-90)で初のF-35CライトニングII共用打撃戦闘機の空母配備を前に訓練は最終段階にある。

空母訓練の最終段階は通常カリフォーニア付近で行われる。ペンタゴン報道官ジョン・カービーはUSNI Newsに対しヴィンソンCSGは西太平洋に移動すると述べたが、特段の意図を示すものではないとした。

レーガンの中東移動から海軍は同地区にどこまでのプレゼンスを維持すべきかとの議論が出ている。バイデン政権は太平洋への装備展開を重視し、中国との競合に備えるのを目標としている。

一時的に空白期間はあったが、米空母は北アラビア海からオマーン湾に常時プレゼンスを2019年5月から維持し、中央軍司令官ケネス・マッケンジー大将の要請に応じた。

ペンタゴンはグローバル規模での部隊配備の点検作業に入っており、海軍には各方面に空母打撃群をどう配備するかが課題となる。■

Japan-based USS Ronald Reagan Now in the Middle East to Cover Afghanistan Withdrawal - USNI News

By: Sam LaGrone

June 25, 2021 10:55 AM

この記事は以下を再構成し人力翻訳でお送りしています。市況価格より2-3割安い翻訳をご入用の方はaviationbusiness2021@gmailまでご連絡ください。


2021年5月30日日曜日

再出)空母レーガンを中東へ移動させ、西太平洋で米空母不在状況が発生する。アフガニスタン部隊撤収の支援のため。中東での空母打撃群常時プレゼンス維持は見直しになるのか。

 日本の安全保障は国境線ではなく、利益線で考えるべきとの命題の証明になりそうですね。中東地区への出動は短期とはいえ、西太平洋に空母不在時期が発生すれば中国には好機となるでしょう


USSロナルド・レーガン (CVN-76) が硫黄島の沖合を航行した 

May 22, 2021. US Navy Photo

 

本が母港の米航空母艦が中央軍管轄地区へ派遣され、米軍のアフガニスタン撤収を支援する。

 

USSロナルド・レーガン(CVN-76)は護衛艦艇、第5空母航空団とUSSドワイト・D・アイゼンハワー (CVN-69) 打撃群と交代し、2021年9月11日が期限のアフガニスタン撤収に対応する。

 

日本へ前方配備中の空母を他地区で運用するのは今回が初めてではない。USSキティー・ホーク(退役済み)(CV-63)は2003年のイラク侵攻で初期段階の支援で移動していた。

 

ウォールストリートジャーナルがレーガンのCENTCOM管轄地区への移動を報じていた。

 

アイゼンハワーは北アラビア海で待機し撤収作戦の航空支援を行う任務を解かれると4月末にUSNI Newsは伝えていた。

 

日本へ配備中の空母を中東へ移動させると米空母戦力に負担が増える。ただでさえ、海軍は空母の定期修理を先送りしてまで現地司令部の要望に応えている。米中央軍は北アラビア海からオマーン湾に至る狭い海域に空母打撃群一個を常時展開しており、今年早々ごく短期的に不在状態が発生したきりだ。

 

海軍作戦部長マイク・ギルディ大将はペンタゴンはアフガニスタン撤収後に中東地区で空母プレゼンスを減らす検討中と今月初めに明らかにした。

 

「プレゼンスは必要だ。問題は米海軍が維持すべき戦力内容だ。イランと核交渉が続く中で、イランに許容できる形の行動を期待したい。空母打撃群の必要性が減るからだ」(ギルディ作戦部長)

 

2020年の状況を見ると中東には太平洋と同等の頻度で空母が配備されていたことがわかる。

 

2019年からペンタゴンは中東に空母を常時配備しており、空母戦力が不在となるのを避けてきた。

 

ただし、アイゼンハワーは今年二回目の配備となったが予定通りの供用が艦の機構面で不可能となり、7月に中東を離れ本国修理に向かう予定となっている。アフガニスタンでの部隊撤収発表に先立ち、米国は空母の常時プレゼンス維持の方針の変更をほのめかしていた。2月にオースティン長官はUSSニミッツ(CVN-68)打撃群に米国帰還を命じた。同艦は八カ月間の展開を続け、途中でCOVID-19流行のため乗組員は艦内隔離されていた。同艦はワシントン州ブレマートン母港に帰還したが、乗組員は11カ月ぶりに家族と再会できた。

 

USSセオドア・ロウズヴェルト(CVN-71)も長期展開から今週帰港した。

 

レーガンは例年の春季西太平洋哨戒に先立ち横須賀へ先週帰港していた。水曜日時点では修理工事後に空母航空部隊運用の認証作業が完了していない。

 

次に利用可能な空母に西海岸にUSSカール・ヴィンソン(CVN-70)があるが、今年夏遅くまでは出動できず、中央軍管轄地区への移動は秋のはじめ以降になる。■

 

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Japan-based Carrier USS Ronald Reagan Will Make Rare Middle East Patrol - USNI News

By: Sam LaGrone

May 26, 2021 11:09 AMUpdated: May 26, 2021 2:17 PM



空母レーガンを中東へ移動させ、西太平洋で米空母不在状況が発生する。アフガニスタン部隊撤収の支援のため。中東での空母打撃群常時プレゼンス維持は見直しになるのか。

日本の安全保障は国境線ではなく、利益線で考えるべきとの命題の証明になりそうですね。中東地区への出動は短期とはいえ、西太平洋に空母不在時期が発生すれば中国には好機となるでしょう


USSロナルド・レーガン (CVN-76) が硫黄島の沖合を航行した 

May 22, 2021. US Navy Photo

 

本が母港の米航空母艦が中央軍管轄地区へ派遣され、米軍のアフガニスタン撤収を支援する。

 

USSロナルド・レーガン(CVN-76)は護衛艦艇、第5空母航空団とUSSドワイト・D・アイゼンハワー (CVN-69) 打撃群と交代し、2021年9月11日が期限のアフガニスタン撤収に対応する。

 

日本へ前方配備中の空母を他地区で運用するのは今回が初めてではない。USSキティー・ホーク(退役済み)(CV-63)は2003年のイラク侵攻で初期段階の支援で移動していた。

 

ウォールストリートジャーナルがレーガンのCENTCOM管轄地区への移動を報じていた。

 

アイゼンハワーは北アラビア海で待機し撤収作戦の航空支援を行う任務を解かれると4月末にUSNI Newsは伝えていた。

 

日本へ配備中の空母を中東へ移動させると米空母戦力に負担が増える。ただでさえ、海軍は空母の定期修理を先送りしてまで現地司令部の要望に応えている。米中央軍は北アラビア海からオマーン湾に至る狭い海域に空母打撃群一個を常時展開しており、今年早々ごく短期的に不在状態が発生したきりだ。

 

海軍作戦部長マイク・ギルディ大将はペンタゴンはアフガニスタン撤収後に中東地区で空母プレゼンスを減らす検討中と今月初めに明らかにした。

 

「プレゼンスは必要だ。問題は米海軍が維持すべき戦力内容だ。イランと核交渉が続く中で、イランに許容できる形の行動を期待したい。空母打撃群の必要性が減るからだ」(ギルディ作戦部長)

 

2020年の状況を見ると中東には太平洋と同等の頻度で空母が配備されていたことがわかる。

 

2019年からペンタゴンは中東に空母を常時配備しており、空母戦力が不在となるのを避けてきた。

 

ただし、アイゼンハワーは今年二回目の配備となったが予定通りの供用が艦の機構面で不可能となり、7月に中東を離れ本国修理に向かう予定となっている。アフガニスタンでの部隊撤収発表に先立ち、米国は空母の常時プレゼンス維持の方針の変更をほのめかしていた。2月にオースティン長官はUSSニミッツ(CVN-68)打撃群に米国帰還を命じた。同艦は八カ月間の展開を続け、途中でCOVID-19流行のため乗組員は艦内隔離されていた。同艦はワシントン州ブレマートン母港に帰還したが、乗組員は11カ月ぶりに家族と再会できた。

 

USSセオドア・ロウズヴェルト(CVN-71)も長期展開から今週帰港した。

 

レーガンは例年の春季西太平洋哨戒に先立ち横須賀へ先週帰港していた。水曜日時点では修理工事後に空母航空部隊運用の認証作業が完了していない。

 

次に利用可能な空母に西海岸にUSSカール・ヴィンソン(CVN-70)があるが、今年夏遅くまでは出動できず、中央軍管轄地区への移動は秋のはじめ以降になる。■

 

この記事は以下を再構成して人力翻訳でお送りしています。市況価格より2-3割安い翻訳をご入用の方はaviationbusiness2021@gmailへご連絡ください。


Japan-based Carrier USS Ronald Reagan Will Make Rare Middle East Patrol - USNI News

By: Sam LaGrone

May 26, 2021 11:09 AMUpdated: May 26, 2021 2:17 PM


 

 



 

 


 

2020年11月19日木曜日

USSロナルド・レーガンが5か月の哨戒から横須賀へ帰港。USSニミッツは第七艦隊へ編入。

 


電子攻撃飛行隊(VAQ)135所属のEA-18Gグラウラーが米海軍唯一の前方配備空母USSロナルド・レーガン上空を飛行した。グラウラーは三沢基地に展開している。 Nov. 13, 2020. US Navy Photo

 

USSロナルド・レーガン(CVN-76)が五か月超の哨戒任務から日本に戻ってきた。

 

前方配備艦レーガンは横須賀に11月14日帰港した。哨戒は159日にわたり、日本配備の空母で1999年以来の記録となった。同年に日本を母港としていたUSSキティ・ホーク(CV-63)が中東、西太平洋で176日の航海をしていた。

 

日本配備の米空母は短いパトロールに出港し、横須賀で整備を受けることが多い。

 

「ロナルド・レーガンの柔軟展開で地域内の同盟国協力国に公海上の自由の維持に米国が真剣な姿を見せられる」とレーガン館長フレッド・ゴールドハマー大佐が声明文を発表。

 

「日付変更線からインド洋までさらにフィリピン海へといかなる地点へもレーガンで『力を介した平和』を維持しつつ、求めあればすぐ対応できる体制を維持している」

 

レーガンが日本を出港したのは5月初めで6月に西太平洋で哨戒した。その際はUSSニミッツ(CVN-68)と南太平洋での演習(7月)を展開した。

 

一方で強襲揚陸艦USSアメリカ(LHA-6)も佐世保に戻っている。アメリカとレーガンは9月にヴァリアントシールド2020演習に加わった。

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ニミッツは最近まで中東に出動していたが、今は第七艦隊に加わっており、マラバール演習でインド空母と共同行動している。

 

ニミッツはペルシア湾方面に約二か月展開してからインド方面に移動した。■

 

この記事は以下を再構成したものです。


Japan-Based Carrier USS Ronald Reagan Wraps Up Record Patrol; Nimitz in 7th Fleet

By: Mallory Shelbourne

November 16, 2020 12:48 PM


2020年7月7日火曜日

南シナ海で米中海軍部隊が演習を展開中....

前回の記事「PLAN艦艇の不合理な行動の原因は....」をご覧になった方は混み合った海域で中国艦が常識で説明できない行動を取らないか、心配になるはずです。このまま何もなく演習が終わればいいのですが....
ニミッツ級空母のUSSニミッツ(CVN-68)がロナルド・レーガン(CVN-76) と南シナ海へ2020年7月6日に通過した。両艦でニミッツ空母打撃部隊(CSF)を構成している。 US Navy Photo

中両国の海軍部隊が競うように南シナ海で演習を展開中だ。中国政府は同地域の軍事化を招くと米国を非難している。

7月4日土曜日、レーガン、ニミッツの両空母打撃群(CSG)がフィリピン海から南シナ海に入り演習を開始し、2014年以来久しぶりの空母2隻体制となった。

USSニミッツ(CVN-68)以下の空母打撃群はまずセオドア・ロウズベルトCSG、その後レーガンCSGと6月21日からほぼ連続で空母打撃群同士の演習に入っている。

USSセオドア・ロウズベルト(CVN-71)はフィリピン海でニミッツと演習をともにした。ロウズベルトはCOVID-19流行を受けグアムでしばらく動きが取れなくなっていた。
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ニミッツと随行艦はグアムで短期休養をとったあと、日本からUSSロナルド・レーガン (CVN-76) の打撃群が加わり、空母2隻で空母打撃部隊(CSF)を構成し、フィリピン海から南シナ海まで展開した。

「ニミッツ空母打撃部隊は独立記念日を南シナ海で空母2隻による圧倒的な体制で迎え、自由で開かれた太平洋を守っている」と米海軍は声明文を7月4日に発表。

一方、中国も領有権を巡り対立するパラセル諸島沖合で演習を実施。

「中国による今回の軍事演習は法の支配に逆行する海洋領域の権利主張の一連の流れの延長線にある」と国防総省は声明を発表。「PRCの行動は南シナ海を軍事化しないとの同国の誓いに反し、米国がかざす自由で開かれたインド太平洋地区の理想と大きく対照をなす。インド太平洋では国の規模と関係なく各国の主権を尊重し、力による圧迫に屈することなく、国際法と規範に則り経済成長の追求が可能でなくてはならない」

ペンタゴンは今回の中国演習は2002年の南シナ海当事国共同宣言に反するもので、域内での軍事演習の抑制で各国が同意していたとする。

これに対し中国側は記者会見で演習が合意に反するとの主張に反論し、あらためてベトナム沖合の諸島の領有権を主張。「西沙諸島は議論の余地なく中国領であり、西沙諸島周辺での軍事演習は中国の主権の一部であり各国の承認は不要だ」と外務省報道官趙立堅はパラセル諸島の中国名を使いこのように発言した。

「中国やASEAN諸国と共同し南シナ海を比較的安定した状態にしており、健全な展開を目にしている。このような状況で米国は軍事力を誇示し意図的に強力な部隊による大規模演習を展開している。米国の意図は域内各国に楔をうち、南シナ海の軍事化を進め、域内の平和と安定を危うくすることにある。国際社会とくに域内各国はこのことがよくわかっている」

7月6日の報道では中国海軍艦艇は米空母部隊の近くで活動しているとある。「あちらはこちらを目にしているし、こちらからも観察している」とニミッツ空母打撃群司令ジェイムズ・カークがロイターに語っている。「お互いにプロとして安全な行動をとるはずと見ている....混雑した海域で、海上交通は多いからね」■

この記事は以下を再構成したものです。

US, Chinese Navies Hold Dueling Exercises in the South China Sea


July 6, 2020 5:28 PM

2018年5月11日金曜日

USSジョージ・ワシントンが横須賀に戻ってくる

あれあれ、いつの間にMQ-25はボーイング案が採択されたのでしょうか。これは記事のフライングですね。ボーイング案が最有力なのでしょうか。とまれ、日本にもなじみの深いGWがまた横須賀に(まだ先ですが)戻ってくるわけですか。中国をにらんで艦載機の運用能力を引き上げるスティングレイをまっさきに同艦に導入すれば相当の力の入れ方ですね。


USS George Washington may return to Japan with ability to host first carrier-based combat drones 

USSジョージ・ワシントンが初の空母運用無人機運用能力を付与され日本へ復帰する



USSジョージ・ワシントン乗員が飛行甲板に整列しヴァージニア州ノーフォークの新母港に到着した。 Dec. 17, 2016.
BRYAN MAI/U.S. NAVY


By CAITLIN DOORNBOS | STARS AND STRIPESPublished: May 9, 2018

YOKOSUKA NAVAL BASE, Japan — USSジョージ・ワシントンが新型無人機運用改修を受けたのち唯一の前方配備空母に復帰する可能性が2019会計年度国家防衛予算認可法案に盛り込まれている。

同艦は7年にわたり横須賀を母港としたが2015年にUSSロナルド・レーガンと交代し現在はヴァージニア州で工期4か年の大修理を昨年から工事中だ。

下院軍事員会委員長による同法案の要約では海軍にMQ-25Aスティングレイ戦闘無人機をジョージ・ワシントンで運用可能とするよう求め、「唯一の前方配備空母に初の空母配備無人戦闘航空機の搭載を確実にする」ことを述べている。同法案では同時に「海軍には(USSジョージ・ワシントンの)核燃料交換・大修理で今後導入されるMQ-25無人機の空母運用を可能とするべく予算を確保すること」を求めている。

議員筋もジョージ・ワシントンが「(核燃料交換・大修理後)日本へ復帰し、現在の前方配備艦USSロナルド・レーガンが米本土へ回航される」ことを認めていると米海軍協会が先週報じていた。

海軍報道官はStars and Stripes に対してこのような案はまだ正式決定ではないと述べている。「米海軍の長期計画部門では常時幹線、機材、装備の有効活用状況を把握している」とメアリケイト・ウォルシュ大尉(国防総省海軍情報室)が述べている。「海軍は即応体制の状況を見ながら最強の戦力の実現を目指している。各空母の母港割り当ては適当な時期に発表します」

ボーイング設計案のMQ-25は空中給油能力を提供しF/A-18スーパーホーネット、EA-18Gグラウラー、F-35Cの各機の飛行距離を延ばすのがねらいだ。

米海軍の2019年度予算要求ではMQ-25スティングレイの開発に719百万ドルを求めており、2023年にまず4機調達し、2026年の初期作戦能力実現を目指す。

現時点でロナルド・レーガンは横須賀を母港としており、2018年は予定通り日本から運航される。■

Flickr - Official U.S. Navy Imagery - USS George Washington is underway in the U.S. 7th Fleet area of responsibility.

By Official Navy Page from United States of America MCSN Declan Barnes/U.S. Navy [Public domain], via Wikimedia Commons