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F-35C海軍統合打撃戦闘機がイエメンでフーシ派に対する攻撃任務を遂行で実戦デビュー(The War Zone)

     CENTCOM capture 今回が空母運用型F-35Cの "戦闘デビュー"なのかは定かではないが、A型B型では実戦投入は実施済みだ 米 海兵隊のF-35C統合打撃戦闘機がUSSエイブラハム・リンカンの甲板から飛行し、イエメンでイランに支援されたフーシ派武装勢力に対する最近の作戦に参加したことを、国防総省が明らかにした。これは、海兵隊と米海軍のいずれかに所属するF-35の空母ベースのC型にとって、最初ではないにせよ、最初の戦闘出撃のひとつであるようだ。 「米中央軍(CENTCOM)部隊は11月9日から10日にかけて、イエメンのフーシ支配地域にある複数のフーシの武器貯蔵施設に対して、一連の精密空爆を実施した」と、国防総省報道官パトリック・ライダー空軍少将は本日の定例記者会見で述べた。「これらの施設には、イランに支援されたフーシが紅海とアデン湾の国際水域を航行する米軍および各国の軍用・民間船舶を標的にする各種最新通常兵器が保管されていた。 「今回の作戦には、F-35C戦闘機を含む米空軍と米海軍の資産が関与していた」とライダー少将は付け加えた。 2024年8月、USSエイブラハム・リンカーンから発進する米海兵隊のF-35C。 米海軍 「国防総省:米海軍のF-35Cは、米空軍機とともに、イエメンのフーシの標的を狙った一連の作戦で11月9日から10日にかけて戦闘デビューを果たす」と、アビエーション・ウィークのペンタゴン担当編集者であるブライアン・エバースティンはXへの投稿で書いた。 ライダー少将は、問題のF-35Cが海軍のものであることを言い間違えたようだ。CENTCOMが本日公開したビデオには、F-35C、F/A-18Fスーパーホーネット戦闘機、EA-18Gグラウラー電子戦機が、11月9日から10日にかけて行われたフーシ派に対する攻撃の一環として、USSエイブラハム・リンカンから離陸する様子が映っている。現在リンカンに乗艦している唯一のF-35C部隊は、海兵戦闘攻撃飛行隊314(VMFA-314)、"ブラックナイツ "である。 今日のブリーフィングでライダー少将は、F-35Cが戦闘に採用されたのは今回が初めてとは明言しなかった。 海兵隊のC型が戦闘出撃したのは今回が初めてという可能性もある。 VMFA-314は、これまでに...

米海軍がF-35CとCMV-22Bを日本に前方展開する「理由」をなぜ日本メディアは伝えないのか。新型機=騒音、事故、迷惑という感情的な反発を煽るだけでいいのだろうか。

  2024年5月30日、大西洋を航行中のニミッツ級空母ジョージ・ワシントン(CVN73)から離陸する、打撃戦闘機隊(VFA)147所属のF-35CライトニングII。ジョージ・ワシントンは、共同、多国籍、省庁間の交流と協力を通じて、能力を強化し、相互運用性を向上させ、米南方司令部の責任範囲全体で各国との海洋パートナーシップを強化することを目指す「南方海域2024」の一環として展開されている。(米海軍撮影:オーガスト・クローソン3等通信兵) 米海軍は、打撃戦闘飛行隊(VFA)147と艦隊後方支援マルチミッション飛行隊(VRM)30、前方展開海軍部隊(FDNF)が岩国に前方展開すると発表した。以下海軍報道発表より。 打撃戦闘飛行隊(VFA)147と前方展開海軍部隊(FDNF)分遣艦隊兵站多任務飛行隊(VRM)30が岩国へ前方展開する。同飛行隊は、岩国海兵隊航空基地に前方展開している空母航空団(CVW)5の航空機と合流する。 VFA147のF-35CライトニングIIはVFA115のF/A-18ホーネットに交代し、VRM30, Det FDNFのCMV-22Bオスプレイは、CVW5と空母打撃群(CSG)5を支援していた艦隊後方支援飛行隊(VRC)30分遣隊のC-2Aグレイハウンドと交代する。 F-35Cは米海軍で最も高性能な戦闘機であり、航空優勢を支える基幹戦闘機である。F-35Cは空母打撃群を、米国の戦力投射と抑止力を強化する圧倒的なマルチロールの第5世代航空機で補完する。 海軍のV-22は、C-2Aと比較して、航続距離の増加、貨物の積み下ろしの高速化、空中給油能力、生存性の向上、見通し外通信の強化などを実現している。同機は、機動性、柔軟性、持続可能性をもたらし、ハイエンドの戦闘において海軍部隊を効果的に前方で運用する。CMV-22Bは次世代の空母艦載機輸送(COD)任務を代表し、空母打撃群の持続的な展開機動性を確保するための重要なイネーブラーだ。 米第3艦隊作戦海域を航行中のニミッツ級空母カール・ヴィンソン(CVN70)の飛行甲板に着陸する、艦隊後方支援マルチミッション飛行隊(VRM)30の「タイタンズ」所属のCMV-22Bオスプレイ。米太平洋艦隊の重要な一部として、米第3艦隊はインド太平洋で海軍部隊を運用するほか、制海権と戦力投射という海軍の時代を超えた役割を...

もし戦わば、F-35対J-31 空母搭載ステルス機の対決

J-31がF-35のコピーなのか、外観だけで判断はできないようです。むしろ情報処理能力など中身では足元にも及ばない可能性があります。ただし、頭から中国製を馬鹿にするのは危険かもしれません。第二次大戦前には日本では「人種的に」西側戦闘機に匹敵する性能を有する機体の製造は無理と広く信じられていましたからね。Warrior Maven記事からのご紹介です。 PLANは、空母運用型の第5世代ステルス戦闘機J-31プロトタイプを急速に試験しているようだ 人 民解放軍海軍は、米海軍のF-35Cに匹敵すると思われる、空母発射型の第5世代ステルス戦闘機J-31の試作を急ピッチで進めているようだ。   中国のJ-31空母艦載ステルス戦闘機の最も知られている要素は、単に数が少ないということかもしれない。中国新聞は2機の試作機を挙げており、同機はまだ運用されていないようだ。  しかし、同機は、PLANにとって史上初の空母運用型の第5世代戦闘機であり、アメリカ海軍のF-35Cに匹敵するよう設計された航空機であるため、国防総省にとって潜在的な脅威になりうる。PLAは、F-35Bに相当する機体や、水陸両用強襲揚陸艦から垂直に展開できる第5世代航空機のエンジニアリングに関して遅れているようだ。同機は、米海軍のF-35Cと比較すると、運用目的が非常に似ているように見える。PLAがJ-31の運用部隊を実戦投入できるようになるまで数年かかるかもしれないが、その存在は中国に前例のない戦力投射能力を与えるだろう。PLANの第5世代空母搭載ステルス機は、これまで到達できなかった世界各地でステルス航空攻撃を行うことを可能にする。例えば、中国がアフリカや南米などで経済的・軍事的影響力の拡大を目指していることはよく知られている。PLAは、アフリカの角のジブチにある米国の既存基地のすぐ近くに独自の軍事基地を建設しており、中国がアフリカや、より大きな影響力を求めるその他の場所に積極的に投資していることはよく知られている。こうしたことはすべて、2049年の建国100周年までに、いや、もっと早期に、世界の誰もが認めるグローバルな軍事大国になるという中国の野心と一致している。 J-31はF-35Cにどう対抗するのか? J-31については、F-35と明らかに似ていることを除けば、ほとんど知られていない。アメリカの指導...

空母運用中のF-35C機体表面の汚れが気になる。レーダー吸収塗装が厳しい環境で劣化しているのだろうか。ステルス性能に影響は出ていないか。

  USN   (メディア関係者の皆さんへ。F35Cではありません)   初の艦上運用に投入されたF-35Cの機体表面に錆のような付着物が見られる。   米 海軍のF-35Cステルス戦闘機はUSSカール・ヴィンソン艦上からの水没事故もあり、注目を集めているが、初の海上作戦運用で著しい劣化摩耗が現れている。レーダー吸収剤を塗布した機体表面は以前から環境条件に弱いと指摘されていた。   F-35のレーダー吸収剤(RAM)の整備性は大幅に改良されたはずだが、F-35C初の作戦投入での直近の画像を見ると、厳しい海上環境での塗装整備が本当に軽易になっているのか疑問が生じる。   ペンタゴンの国防映像情報配信サービス(DVIDS)で公開された最近の写真では打撃戦闘機飛行隊147(VFA-147)「アーゴノーツ」がニミッツ級空母USSカール・ヴィンソン(CVN-70)艦上で運用する機体で表面に劣化が進んでいることがわかる。写真は今月、同艦がフィリピン海を航行中に撮影されている。   空軍で供用中のF-35では見られない、表面に赤っぽい筋や汚れが海軍機の機体、主翼、尾翼に見られる。錆のようにも映る。   錆は機体の鉄、鋼で発生するが、複合材では起こらない。ただし、RAMは塩水に長く露出されると同様の現象があらわれる。F-35のRAM成分は極めて固く守られる秘密だが、主成分に鉄分がステルス技術初期から投入されていることが判明している。   U.S. NAVY   半年ほど海上展開したF-35Cが若干劣化しているのは間違いないが、赤茶色い汚れの原因は機体そのものに影響がなく、機体表皮の酸化もステルス性に大きな影響を与えない可能性がある。ただし、B-2やF-22など過去のステルス機で、低視認性処理が時間経過で劣化し、ある閾値に達するか、運用上の懸念から必要になった時点で、最適状態に戻すため補修が行われていることは注目に値する。   また、今回のF-35C型による初の空母運用展開の準備中に、ジェット機表皮の回復力が問題のひとつに挙げられていた。空母艦内でのステルス機の繊細な表皮の手入れは、陸上基地と同じだが、予備品や整備の専門家、専門工具が大量にない海上で重要な整備作業を行わなければ...

F-35C運用を遅らせている最大の問題はなにか

The Navy's Version of the F-35 Has a Big Problem 米海軍向けF-35の大問題 The Navy plans to deploy its F-35C carrier-based jets in 2019—but less than one out of six were fully mission capable last year.海軍はF-35Cを2019年に艦上運用開始の予定だが、運用可能な機体は昨年6機中一機だった。 by Sebastien Roblin December 22, 2018  Topic: Security Blog Brand: The Buzz  Tags: MilitaryTechnologyWeaponsWarJetsF-35 https://nationalinterest.org/blog/buzz/navys-version-f-35-has-big-problem-39627 F -35ライトニングIIステルス戦闘機は経費超過、遅延、性能不足などの嵐にさらされてきた。ペンタゴンは敵防空圏内への侵入能力が価値を発揮する日が来ると一貫して主張してきた。2018年になり各問題で沈静化の動きが出始めており、機体単価が下がる中、イスラエル空軍及び米海兵隊で実戦の試練を初めてくぐった。 だが艦載型F-35Cが最大の技術課題に直面しており、初期作戦能力(IOC)の獲得が2019年と一番最後になる。批判派はIOCが政治判断で勝手に宣言され、技術問題が未解決のままだ、試験評価段階が未完了と声を上げているが、IOCとはそういうものだ。 米会計検査院(GAO)のジョン・ペンドルトンが2018年12月に議会証言で海軍向けF-35Cで任務実施可能な機体は2017年で15%のみだったと証言している。状況は2018年に入っても悪化のままのようだ。「2018年6月にF-35で信頼性、整備性で改善の兆しが見られないと報告したが、必要な性能項目の半分で不満足な結果しかでていない」 海軍仕様のF-35Cの単価は陸上配備型F-35Aより50%高い150百万ドルだ。世界初のステルス海軍戦闘機は大きな「コウモリ状の」主翼で揚力を稼ぎ空母発艦に備える。また拘束フックで着艦...