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韓国T-50がシンガポール航空ショー初日に離陸失敗し炎上

South Korean T-50 catches fire at Singapore Airshow 韓国T-50がシンガポール航空ショーで離陸に失敗し炎上 By: Valerie Insinna and Mike Yeo https://www.defensenews.com/digital-show-dailies/singapore-airshow/2018/02/06/south-korean-t-50-catches-fire-at-singapore-airshow/ SINGAPORE — 韓国のブラックイーグルズ曲技飛行チームのT-50がシンガポール航空ショーで離陸途中に発火した。 YouTube投稿の映像でT-50三機編隊がそのまま離陸し、さらに二機が続いた。六番機が背後で横滑りし草地で転倒し炎に包まれるのがわかる。 空港緊急対応チームが消火し、パイロットは病院で検査を受けたとチャンギ空港がツイッターで発表。パイロットは軽傷を負ったという。 ブラックイーグルズはシンガポール航空ショー初日で最終飛行実演に向かっていた。事故が発生した滑走路は閉鎖され民間航空機に遅延が予想される。 ブラックイーグルズが運用するのは 韓国航空宇宙工業 製のT-50だ。 航空ショー主催者からはブラックイーグルズの今後の飛行実演予定は発表がない。■

★なかなか進まないPAK-FA事業のネックは高性能エンジンだ

Russia's New PAK-FA Stealth Fighter Might Have a Fatal Flaw (or Two) Creative Commons. Dave Majumdar June 17, 2016 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/russias-new-pak-fa-stealth-fighter-might-have-fatal-flaw-or-16628 合同航空機製造企業UACのスホイT-50 PAK-FA第五世代ステルス戦闘機が量産に向け準備中とロシア報道が伝えている。試作第八号機はロシア当局の要求内容に沿った形で完成しており、6月20日初飛行の予定だ。 「八号機は最初からシステム、装備が完全で仕様を満たしており、このまま第一線の防空任務に投入できる」との防衛筋の発言がロシア語日刊紙イズベスチアに掲載されている。「T-50は実戦投入段階に到達し大量生産の準備が整えばロシア航空宇宙軍での活躍が期待される」 現在ロシア極東部にあるコムソモルスク・オン・アムル航空機製造協同企業でさらに四機のT-50が最終組み立て工程にある。通算九号機が9月にフライトテスト機材に加わる。だがフライトテストが完了していないのにUACはロシア航空宇宙軍から契約交付を期待しており、今年秋にも量産を開始したいとしているとイズヴェスチア記事が伝えている。機体納入は2017年に始まる予定だ。 ロシア国防省はまず10数機の調達を考えており、ロシア航空宇宙軍が運用テストに投入する。その結果で追加調達を決める。ロシア情報筋によれば軍部内でT-50が金額に見合った機体なのか論争があるという。さらにロシア経済の不振のためロシア航空宇宙軍は当面は調達に走らず静観すると見られる。 ロシア航空宇宙軍を悩ませるのはエンジンだ。T-50はサトゥルンのイズデリエ117エンジン(別名AL-41F1)を二基搭載し、アフターバーナー使用時に31,967lb (142kN)の推力を生む。同エンジンはAL-31FP(Su-27やSu-30フランカー各型に搭載)を元にした高価格エンジンで、もともとSu-35の最新版S型フランカーE向けに開発されたものだ。 AL-41F1は

★T-50の引き渡しは今年から開始、ただしインドとの対立が高まる

ロシアのPAK-FAことT-50新型戦闘機ですが思ったよりも開発に手間取っているようです。さらに同機を元に共同開発を目指していたインドがロシア技術に愛想をつかそうとしているようで、両国の関係は微妙です。米国がインドに接近していますが、防衛装備共同開発はローテク製品に当面限るようなので、インドは近代的な戦闘機の調達では苦労しそうですね。 Russia To Receive 5th Gen Fighters This Year By Jaroslaw Adamowski 3:58 p.m. EST February 9, 2015 http://www.defensenews.com/story/defense/air-space/strike/2015/02/09/russia-receive-5th-gen-fighters-this-year/22922759/ (Photo: DMITRY KOSTYUKOV, AFP/Getty Images) ロシア空軍はT-50 PAK FA新型戦闘機の初号機を今年中に受領すべく準備中だが共同開発の相手先インドとの間で緊張が高まってきた。 技術上の不備から導入が遅れているのも事実だ。現地筋によればインド軍部から共同開発への不満が強いという。. 「インド・ロシア間の軍事協力の一大事業として華々しく宣伝され、インドは初期設計開発費用の名目で295百万ドルを支払ったものの、ロシアは設計データの公開を渋っており、インドでは同機の評判は芳しくない」と陸上戦闘研究センター(ニューデリー)の上級研究員モニカ・チャンソナMonika Chansoriaは説明する。 T-50は第五世代戦闘機整備事業の土台となる機体で、インド空軍も導入することになっている。両国は2007年に共同開発で合意し、ロシアの国営 ロソボロネキスポート とスホイ、インドの国営 ヒンドゥスタンエアロノーティクスリミテド が初期設計開発協定に調印している。設計開発費用は総額で100億ドル超と試算されている。 一方でこれから配備される機体ではエイビオニクス一式を新しくし、電子航法と高性能フェイズドアレイレーダーを一体化していると国営ユナイテッド・エアクラフトが説明している。新機能によりパイロット負担を軽減し、リアルタイ

インド・ロシア共同開発で新型第五世代戦闘機開発へ

インドとロシアの第五世代戦闘機共同開発ですが、思惑通り進むのか興味津々ですね。 ロシアが狙うのはインドのエイビオニクス等高度技術のようですが、果たしてどうでしょうか。 交渉事ではタフそうな両国ですから途中で意見が衝突しそうな気もします。 Indo-Russian Jet Program Finally Moves Forward Sep. 15, 2014 - 02:50PM   |   By VIVEK RAGHUVANSHI   |    Comments 第五世代戦闘機をロシアのT-50を基にインドとロシアが共同開発する。写真は2013年モスクワ上空を飛行する同型機。 (KIRILL KUDRYAVTSEV/ / AFP/Getty Images) NEW DELHI — インドとロシアが第五世代戦闘航空機Fifth Generational Fighter Aircraft (FGFA) 共同開発で残っていた課題を解決したと在印ロシア外交筋が述べている。計画では200機を300億ドルで生産する。 課題がすべて解決したとインド国防省は認めておらず、両国間の作業分担率で合意できていなかった。 ただナレンドラ・モディ首相Prime Minister Narendra Modi とウラジミール・プーチン大統領がこの問題を7月にブラジルで協議したことを外務省が認めており、FGFA事業の前進を確認していると消息筋が追加している。 2010年に初期設計合意がインド国営 ヒンドゥスタン・アエロノーティクス・リミテド Hindustan Aeronautics Ltd. (HAL) と スホイ設計局 の間で成立しており、FGFAを共同生産するとしていた。ただしこの最終版で生産を開始する予定だったが、インド空軍から設計案の承認が取れず、一方で両国の間で作業分担の合意が取れず棚上げになっていた。 インドは分担率を25パーセント以上に引き上げる変更を求めている。両国は295百万ドルを投入ずみ。 上記ロシア外交官によればインドの作業比率はインド産業界の成熟に伴い40%まで増加し、高度技術の機体搭載が期待されるという。 インドとロシアは今年末までに最終合意にサインする予定と外務省は説明している。ロシアもインド空軍の

明らかになったスホイT-50(PAK-FA)の飛行制御性能の革新性

Sukhoi T-50 Shows Flight-Control Innovations By Bill Sweetman Source: Aviation Week & Space Technology aviationweek.com August 19, 2013 Credit: Sukhoi MAKSエアショーがモスクワ郊外のジューコフスキー空港で来週開催されるが、目玉はスホイ‘T-50PAK FA (Perspektivny Aviatsionny Kompleks Frontovoy Aviatsii—将来型戦術航空機システム)戦闘機の展示飛行だろう。 T-50は二年前の同航空ショーで登場しているが、現在もテスト飛行中で性能限界を徐々に伸ばしている。最近のビデオを見ると高度を維持したままの水平回転や高迎え角で方向転換といった高機動飛行をしており、パリ航空ショーでSu-35Sが示した展示飛行と同様の飛行をしている。T-50試作機の5号機が今年末までに飛行を開始し、公試は2014年に開始予定と United Aircraft Corporation 社長のミハイル・ポゴシヤンMikhail Pogosyanが伝えており、本生産開始は2015年という。 ロシア大統領ウラジミール・プーチンRussian President Vladimir Putin は量産型の配備は2016年と発言している。ただし、搭載エンジンがまだ確定しておらず、ロシア空軍はソ連時代と同じくテスト用エンジンを稼動中の機体に搭載し、一方でエンジン含むシステム完成度を上げる方法をとっている。 搭載する機器、兵装は未公表だが、ここに来てスホイ設計局がT-50関連でステルス機の根幹にかかわるもの含む特許数件を取得したと判明している。 また取得特許にはロッキード・マーティンF-22に類似した基本設計内容があるが、Su-27から10年近く経て再開したロシアの戦闘機設計には従来の欠点を改善しようと懸命な様子があらわれている。F-22の推力ベクトル制御 thrust-vector control (TVC) システムではロールあるいはヨーの制御は実現できない。なぜならエンジン二基の配列が接近しすぎているからだ。 エンジン取り付け位置次第で兵倉庫