PHOTO © 2024 PLANET LABS INC. ALL RIGHTS RESERVED. REPRINTED BY PERMISSION 中国の041型周級潜水艦の実験的推進システムについて、詳細が明らかになりつつある 今 年初めに造船所で沈没した謎の中国潜水艦は、原子力と通常技術のハイブリッド推進システムを搭載した新クラスの1番艦だった。 041型周級潜水艦にまつわる最新の進展は、同潜水艦に関するこれまでの不確実性を明らかにするとともに、中国が急成長する水中艦隊のために画期的な解決策に取り組んでいることを示唆しているようだ。 ワシントン・タイムズ紙は、無名の国防当局者を引用した最近の報道で、041型は「通常型と原子力推進の両方を採用」しており、具体的には、通常型の動力源に加えて「小型原子炉」を搭載していると指摘している。 041型が武昌造船所で最初に確認されたとき、それは039A型シリーズの1隻であると評価されていた。 039A型は、中国初の空気非依存推進(AIP)システムを搭載した潜水艦で、従来の通常動力の潜水艦に比べ、潜水状態を維持できる時間が大幅に長くなり、探知されにくくなった。 via U.S. Navy 米当局者は問題の潜水艦が沈没していたと発表し、新型潜水艦の1番艦である041型周クラスであると特定した。 この潜水艦は原子力攻撃型潜水艦(SSN)で、武漢市郊外の比較的浅い長江にある武昌造船所で建造されていることはこれまで知られていなかった。同造船所は、国営の中国国家造船公司(CSSC)の一部だ。 米国からの最新情報によると、041型は2種類のパワープラントを搭載しているという。未確認ではあるが、これはいくつかの理由から非常に理にかなったことであり、中国当局者のこれまでの発言とも一致する。 中国軍事アナリストのリック・フィッシャーがワシントン・タイムズに語ったところによると、2017年に退役した人民解放軍海軍(PLAN)の趙登平少将は、通常型潜水艦の補助機関として機能するのに十分な小型の低出力・低圧原子炉を開発する計画を発表した。 フィッシャー氏によると、この原子力発電装置は、1980年代後半にプロジェクト65...
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