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☆2019年ドイツの課題 NATOでの役割拡大と安保理での責任---装備品不足の背景に何があるのか

Germany picks up two thorny defense and diplomacy assignments in 2019 ドイツの2019年の課題は国防と外交の難題だ By: Sebastian Sprenger    1 day ago https://www.defensenews.com/global/europe/2019/01/02/germany-picks-up-two-thorny-defense-and-diplomacy-assignments-in-2019/ ドイツ国内ムンスターの演習地で夜間暗視装置を外すドイツ連邦軍兵士。 Dec. 6, 2018, in Munster, Germany. (David Hecker/Getty Images) 新 年を迎えたドイツに国防、外交で課題がふたつ立ちはだかる。NATO高度警戒戦闘態勢の確立と国連安全保障理事会での任期二年間の非常任理事国としての責任だ。 このふたつでベルリンはグローバル問題に積極的な役割を果たすと約束しており、真意を試される機会がアンゲラ・メルケル首相の任期最終段階で訪れる。 1月1日時点でのドイツはNATOが新設した高度即応統合任務部隊 Very High Readiness Joint Task Force (VJTF)に5先名派遣することになっており、戦闘事態が発生すれば48時間から72時間で戦闘投入するのが目標だ。提携国は順繰りで変え、オランダ、ノルウェー、フランス、ベルギー、チェコ、ラトヴィア、リトアニアも参加し最終的に8千名規模の部隊となる。 即応部隊はロシアを意識し戦闘部隊をヨーロッパ内に迅速移動しロシアに有利な状況を産まれさせないことにある。各国政府は2014年のウクライナ内クリミア半島のロシア併合を苦々しく思っており、最近でもロシア、ウクライナがアゾフ海でにらみ合いをしている。両案件ともロシアに都合の良い秩序を国境付近に築こうとするロシアの動きだと事情に詳しい筋が解説する。 ドイツ国防省はVJTFで戦闘装備を迅速に移動させることを目指す。昨年に110百万ドルの支援契約が成立し、民間業者が軍事鉄道輸送に協力する内容になっている。有効期限は一年間だ。 連邦軍は装備不足、管理問題の双方に苦しめられており、任務部隊の