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F-35導入に動くシンガポールは東南アジア最強の国防国家だ

Singapore Expected To Order F-35s Soon: Source By Reuters aviationweek.com March 14, 2013 Credit: USAF シンガポールがF-35の「最終段階評価」にあり、米側関係者は今後同国は速やかに発注に移り、数十機の導入を図ると見ている。 ビジネスと海運のハブ国家であり、東南アジアで最優秀な装備の軍を抱えるシンガポールはまもなくF-35導入の「要請状」を提出してくると米政関係者が匿名を条件に明らかにした。 シンガポール国防省ン・エンヘンNg Eng Henは同国空軍部隊の近代化にF-35が最良の選択と判断し「F-5の耐用年数が限界に近づいており、F-16は半分過ぎている。現時点でF-35の総合評価の最終段階にきている」と議会で発言。 シンガポール空軍の現有勢力はF-15SG(24機)、F-16C(20機)、F-16D(40機)、F-5S(28機) F-5T(9機)であり、このほかにAH-64アパッチ攻撃ヘリも19機運用している。 人口530万人で裕福な同国は2013年度国防予算として98.5億米ドルを計上しており、対前年度比4.3%増だ。 世界の金融センターであり、世界第二位規模のコンテナー港をかかえる同国は地域内で最大の軍事予算支出国で、国家規模が大きい隣国、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナムのいずれも同国に比べれば小さな存在だ。 米国政府が急速に成長するアジア太平洋で経済、安全保障上の関心が増大するる中で、F-35輸出が拡大すれば同盟国とのつながりが強化されるとともに米国の調達規模縮小を補えるので心強いニュースとなる。 ロッ キードは3,960億ドルの規模でとりくみつつ、すでに計画より7年遅れ、当初費用見積もりを70%上回る形でF-35合計3型式を米国以外に国際パート ナー8カ国向けに製造中だ。各国は資金拠出をしており、英国、オーストラリア、カナダ、ノルウェー、デンマーク、イタリア、トルコ、オランダの8カ国だ が、コストの上昇、納入の遅延、さらに各国の財政事情で一部に計画見直しで調達機数が減りそうな動きがあるほか、代替策の検討を始めている国もある。 シンガポールは2003年に副パートナー国になっており、同時に19機を発注済のイスラエルも加わっ