世界情勢の中で一層の孤立感を感じる北朝鮮は破綻寸前なのでしょうか。その中で金正恩が方針を転換し、南朝鮮にむき出しの敵意を示していること、レトリックの内容から北が手詰まり感から休戦を破ると見る観測がワシントンにある一方、日本国内はそんなことあるわけない、いつもの虚勢だろうと警戒心がないようですね。もちろん、戦闘はあってはならず、自由陣営(最近使わない用語ですが)は抑止力を維持しなければならないのですが、ともかく日本にとってこんな面倒な不良国家がそばにあるだけで非常に迷惑ですね。The National Interestからのご紹介です。 北朝鮮は本当に戦争を決断したのか? 2024年、金正恩がエスカレートする可能性が高いようだ。 深刻な内部問題と、挑発という冷戦時代のアプローチが対外的な目的を達成できなかった。 1 月10日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は、朝鮮半島の平和的な統一を模索してきた数十年におよぶ政策を放棄した。韓国を"主要な敵"と呼び、"戦争を避けるつもりはない"と述べた。さらに韓国を『消滅』させることにためらいはないだろう、と語った。これでは、金正恩が韓国への大規模な核兵器攻撃を準備しているように聞こえる。 その後、2人の著名な北朝鮮専門家が「金正恩は戦争に踏み切る戦略的決断を下した」と主張する記事を書いた。その後の議論では、そうではないという意見もあった。 では、金正恩は本当に戦争を決断したのだろうか? この問いにきちんと答えるためには、まず戦争の種類を区別しなければならない。実際、金正恩はすでに戦争に突入している: 金一族は70年もの間、韓国や米国との冷戦を準備し、戦ってきた。このことは、北の対南宣伝活動、米国と韓国を北を侵略しようとする敵対的な敵と見なすこと、ミサイルや核兵器の実験を含む多くの挑発行為、そして扇動的な脅しに見ることができる。 むろん、金正恩は破綻した政権を存続させるためにこうした行動を利用している。金正恩は、政権の多くの失敗から国民の注意をそらし、権力を持ち成功した指導者の姿を見せようとしている。これらの行動はまた、韓米同盟の弱体化を期待し、韓米同盟に圧力をかけることを可能にする。 そして、金正恩は明らかに熱い戦争の準備をしている: どの国の軍隊も戦争に備えている。しかし
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