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日本の最新防衛白書ではここに注目、海上自衛隊を巡る不祥事により海幕長交代も関心を呼んでいる(USNI News記事)

  日本の動向を毎回追っているUSNI Newsの最新記事からです。日本も周辺国のみならず国益につながっている各地への関心を普段から高めておく必要がありますね。海の日だからこそ、日本の安全保障、国益に海が大きな意味を有していることを認識いしておく必要があります。 新しい日本の防衛白書は、太平洋が第二次世界大戦以来最大のリスクにさらされていると警告している 日 本の防衛省は金曜日に発表した年次防衛白書で、ウクライナに対するロシアの侵略と似た状況がインド太平洋で起こる可能性を警告した。日本はまた、中国、北朝鮮、ロシアを日本とこの地域への脅威として再び挙げている。 一方で海上自衛隊のトップは、海上自衛隊員による不正行為、すなわち、機密資料の日常的な不適切な取り扱い、不正請求、無料飲食提供の問題で辞任した。 防衛省は「日本の防衛2024」白書の中で、普遍的な価値観や政治・経済システムを共有しない国家があるため、国際社会は第二次世界大戦以来最大の試練に直面していると述べた。また、サイバー空間やその他の領域におけるリスクが深刻化し、情報戦争や気候変動など、安全保障に関連する世界的な問題が顕在化する一方、領土紛争を含むグレーゾーンの状況が絶えず発生しているとした。 同白書は、昨年度(2023年4月~2024年3月)の日本の安全保障環境と、その間に防衛省が行った取り組みを報告している。 防衛省によると、インド太平洋地域は、こうしたグローバルな安全保障環境と課題が特に顕著であり、今後も激化する可能性が高い地域だという。同文書には、日本が想定する侵略の出どころは記されていなかったが、おそらく防衛省は、必要であれば武力で台湾を統一すると宣言し、日本が領有する尖閣諸島の領有権を主張する中国を暗示しているのだろう。 ロシアはウクライナへの侵略を非難された。「国際平和と安全の維持に第一義的な責任を負うべき安全保障理事会の常任理事国が、国際法と国際秩序に挑戦する軍事行動を公然と行い、罪のない人々の命を奪い、核兵器による威嚇と解釈される言動を繰り返しているこの状況は、前例がない」と防衛省は述べた。このような侵略が容認されたままならば、誤ったメッセージを発信し、武力による一方的な現状変更が他国でも容認されることを暗示しかねないと防衛省は警告した。 白書は、中国の対外姿勢、軍事活動、その他の活動は、日