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2026年2月27日金曜日

中国のH-20ステルス爆撃機の実戦運用にはまだ時間がかかると米グローバルストライク司令部は見ている―次々に新型機を登場させているように見せかけている中共の新型機開発能力は実は低いのではないか

 

中国のH-20ステルス爆撃機の完成度は「まだ未完」:グローバルストライク司令部最高司令官

空軍グローバルストライク司令部の新司令官は「中国はせいぜい地域爆撃部隊に過ぎない」と発言している

TWZ

ジョセフ・トレヴィシックハワード・アルトマン

公開日 2026年2月10日 13:21 EST

PLAAF/YouTubeキャプチャ

空軍グローバルストライクコマンド(AFGSC)の司令官は、より広範な到達能力を持つ新型長距離攻撃機を開発する中国の取り組みの現時点での重要性を軽視した。同司令官は、中国は、待望のH-20ステルス爆撃機など、この分野における新たな能力の「積極的な」追求を続けているものの、せいぜい地域的な爆撃力にとどまっていると述べた。

AFGSC司令官 のスティーブン・デイヴィス大将 Gen. Stephen Davisは先月、本誌のハワード・アルトマンに、中国の爆撃機やその他の航空開発について語った。インタビューでは、太平洋地域における将来の紛争における同司令部の役割、B-21 レイダーステルス爆撃機 LGM-35A センチネル大陸間弾道ミサイル (ICBM) など、現在開発中の米国の新たな戦略的能力についても、その他の話題とともに 論じている。これは、2025年11月にAFGSCの司令官に就任して以来、デイヴィス大将が初めて行ったインタビューである。

 H-20とあわせ昨年中国で登場した非常に大型のステルス全翼機形状ドローン2機種について、デイヴィス大将は「米国並の長距離攻撃能力を望んでいる(中国側の)気持ちはよく理解できる。彼らがそれを積極的に追求していることも知っている」と述べた。本誌 が最初にこの 2 つの設計の登場について少なくとも開発の初期飛行試験段階にあるようだと報じていた。

H-20 は米国の B-2 スピリットと非常によく似たステルス全翼機型爆撃機と理解されており、開発は 2000 年代初頭にさかのぼると言われている。米軍は以前、同機の最大航続距離は給油なしで約6,214マイル(10,000キロメートル)に達すると推定し、空中給油でさらに射程が延伸可能と指摘していた。過去の報道では、地上攻撃用・対艦巡航ミサイルを含む兵装最大10トンを搭載可能とも報じられている。

「彼らはまだその段階に達していない」とデイヴィス大将は続けた。「敵は、私たちの長距離攻撃能力を見て、それを模倣したいと思っていますが、それは不可能だ。

「(米国以外の)世界には、ほぼいつでも、いつでも、どこでも、長距離攻撃プラットフォームを運用できる国は他にありませんよね?」と彼は付け加えた。「実際、中国はせいぜい地域的な爆撃機部隊です。彼らはその開発を継続しようとしている」。

中国の爆撃機部隊は現在、H-6の派生型で構成されている。その基本設計はソ連のTu-16バジャーに由来する。H-6N型は2019年に公式デビューし、中国人民解放軍(PLA)が戦略核の三本柱を再構築した。N型は主に、機体下部に単一の超大型空対地弾道ミサイル(ALBM)を搭載するよう設計で、空中給油が可能だ。H-6Nにこれまで何種類のミサイルが統合されたかは不明だが、その兵器庫には核搭載可能な淞雷-1(JL-1)が含まれている。

H-6N が、その胴体下に ALBM または」関連する試験用物体を搭載している様子。中国のインターネット

2025年9月に北京で開催された大規模な軍事パレードで、トラックに搭載された景雷-1(JL-1)ミサイル。中国中央軍事委員会

デイヴィスの見解は、H-20 に関する米国当局者のこれまでの声明と一致している。

2024年、Breaking Defense の報道によると、匿名の米国情報当局者は、H-20ステルス爆撃機は「実際には」懸念事項ではないと述べた。

「H-20 の問題は、そのシステム設計を見ると、米国の LO(低可視性)プラットフォーム、特に今後登場予定のより高度なプラットフォームにはほど遠いものだろうということです」と同当局者は述べている。「彼らは設計上の課題多数に直面している。具体的には、B-2やB-21のような性能をどう実現するかだ」。

「H-20は今後10年以内に初飛行する可能性がある」と国防総省は2024年後半に議会へ提出した中国軍事動向年次報告書で記した。同報告書はまた、中国がステルス中距離爆撃機の開発を継続している点を強調しており、これは過去にJH-XXと呼ばれてきたものである。

過去に公開されたJH-XX開発と関連する可能性のある設計モデルのイメージ。中国インターネット

2025年12月に発表された国防総省の最新中国年次報告書では、H-20やJH-XXについて直接的・間接的に一切言及されていない点が注目される。同報告書は、「中国が現在配備しているシステムのうち、DF-26 IRBM [中距離弾道ミサイル] および H-6N の ALBM は、いずれも低出力の核兵器を運搬するのに最適な、高精度の戦域兵器である」と記している。これは、中国の爆撃機部隊が依然として地域的に制限されているというデイヴィスの見解を裏付けるものである。

これまで人民解放軍は、この計画は順調に進んでいると発表してきたが、H-20 の現在の状況は不明である。JH-XX に関する現在の開発状況、およびそれが 先進の無尾翼戦術戦闘機J-36  などの他のプログラムに持ち越されているかどうかについても、不明である。2010 年代後半からH-20 が「間もなく登場」 という公式および半公式の声明が急増したが、これはこの 1 年ほどでほぼ沈静化したようである。

これは、前述の大型全翼型無人機をはじめ、J-36およびJ-XDS第六世代ステルス戦闘機、GJ-11無人戦闘航空機(UCAV)、KJ-3000空中早期警戒管制機その他など、非常に注目を集める中国軍用航空開発が活発化しているにもかかわらずである。中国人民解放軍海軍(PLAN)も過去1年ほどでその空母搭載航空戦力を飛躍的に強化している。

2025年に中国・ロプノール核実験場近くの秘密基地で撮影されたJ-36(左)とJ-XDS(右)の衛星画像。PHOTO © 2025 PLANET LABS INC. ALL RIGHTS RESERVED. REPRINTED BY PERMISSION

本誌はこれまでもH-20があればPLAはインド太平洋戦域でまったくあたらしい戦力を手に入れ、場合によっては米国の一部も脅威にさらされると指摘してきた。 長距離攻撃航空戦力の拡大は、米国の島嶼領土グアムやハワイといった戦略的に重要な遠隔地を標的とする能力を強化するだけでなく、日本インドといった地域競争相手への脅威も拡大させる。前述のJH-XXが配備されれば、将来の地域作戦において重要な役割を担う可能性もある。

人民解放軍は、太平洋西端、特に台湾周辺、そして激しい争奪戦が繰り広げられている南シナ海において、日常的な爆撃機の作戦活動を拡大すべくすでに動いている。中国の爆撃機は現在、ロシアの爆撃機と定期的に連携し、ロシア基地から共同パトロールを行っている。H-6Kミサイル運搬機は、2024年に実施された共同作戦の中で、アラスカ近くの国際空域を初めて飛行した

最近の 本誌とのインタビューで、デイヴィス空軍大将も同様に、太平洋におけるアメリカの爆撃機の重要性が引き続き高いことを強調した。

「我々は、大統領のため、日常的に実行できる能力を必要としています。敵防空網を突破し、指示された能力を発揮できなければなりません」と、デイヴィス大将は、中国による 拡大し続ける脅威、すなわち アクセス拒否・領域拒否能力について尋ねられて述べた。「私が述べたように、入手できるあらゆる情報を活用し、B-21 を統合することで、今後もその任務を継続していきます。B-21 の優れた点の一つは、その能力が大きく向上し、より多くのセンサーと入力機能を備え、侵入型爆撃機としてさらに強力で高性能になることです」とデイヴィス大将は述べた。

「長距離攻撃能力は、国防総省が担うあらゆる重要任務に貢献する」とAFGSC司令官は、特に中国海軍部隊に対する爆撃機の運用方法について問われて述べた。「現代戦力の特徴の一つは、搭載可能な兵器の種類と数量、そして攻撃可能な目標の数と種類にあることは明らかだ」

「米国が直面するあらゆる重大な対立において、爆撃部隊が技能を発揮する場面が必ず来るだろう」と彼は付け加えた。

こうした状況を踏まえ、中国も新たな長距離攻撃航空能力の開発を継続しているが、H-20がいつ実戦配備されるかは不透明のままだ。■

ジョセフ・トレヴィシック

副編集長

ジョセフは2017年初頭より『The War Zone』チームの一員。それ以前は『War Is Boring』の副編集長を務め、『Small Arms Review』『Small Arms Defense Journal』『ロイター』『We Are the Mighty』『Task & Purpose』など他媒体にも寄稿歴あり。


ハワード・アルトマン

シニアスタッフライター

ハワードは『The War Zone』のシニアスタッフライターであり、『Military Times』の元シニアマネージングエディターである。それ以前は『Tampa Bay Times』のシニアライターとして軍事問題を担当した。ハワードの作品は『Yahoo News』、『RealClearDefense』、『Air Force Times』など様々な出版物に掲載されている。


China “Just Not There Yet” On H-20 Stealth Bomber: Global Strike Command’s Top General

The new head of Air Force Global Strike Command says "China is a regional bomber force at best."

Joseph Trevithick, Howard Altman

Published Feb 10, 2026 1:21 PM EST


https://www.twz.com/air/china-just-not-there-yet-on-h-20-stealth-bomber-global-strike-commands-top-general


2025年12月29日月曜日

中国ステルス爆撃機H-20に対し実機登場前から性能を過度に恐れていないか―H-20はB-2/B-21の前に性能は及ばない

 

中国の新型ステルス爆撃機H-20はB-2・B-21レイダーの敵ではない

19fortyfive 

ジャック・バックビー

B-21 Raider Bomber U.S. Air Force.2025年9月11日、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地で、第912航空機整備中隊が、試験評価用で2機目のB-21レイダーの準備を行う。(米空軍提供写真/カイル・ブレイジャー撮影)

要点と概要

 – 中国のH-20ステルス爆撃機は現実味を増しており、北京にとって初の真の長距離核搭載戦略爆撃機となる見込みだ。

– 実現すれば、H-20はグアムやハワイに至る米軍基地を脅威に晒し、中国の軍事力投射を第一・第二列島線をはるかに超え拡大させる可能性がある。

H-20ステルス爆撃機のアーティスト・レンダリング。画像クレジット:クリエイティブ・コモンズ。

– しかし米国は決定的な優位性を保っている。

–  B-2スピリットは数十年にわたり世界規模の作戦、戦術教義、演習を積み重ねており、B-21レイダーも配備されていく。

– ワシントンは技術的優位性だけでなく、深い作戦経験も有している。

中国のH-20ステルス爆撃機が迫る―だが米国のB-21優位性は圧倒的だ

中国との競争が激化する中、西側アナリストや米国防当局者は、かねて噂されていた中国のH-20ステルス爆撃機が現実となり、西側の計画を早急に複雑化する可能性を認識している。

中国人民解放軍空軍(PLAAF)が追求する全翼機は、配備されれば北京初の専用戦略爆撃機となる。これにより中国は太平洋全域の米国同盟国や基地への軍事力投射範囲を大幅に拡大できる。

しかし、中国国営メディアや西側アナリストが10年近い開発期間を経て進展を確認しているにもかかわらず、同機は依然として目撃されておらず、公式公開されたこともない。運用開始まで最良のケースでもあと数年を要する見込みだ。

H-20

中国のH-20ステルス爆撃機?YouTube動画スクリーンショット、

米国が油断できないのは確かだが、B-2Aスピリットは既に運用中で、世界規模配備のステルス爆撃機として成熟している。

さらに、数十年にわたる戦闘経験、広範な訓練インフラ、統合された戦術教義と指揮系統に支えられた次世代B-21レイダーの開発では著しい進展が見られる。中国がこうした領域でまだ追いつけない。

北京は能力と到達範囲の向上を着実に進めているが、米国は決定的な優位性を依然として維持したままだ。

中国の継続的なステルス爆撃機開発

H-20計画は中国の将来の戦略的能力でここ数年懸念の焦点だった。

同機は米戦略爆撃機の基本任務セット——通常兵器と核兵器の両方を用いた深部浸透攻撃——を模倣したと見られ、米情報機関の推計によれば、1万キロメートル超の射程で目標を攻撃可能となる可能性がある。

推計が正確なら、H-20が配備された中国は、無給油でグアムやハワイの米軍基地を攻撃可能となる。

このような能力は、中国の従来の地域攻撃範囲を大幅に拡大し、既存のA2/AD戦略を超えた空軍の行動を可能にし、インド太平洋全域における同盟国の防衛計画を複雑化するだろう。

B-21レイダーステルス爆撃機。

B-21レイダー爆撃機 米国空軍。

米政府当局者は、同爆撃機の予測射程と搭載量、アナリストの解説について広く議論しており、現在の推定では、同機は抑止力を強化し、第一・第二列島線防衛を越えた追加戦力として十分な能力を持つとされている。

ただし、わかっているのはそれだけだ。H-20の飛行試験は確認されておらず、生産開始に関する情報も公開されておらず、運用配備もされていない。

H-20は「幻の爆撃機」に過ぎないという主張もあるが、その論拠は北京が正式に運用準備完了を認める日までしか成立しない。つまり北京が正式に確認しない限り、実戦配備されることはないのだ。

一方、米国ははるかに準備が整っている。H-20の登場は計画を複雑にするが、現行あるいは将来の米国能力を技術的に追い越すものではない。

ステルス爆撃機競争:米国が依然として先行している-複数の面で

ノースロップ・グラマンB-2スピリットは、米国が運用する最先端ステルス爆撃機だ。30年以上にわたり、米国の戦略的抑止力と軍事力投射の中核を担い、争奪空域への侵入や世界規模の複雑な統合作戦への参加を遂行してきた。

高度な防空網を低可視性技術で突破するよう設計されたB-2は、従来型部隊と共に数々の歴史的・注目度の高い戦闘任務に参加している。

B-2は実戦実績があり、米国はステルス爆撃機を孤立したプラットフォームとしてではなく、広範な資産群の一部、さらにはドクトリンの発展を推進するツールとして扱う戦略を開発している。

例えば、近年では、バンブー・イーグルのような大規模演習が、太平洋戦域全体で数万人の米国および同盟軍を、紛争下の兵站、基地防衛、長距離作戦といったシナリオで結集させており、B-2も加わった。

演習を通じて、B-2は、作戦概念や維持管理の実践を洗練し、困難な状況下での同盟国の相互運用性を確保するために試練にさらされてきた。

この意味で、米国は数十年にわたり専用ステルス爆撃機を配備している点で中国を先行しているだけでなく、作戦計画の面でも数十年の差をつけている。

この差は、B-21レイダーが配備されればさらに劇的に拡大する見込みだ。米空軍は少なくとも100機のB-21を配備する計画であり、上層部は同爆撃機が米国の将来の攻撃部隊の中核となるにつれ、最終的な数は大幅に増加する可能性があると繰り返し示唆している。

B-2とは異なり、B-21は新たなソフトウェアアーキテクチャとアップグレード可能性により、持続的な高頻度作戦、連合軍・同盟軍との迅速な統合、進化する防空脅威への適応性を備えて設計されている。

2020年代後半から2030年代初頭にかけレイダーが相当数配備されるにつれ、米国は中国爆撃機部隊に対し優位性を維持するだけでなく、規模と中国が追随できない戦術、中国が配備できない技術を組み合わせることで、優位性を大幅に拡大するだろう。■

著者について:

ジャック・バックビーは、ニューヨークを拠点とする英国の著者、対過激主義研究者、ジャーナリストであり、ナショナル・セキュリティ・ジャーナルに頻繁に寄稿している。英国・欧州・米国を報道対象とし、左派・右派の過激化現象を分析・解明するとともに、現代の喫緊課題に対する西側諸国の対応を報告している。著書や研究論文ではこれらのテーマを掘り下げ、分断化が進む社会への実践的解決策を提言。近著は『真実を語る者:ロバート・F・ケネディ・ジュニアと超党派大統領制の必要性』である。


Forget the H-20: China’s New Stealth Bomber Is No Match for the B-2 and B-21 Raider

By

Jack Buckby

https://www.19fortyfive.com/2025/12/forget-the-h-20-chinas-new-stealth-bomber-is-no-match-for-the-b-2-and-b-21-raider/


2025年1月8日水曜日

中国のH-20ステルス爆撃機が初飛行した?(19fortyfive)―画像毎に形状が異なり、願望の詰まったフェイク画像にしか見えないのですが、あたかも完成したと見せかけるいかさま作戦もありえますね。


H-20 Stealth Bomber

H-20爆撃機? 画像クレジット: クリエイティブ・コモンズ

The main image is from Chinese State TV years ago. 


西安H-20ステルス爆撃機の処女飛行について、ソーシャルメディアに出回っているビデオに煽られて憶測が浮上してきた。

-しかし、疑わしい映像、中国国営メディアからの確証の欠如、H-20の運用準備にはまだ数年かかるという国防総省の評価などから、その真偽について疑問が残る。

-もし本物なら、H-20は6,000マイルの航続距離で威力を発揮し、グアムや日本の米軍基地を脅かすことができる。

-核攻撃と通常攻撃双方に設計されたH-20は、太平洋におけるゲームチェンジャーとなる可能性がある。しかし、公式に確認されるまでは、この爆撃機の初飛行は未確認のままであり、偽物の可能性が高い。


H-20 Bomber

H-20 Bomber. Image Credit: X Screenshot.


中国の新型ステルス爆撃機H-20は初飛行したのだろうか?

偽写真やビデオを作成できる、広く利用可能で無料の人工知能ツールが普及しているため、ネット上で見られるものには懐疑的にならざるを得ない。だからこそ我々は、中国の新しい西安H-20ステルス爆撃機のテスト飛行の証拠だとする最近ソーシャルメディアにあらわれた映像画像は半信半疑で受け止めるべきだ。


H-20爆撃機の動画が本物なら大きな機体だ。

共有されているビデオでは、H-20は大きな全翼機形状で、一部の中国のソーシャルメディア観察者は、それがステルス爆撃機であると確信していた。

 H-20とされる機体には、J-16戦闘機らしき機体が続いて映っていた。 メディアの報道によると、H-20は「傾斜した垂直尾翼を持つ顕著な尾翼」があるという。

 J-16とH-20の寸法を比較すれば、新型爆撃機の全長は100フィート以上あり、世界最大級のステルス爆撃機となる。

 中国軍は昨年WeChatで、H-20は2025年1月1日に登場すると自慢していた。 ということは、H-20の動画は本物かもしれない。

 しかし、ソーシャルメディア・ユーザーなら誰でも、その情報を鵜呑みにして、爆撃機の偽ビデオを作成できただろう。

 現時点では、このビデオは本物ではないというのが最も可能性の高い答えだ。


H-20 Bomber Image

H-20爆撃機の画像。 画像クレジット X Screeenshot.


同機には惹きつける点が多い

H-20は、そのステルス性、航続距離、核兵器や精密誘導弾の発射能力で、この地域を支配することができる。

 アメリカ空軍のステルス爆撃機B-2スピリットや新型のB-21レイダーとの比較することができるが、もしこのビデオが本物なら、H-20はこれら2機よりも大きい可能性がある。

 ただし、このビデオがフェイクだと考える理由のひとつは、防衛アナリストの中には、H-20が2030年代まで定期的に飛行することはないと考えている人がいることだ。 また、共有されているビデオ映像のアングルが非常に少ない。 また、中国国営メディアの各機関からは、このような飛行機が空を飛んだと天に向かって歌うような雑音も聞こえてこない。

また、最近のJ-36ステルス戦闘機の飛行のように、ソーシャルメディアに出回っている静止画はほとんどなく、映像の中に奇妙な旗が掲げられていることについて、奇妙に見え、映像と一致しない点があるとコメントする人もいる。

 ペンタゴンの包括的な中国レビューによると、H-20は数年間準備できないとのことだ。

 米国防総省が発表した最新の中国軍事力報告書は、中国軍のハードウェアと様々な能力に関する最高のレビューのひとつだが、H-20についてはあまり触れていない。 アナリストたちは、H-20をJH-XXプログラムの発展型と評している。

H-20 Stealth Bomber. Image Credit: Artist Rendering Chinese Internet.

H-20爆撃機。 画像出典:Xスクリーンショット。


 「PLAAFは、新しいH-20ステルス戦略爆撃機の開発によって、兵力当社能力を拡張しようとしている。「PLAAFは、地域と世界の標的を攻撃するために、新しい中・長距離ステルス爆撃機を開発している」。


日本とグアムが長距離H-20の危険にさらされる

報告書は、H-20がデビューするのは2030年にはいる前だと説明している。H-20の航続距離は6,000マイルを超え、日本やグアムの空軍基地にあるアメリカの軍事目標に、通常攻撃や核攻撃で到達することができる。

 H-20のステルス性能は過大評価されている可能性があり、B-2やB-21ほどレーダーを回避できない。航続距離も誇張されているかもしれない。 しかし、この爆撃機が第一列島線の標的を攻撃できたとしても、それは人民解放軍空軍(PLAAF)にとって実用的な追加となるだろう。

 H-20は、情報、監視、偵察データを収集する能力を持ち、電子戦の役割に従事することができる。また、1機以上の「忠実なウィングマン」無人機を繋ぐ「ドローン母船」となる可能性もある。


予定より5~10年早い?

もしこの映像が何らかの形で信憑性が高いとしたら、PLAAFがH-20の開発をかなり進めている証拠となるだろう。

 PLAAFの将軍たちはH-20に長い間期待を寄せており、ある将軍は2024年にH-20が間もなく登場すると主張した。「ただ待ってくれ」とPLAAFの副司令官である王偉中将は言った。

 残念ながら、筆者はこのビデオが本物だとは思わない。 もし新型爆撃機が処女飛行をしたら、もっと多くの将軍や中国のレガシーメディアが電波を爆発させ、新型爆撃機の前触れを喧伝しただろう。 公式の飛行確認がない以上、本当に飛んだのだろうか。


アジアで最高の爆撃機となるのか

とはいえ、PLAAFは長距離かつ核能力を持つステルス戦闘機を作るという野心を持っている。 それは東アジアで最高の爆撃機になるだろう。

 H-20はまた、この地域の米軍基地を攻撃し、滑走路を破壊し、電子戦能力で防空網に見えなくなる。 そのため、アメリカや台湾と衝突した場合、初日から高い効果を発揮するだろう。


H-20爆撃機はまだ飛行していない...今のところは。

新型爆撃機については、公式に承認され、確認された映像が公開されるのを待ちたい。 もし最近飛行したのであれば、アメリカの諜報機関を驚かせ、アメリカが中国の軍事装備品の進展に関し正しい情報に通じていないことを示すことになる。 とはいえ、現時点では、映像はフェイクに見える。■


Written ByBrent M. Eastwood

Now serving as 1945s Defense and National Security Editor, Brent M. Eastwood, PhD, is the author of Humans, Machines, and Data: Future Trends in Warfare. He is an Emerging Threats expert and former U.S. Army Infantry officer.


Did China’s H-20 Stealth Bomber Just Make Its First Flight?

By

Brent M. Eastwood

https://www.19fortyfive.com/2025/01/did-chinas-h-20-stealth-bomber-just-make-its-first-flight/