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9月, 2018の投稿を表示しています

大統領専用車両ビーストの新型がNYに現れた

今回は航空機ではなく自動車の話題です。今までのビーストはフロントウィンドウ周りが不自然で正直好きではなかったのですが今回はより威厳がある形になっているようですね。しかしこれでは東京の街なかでは取り回しが大変そうですね。 Brand New 'Beast' Presidential Limousine Emerges During Trump's Visit To NYC トランプのニューヨーク訪問時に新型「ビースト」大統領専用リムジンが姿を表した The new Beast has finally arrived and its first mission is to move the President around New York for the U.N. General Assembly.  新型ビーストが大統領の国連総会訪問にあわせ使用された BY TYLER ROGOWAY SEPTEMBER 23, 2018 http://www.thedrive.com/the-war-zone/23777/brand-new-beast-presidential-limousine-emerges-during-trumps-visit-to-nyc?iid=sr-link1 YOUTUBE SCREENCAP 新 型大統領専用リムジン愛称「ビースト」がなかなか現れなかったのは強力な装甲など特殊装備のためだ。POTUS(米大統領)の現行専用車両はオバマの就任式の2009年から供用されている。その後新型車の噂が何度となく出たが、姿を表さなかった。今回ついに新型かつ大型のキャディがウォールストリートヘリポートがあるマンハッタンに初めてその姿を見せた。2018年9月23日日曜日のことだ。 ビーストは大統領移動車列の中心であるが、使用につれ消耗する点でその他車両と変わらない。だが完全に使用を終了する前にVVIP車両として国賓や副大統領用に回されるのが常でその後完全に運行を止める。 AP バイデン副大統領が「DTS」形式の大統領車両を2013年に使っていた。現在のビーストと比べると古風な趣がある。 新型ビーストは最終テスト段階にあるといわれ、カモフラージュを施した全体像が4月に出ていた。米政府が1

記録: 米海兵隊F-35Bの初の実戦投入

U.S. F-35B Joint Strike Fighters Perform Their First-Ever Air Strike On Targets in Afghanistan 米F-35B共用打撃戦闘機が初の空爆任務をアフガニスタン標的を相手に実施 Sep 27 2018 - By Tom Demerly https://theaviationist.com/2018/09/27/u-s-f-35b-joint-strike-fighters-perform-their-first-combat-mission/ U.S. Marine Corps F-35B Lightings Of VMFA-211 Hit Targets in Afghanistan From USS Essex. 米 軍所属のF-35共用打撃戦闘機が実戦に初投入された。2018年9月27日のことで米軍はミッションは「成功」したと伝えている。 海兵隊第211戦闘攻撃飛行隊「ウェークアイランドアヴェンジャーズ」がF-35B編隊でアフガニスタンのカンダハール地方の反乱戦力拠点を同日早朝に攻撃した。F-35B投入は「地上掃討作戦の支援」が目的だったとMilitary Timesが伝えている。 今回の歴史的な長距離空爆はワスプ級強襲揚陸艦USSエセックス(LHD-2)から発進した。同艦はアデン湾から北アラビア海を経由しペルシア湾に移動し戦闘態勢に入っていた。 ただし世界初のF-35の実戦投入は今年はじめのイスラエル空軍F-35Iアディールで詳細非公表の標的複数を少なくとも二回攻撃している。 今回の海兵隊によるF-35Bを使った空爆で同機への批判は和らぐのか、あるいはさらに激しくなるのか。少なくとも第5世代多任務STOVL型は火の洗礼を受けたが同時に疑問もうんだのも事実で、歴史上最も高価なステルス機でアフガニスタンのタリバン拠点を攻撃する必要があったのかがその筆頭だ。 米海兵隊が世界で先駆けてF-35を作戦投入可能な状態にしたのは2015年のことだった。 ロッキード・マーティン のF-35三形式のうち海兵隊仕様のF-35Bが最も複雑な機構で革新的な推力偏向とリフトファンを特徴とし母艦の飛行甲板からカタパルト不要の短距離発艦をし、ホ

速報 米空軍T-X事業にボーイング案が採択されました

ボーイングは一度は防衛産業から撤退との観測もありましたが、ここに来てMQ-25受注に加え一気に防衛産業の大手に返り咲きましたね。T-Xは今後別の機材にも発展する可能性があり目が離せない存在になりそうです。韓国が絡んだロッキードは無念でしょう。 Boeing just won a contract worth up to $9 billion to build the Air Force's new training plane ボーイングが米空軍次期練習機調達事業で90億ドル上限の契約を獲得  Idrees Ali and Mike Stone, Reuters https://www.businessinsider.com/boeing-wins-9-billion-contract-for-new-air-force-training-plane-2018-9 ボ ーイング・カンパニー が米空軍向け次期練習機選定に残り、92億ドル上限の契約を勝ち取ったと空軍が9月27日発表した。 ボーイングはスウェーデンの Saab AB と新型機を共同提案し、 ロッキード・マーティン 案、 レオナルド DRS案を破った。 米空軍は351機調達する予定。2034年にフル稼働を期待する。 今回の受注でボーイングは防衛事業での立場を大幅に強めた。 A T-38 Talon flying over Edwards Air Force Base Department of Defense A T-38 Talon takes off at at Beale Air Force Base, California, August 21, 2018. Air Force/Staff Sgt. Ramon A. Adelan ボーイングは防衛事業で大型受注を逃してきたが、同社防衛宇宙セキュリティ部門のCEO、リアン・キャレットは2016年2月の就任後、受注成功に向け同社を導いてきた。 ボーイングに破れたロッキードはT-50練習機(韓国航空宇宙工業と共同開発)を提案し、イタリアのレオナルドDRSは既存M-346の改修型をT-100として提案していた。 米空軍は導入後50年超となり老朽化したT-38の後継機を求めていた。専門

JSかが 英海軍とインド洋で演習を実施

Japanese carrier drills with British warship heading to contested South China Sea 日本空母が英艦船と演習の後、緊張高い南シナ海へ移動中 Tim Kelly https://af.reuters.com/article/worldNews/idAFKCN1M7005 By Hunini [ CC BY-SA 4.0 ], from Wikimedia Commons ABOARD THE KAGA, Indian Ocean (Reuters) - 日本最大の艦船ヘリコプター空母かがが英海軍HMSアーガイルに加わりインド洋で演習を9月26日開始した。英フリゲート艦は南シナ海、東シナ海に向かっている。 英国、日本に米国が加わり中国の影響力拡大阻止の必要で意見が一致している。アジアとヨーロッパその他各国を結ぶ重要なシーレーンは中国の思い通りにさせてはならないとの思いで共通している。 その中で英海軍がプレゼンスを増やしており両国の海軍演習の機会も増えるとの期待がある。 アーガイルとかが及び随行する護衛艦いなずまが波静かなインド洋で隊列を組んだのは商用航路付近でコンテナ船、タンカーの往来が忙しい海域だ。日本空母から発進したヘリコプター三機が上空から演習の様子を見守った。 アーガイルが加わる前に強襲揚陸艦アルビオンが中国が主張する領有権に挑戦している。同艦は日本からヴィエトナムへの移動中にパラセル諸島の中国軍機地付近を航行し航行の自由作戦(FONOP)を展開した。 中国は艦船一隻、ヘリコプター複数を発進箚せ英国のプレゼンスに対抗しつつロンドンにたいして今後このような対応をすれば英国がEU脱退後に必要とする中国との貿易交渉そのものができなくなるとまでロンドンを脅かしてきた。 27日には中国国防省報道官から日本の活動を中止しているとの談話が出ており、域外国が南シナ海問題に関わることに反対の姿勢が表明された。 かがの動きについて質問が出て、同上報道官は「日本外気内の平和安定でより多くの恩恵を受け、南シナ海に関し発言行動は慎重に行うよう期待する」と発言している。 中国はあくまでも平和を希求していると主張し、南シナ海の大部分を自国領海としているが、同地区

米軍F-35の初陣迫る

The US military is reportedly preparing to take its F-35 stealth fighters into combat for the first time 米軍がF-35を初の実戦投入に準備に入った Ryan Pickrell https://www.businessinsider.com/us-f-35-combat-first-time-2018-9 F-35BライトニングII(海兵戦闘攻撃飛行隊VMFA 211「アヴェンジャーズ」所属)がワスプ級揚陸強襲艦USSエセックス (LHD 2)から離陸。 U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist Seaman Sabyn L. Marrs 米軍がF-35を初の戦闘任務に投入する準備に入ったとCNNが伝えている。 強襲揚陸艦USSエセックス搭載のF-35BライトニングII共用打撃戦闘機が今月始め中等地区に展開しておりアフガニスタン空爆に投入される可能性がある。 The first reported F-35 combat mission was conducted by Israel in May.F-35で初の実戦投入をしたのはイスラエルで今年5月のことだった。

新たな歴史の1ページ:無人機同士の空戦で撃墜に成功

我々が知らない間に新たな歴史が作られていたようです。無人機に無人機をさしむけることから、次は無人機が有人機を狩る時代が来るでしょう。現在は遠隔操縦機ですがそのうちに自律運用の完全ロボット機が出現するのでは。 Heat-Seeking Missile-Armed MQ-9 Reaper Shot Down Target Drone During Exercise MQ-9リーパーがミサイルで無人機標的の撃墜に成功 The late 2017 drill was another step toward giving the unmanned aircraft their own air-to-air capabilities. 2017年末実施の演習は無人機の空対空性能が新たな一歩を刻んだ BY JOSEPH TREVITHICK SEPTEMBER 19, 2018 http://www.thedrive.com/the-war-zone/23694/heat-seeking-missile-armed-mq - 9-reaper-shot-down-target-drone-during-exercise USN 米 空軍関係者からMQ-9リーパー無人機が空対空戦演習で初の撃墜記録を達成したと明らかにした。ほぼ一年前の出来事だ。空軍は無人機に空中の脅威に対応させる案を検討中と先に述べていた。 Military.comがジュリアン・チーター大佐(432飛行隊司令、ネヴァダ州クリーチ空軍基地駐留)への取材でこれを真っ先に伝えていた。War Zoneでもタイラー・ロゴウェイが同じ概略を2018年3月に伝えていたが、空軍ライフサイクル管理センター(オハイオ州ライト・パターソン空軍基地内)が ジェネラルアトミックス にMQ-9にリーパー空対空ミサイル (RAAM) 搭載能力を付与する契約交付を発表した時点のことだった。 チーター大佐は「機密解除されたが2017年11月に空対空ミサイルを標的に発射し直撃した」とMilitary.comに語り、「MQ-9が熱追尾指揮空対空ミサイルを試験発射し、無人機に直撃した」と述べていた。 チーター大佐は演習名を明らかにしておらず標的機の機種、リーパーが発射した兵器名も不明だ。「熱追尾式空対空ミ

☆F-16生産はインドにも移転するロッキード・マーティンのねらいは400機超の製造販売

America's F-16 Fighter: Made in India? Well, at least some of it. F-16戦闘機はインド製になるのか。一部はそうなる。 by Michael Peck September 18, 2018   https://nationalinterest.org/blog/buzz/americas-f-16-fighter-made-india-31512 ト ランプ大統領は製造業を米国内に呼び戻したいとする。 だがそこには米国の精鋭戦闘機の一型式F-16ブロック70は含まれない。ファイティングファルコンでも最先端の性能を有する機種でインドでの製造が実現しそうだ。 ロッキード・マーティン はインドの タタ・アドバンストシステム ズと提携し、ハイデラバードでの製造を狙う。 技術的にはこうなっても米国内雇用に影響はない。というのはF-16主翼は現在イスラエルでイスラエル航空宇宙工業が製造しているからだ。他方で他国に委託中の製造を米国内に呼びもどしたいトランプにとってとても勝利とは言い難い。 「タタ・アドバンストシステムズ(TASL)が今後は主翼製造を受け持つ」とロッキード・マーティンは発表。「戦略的見地でのビジネス方針でありインドとの提携関係の意義を反映しながら当社がタタにどれだけ信頼しているかの現れだ」 今回の動きがインド空軍にF-16導入を迫るためとの観測に対しロッキード・マーティンは「現地でのF-16主翼部分の製造はインド政府が同国空軍用にF-16を採用することを求めることと無関係」と弁明している。 同社広報はNational Interestに「タタが製造能力を実証し正式ににロッキード認証サプライヤーとなるのにおよそ二年を要する。主翼生産はこの後始まるので2020年末から2021年早々に開始となる」と述べてくれた。 .F-16ブロック70およびエンジンを ジェネレラルエレクトリック から プラット&ホイットニー に乾燥したブロック72ではほかにも変更点がある。ロッキード・マーティンは機体組み立てをテキサス州フォートワースからサウスカロライナ州グリーンヴィルへ変更の途中だ。 「ブロック70及びブロック72共に高性能エイビオニクス、APG-83アクテ