米軍F-35の初陣迫る

The US military is reportedly preparing to take its F-35 stealth fighters into combat for the first time　米軍がF-35を初の実戦投入に準備に入った

F-35BライトニングII（海兵戦闘攻撃飛行隊VMFA　211「アヴェンジャーズ」所属）がワスプ級揚陸強襲艦USSエセックス (LHD 2)から離陸。U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist Seaman Sabyn L. Marrs

米軍がF-35を初の戦闘任務に投入する準備に入ったとCNNが伝えている。
強襲揚陸艦USSエセックス搭載のF-35BライトニングII共用打撃戦闘機が今月始め中等地区に展開しておりアフガニスタン空爆に投入される可能性がある。
The first reported F-35 combat mission was conducted by Israel in May.F-35で初の実戦投入をしたのはイスラエルで今年5月のことだった。

米軍が最も高価な戦闘機をついに実戦投入する準備に入った。F-35BライトニングII共用打撃戦闘機が強襲揚陸艦USSエセックスに搭載され展開中でまもなくアフガニスタン空爆に投入されるとCNNが9月25日伝えている。

USSエセックスは今月始め中東に到着していた。アデン湾から北アラビア海に入った同艦は間もなくペルシア湾に入ると見られると国防関係者がCNNに語った。艦載機材は情報収集偵察監視任務をソマリアで行ったと言われるがまだ戦闘を経験していない。

F-35の戦闘投入状態をまっさきに実現したのは米空軍だったが、実戦投入では海兵隊が先になりそうだ。海兵隊岩国基地がF-35で初の海外運用基地に昨年なっている。

F-35Bは短距離離陸垂直着陸が可能でUSSエセックスでの運用ができる。同艦はその他の米海軍航空母艦より小規模である。F-35Bがエセックス揚陸即応集団(ARG)に加わり大きな戦力強化になったと揚陸部隊1司令ジェラルド・オーリン大佐がUSNI Newsに9月初めに語っていた。

「戦闘地帯の認識把握が向上し、データ融合機能、情報共有機能をその他艦船夜間戦闘祭の戦闘統制装備との間に実現できる。このため各センサーの機能をそのまま活用しながらこれまでの機体を上回る威力を実現できる」と大佐は語り、「戦闘の様相を一変させる存在」とも述べている。

だがF-35で伝えられる初の実戦投入はイスラエルで5月にことだった。イスラエル空軍のF-35A部隊が非公表の標的攻撃に参加している。

「F-35は中東全域に飛行させている。我軍の装備の一部となっており中東でまっさきにF-35を使い攻撃を実施した他、数箇所の標的を二階に渡り攻撃した」とイスラエル空軍参謀長アミカム・ノーキン少将の言をエルサレム・ポストが伝えている。

これまでF-35には数々の批判が寄せられ特に高価な単価が中心だった。■