Japanese carrier drills with British warship heading to contested South China Sea 日本空母が英艦船と演習の後、緊張高い南シナ海へ移動中
Tim Kelly
By Hunini [CC BY-SA 4.0], from Wikimedia Commons
ABOARD THE KAGA, Indian Ocean (Reuters) - 日本最大の艦船ヘリコプター空母かがが英海軍HMSアーガイルに加わりインド洋で演習を9月26日開始した。英フリゲート艦は南シナ海、東シナ海に向かっている。
英国、日本に米国が加わり中国の影響力拡大阻止の必要で意見が一致している。アジアとヨーロッパその他各国を結ぶ重要なシーレーンは中国の思い通りにさせてはならないとの思いで共通している。
その中で英海軍がプレゼンスを増やしており両国の海軍演習の機会も増えるとの期待がある。
アーガイルとかが及び随行する護衛艦いなずまが波静かなインド洋で隊列を組んだのは商用航路付近でコンテナ船、タンカーの往来が忙しい海域だ。日本空母から発進したヘリコプター三機が上空から演習の様子を見守った。
アーガイルが加わる前に強襲揚陸艦アルビオンが中国が主張する領有権に挑戦している。同艦は日本からヴィエトナムへの移動中にパラセル諸島の中国軍機地付近を航行し航行の自由作戦(FONOP)を展開した。
中国は艦船一隻、ヘリコプター複数を発進箚せ英国のプレゼンスに対抗しつつロンドンにたいして今後このような対応をすれば英国がEU脱退後に必要とする中国との貿易交渉そのものができなくなるとまでロンドンを脅かしてきた。
27日には中国国防省報道官から日本の活動を中止しているとの談話が出ており、域外国が南シナ海問題に関わることに反対の姿勢が表明された。
かがの動きについて質問が出て、同上報道官は「日本外気内の平和安定でより多くの恩恵を受け、南シナ海に関し発言行動は慎重に行うよう期待する」と発言している。
中国はあくまでも平和を希求していると主張し、南シナ海の大部分を自国領海としているが、同地区を年間3兆ドル相当の貿易が行き来しており、マレーシア、ヴィエトナム、フィリピン、ブルネイもそれぞれ同海域で領有権を主張している。
日本は東シナ海で中国との領有権争いに直面しており、南シナ海ではFONOPは未実施だ。
ただし防衛省が今月、潜水艦が紛糾する輸送路で演習を行ったと異例な形で発表。同時に駆逐艦二隻とかががインド太平洋で二ヶ月に渡る演習航海をしていることを認めた。
アーガイルは南シナ海を横断し日本近海に進出する予定で、国連決議に基づく北朝鮮制裁の実施にも加わると英政府筋が述べている。
アジア海域に進出する英海軍艦艇はアーガイルで三隻目で、アルビオンのほか別のフリゲート艦が先に航行していた。
「通常は該当国と共同演習の実施前に詳細な打ち合わせを行うものだが、英国とはその必要がなく、難なく共同訓練ができる」とかが集団で作戦立案を担当する幹部が述べている。■
Reporting by Tim Kelly; Additional reporting by Ben Blanchard in BEIJING; Editing by Clarence Fernandez
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