スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(J-20)が付いた投稿を表示しています

J-31はこれから本格開発し、中国海軍空母に搭載する構想のようだ

Avic’s J-31 Fighter Is a Winner After All AVICのJ-31は失敗機ではなかった Nov 9, 2018 Bradley Perrett and Steve Trimble | Aviation Week & Space Technology http://aviationweek.com/defense/avic-s-j-31-fighter-winner-after-all J-31試作型の一号機は2014年の中国航空ショーに初めて姿を見せた。 Credit: Yan Siming/International Aviation A vic 傘下の 瀋陽航空機 がJ-31戦闘機試作型の姿を2012年に初めて見せるとすぐさまアナリスト各位は中国軍向けの新型機ではないと見てきた。技術実証機以上の存在ではなく、国営企業の同社が二回連続で戦闘機競作に敗れて腹いせに作っただけの機体と見てきた。 そのJ-31が今や政府公認事業となり、J-15海軍版フランカーの失敗の穴埋め機材の位置づけになっている。実はJ-15のメーカーも瀋陽航空機であり、中国海軍のみならず空軍もJ-31を求めている。 他方で中国のもうひとつ国営企業、Avicの 成都航空機 が瀋陽航空機の提案に打ち勝って採用されたJ-10とJ-20の改良に取り組んでいる。11月6日から11日にかけて珠海で介されたエアショーチャイナでAvicが推力偏向ノズル付きJ-10を発表し、Cetcが展示したレーダーが広範囲の火器管制能力につながるとして注目を浴びていた。 J-31は国内向けで政府資金で開発が進められてきたと公式筋が説明している。同機は海軍向けの供用を想定していると同上筋は述べており、ここ二年ほどで浮上してきた噂や観測を裏づける格好だ。中国空軍もJ-31に関心を示していると同上筋は述べながらこれ以上の情報はもらえなかった。 瀋陽航空機はJ-31試作機を二機製造し、2016年に姿を表した二号機は一号機より大きい。 中国海軍がJ-31を艦載機としてJ-15の代わりに必要としているのは明らかだ。これも瀋陽航空機の製品であるJ-15は飛行中制御に難があるといわれ、空母着艦では大問題だ。 J-31はFC-31の別名でも知られ、海

J-20用国産エンジン量産に目処がつき、いよいよ機体本格生産か

China is about to finish the J-20's fifth-generation engine, and will soon begin mass producing the aircraft 中国はJ-20に第5世代戦闘機にふさわしいエンジンを完成させ、機体の本格生産に移りそうだ Minnie Chan, South China Morning Post https://www.businessinsider.com/china-about-to-finish-j-20s-fifth-gen-engine-mass-produce-aircraft-2018-9 J-20 Wikimedia Commons via V587wiki 中国のJ-20ステルス戦闘機用の新型エンジンが今年末までに本生産開始か WS-15エンジン開発が遅れていたのはブレイド部分の過熱等の問題が原因だった ただし問題は大部分解決済みで、本生産準備が整った J -20ステルス戦闘機を名実ともに世界クラスに押し上げる新型エンジンの本生産が今年末までに準備完了となる。 WS-15エンジンは最新の単結晶タービンブレイドを使い、これまで開発中と伝えられてきたが、中国技術陣は本格生産への以降に苦慮していた。 ただし問題の本質は最高速度域でのブレイド過熱問題ですでに解決済みで高い歩留まりでの生産が視野に入ったとサウス・チャイナ・モーニング・ポストが伝えている。 中国がかねてからステルス戦闘機の実戦配備を急いでいるのは米国がF-22、F-35の配備をアジア太平洋で進めていることも意識してのことで米国との緊張も高まっていることが背景にある。 WS-15エンジンのJ-20への搭載の準備が年末までに完了する、と消息筋は述べている。 ただし「小さな問題」が残ったままだが、エンジンが「機体に搭載され稼働すれば」解決可能と同筋は述べる。 北京在住の軍事問題専門家Zhou Chenmingによれば中国は200機ないし300機のF-35をアジア太平洋で2025年までに展開すると見ており、「中国にもそれにに匹敵する規模のJ-20が必要だ、200機は最低必要だろう」と述べる。 別の軍事筋によればWS-15エン

J-20は中国専用、FC-31は輸出に振り向ける中国の考え方

中国の英字紙ですので、中身についてとやかく言うつもりはありませんがFC-31は国内採用せず、輸出する一方でJ-20は中国専用とするのはF-22とF-35の関係と同じですね。こうした情報は内容はともかく貴重で無視できません 。     J-20 stealth fighter's capabilities to be enhanced J-20ステルス戦闘機の性能はさらに伸びる ( China Daily )    10:11, March 13, 2018 http://en.people.cn/n3/2018/0313/c90000-9436307.html A J-20 stealth fighter is seen at a 2016 air show in Zhuhai, Guangdong province.[Photo/Provided to China Daily] 中 国は最新鋭J-20ステルス戦闘機の改良改修を続け性能を向上し敵防空網突破だけではない能力も実現すると同機主任設計者が語っている。 中国航空工業(AVIC)の科学技術副部長Yang Weiは中国科学院会員でもあり、China Daily単独取材で設計陣はJ-20派生型を開発中であり、さらに後継機となる第六世代機の研究も始めると述べている。 「実現内容に自己満足するつもりはない。J-20はファミリー展開しながら情報処理や情報収集能力を強化していく。同時に次世代戦闘航空機構想を将来の要求内容を検討する」 Yangは北京で開催中の第十三回全国人民代表会議の併設行事で所見を述べている。本人も代表の一人だ。「これまでは他国の軌跡を追って軍用機を設計してきた。わが国の研究開発能力が初歩的だったためだが、いまや自力で何でも開発できる」 同設計主任はJ-20は中国最強の戦闘機で有事には一番肝心な場面に投入されると語った。 「敵防空網突破はもちろんだがその他機能もあり、今後の生産と配備で用途もかわるだろう」(Yang)  J-20は中国初の第五世代戦闘機で2011年1月に初飛行し2016年11月に機密解除された。配備機体としては世界三番目で米国のF-22ラプター、F-35ライトニングIIに次ぐ。 空軍は同機を各種演習に参加させてお

★中国ステルス戦闘機J-20の最新動向

  China's J-20 Stealth Fighter Is Now Training for War 中国のJ-2戦闘機が軍事演習に初めて参加   Zachary Keck January 19, 2018 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/chinas-j-20-stealth-fighter-now-training-war-24147?page=show 中国人民解放軍空軍(PLAAF)は1月11日にJ-20戦闘機が初の実戦演習に参加したと発表した。場所は非公開だが内蒙古だったと思われる。シンガポールのストレイツタイムズによれば演習は9日間でJ-20はJ-16およびJ-10Cを相手にしたという。PLAAFは演習でJ-20は視程外航空戦能力を実証したという。 新華社通信はもう少し詳しく伝えておりY-20輸送機、H-6K爆撃機も各戦闘機に加わったとある。Y-20はPLAAF引き渡しが2016年に始まった大型輸送機だ。 J-20は AVIC 中国航空工業が開発した単座双発機で初飛行は2011年だったが中国は2016年までその存在を認めていなかった。 J-20はF-22、F-35に次ぐ世界三番目のステルス機で西側ではF-22をモデルにしているとの観測があるのは機体形状を見てのことだ。ただし中国により相当の改良が見られる。たとえばJ-20分散開口システムdistributed aperture system (DAS)を搭載しパイロットはあらゆる角度を監視できる。これはF-35には搭載されているのと同じだがF-22にはない。J-20設計陣は「F-22やF-35より航続距離が長く、機体内燃料搭載量が多く兵装運用量も大きい」と述べている。 Popular Mechanics のカイル・モチズキはJ-20 は「兵装すべてを機体内部に搭載しレーダー探知されにくくし、兵装庫は三つあり、うち大きい兵装庫でPL-12視程外ミサイル最大6発、残りの二つで短距離空対空ミサイルを運用する」と述べている。国際戦略研究センターは「J-20は高性能電子装備も搭載し、アクティブ電子スキャンアレイ、赤外線電子光学式探知追尾センサー、パッシブ電子光学探知装置で機体まわりの360度の

★★CSIS によるJ-20戦闘機の評価をご紹介

有力シンクタンクCSISの中国研究部会がJ-20についてまとめていますのでご紹介しましょう。当初の予想からずいぶんと変わってきましたが、中国独特の用兵思想も見えてきます。少数生産で終わるのか、長期間の供用期間で改良を加えて変化していくのか今後の要注意点と思われます。 Does China’s J-20 rival other stealth fighters? ステルス他機種と比較して中国J-20は対抗できるのか https://chinapower.csis.org/china-chengdu-j-20/ 成都 J-20は中国軍初のステルス戦闘機だ。国防総省(DoD)によれば、中国はステルス技術を空軍の「国土防空部隊から防御攻撃双方で実力を発揮する部隊への変身で中核の存在ととらえている」。J-20はステルスと機体性能で従来は不可能だった軍事オプションに道を拓き、中国の兵力投射能力を向上させる効果を生む。 J-20の開発 高性能多用途ステルス戦闘機としてJ-20は対空対地双方で人民解放軍空軍(PLAAF)、海軍航空隊(PLAN-AF)に投入されるはずだ。DoDの2016年報告書ではJ-20を「高性能機材で地域内兵力投射能力を向上させながら地域内空軍基地等を攻撃する」中国の狙いで重要な存在と見る。2014年に米中経済安全保障検討委員会はJ-20を「アジア太平洋各国の現有戦闘機より高性能」と評した。 J-20搭載のサブシステムと低探知性技術は国際的に通用する「第五世代」機に相当する。つまりステルス技術、超音速巡航性能、高度に統合されたエイビオニクスを有する。J-20はこの定義に当てはまる初の中国機だ。 ただし中国の機体世代名称の定義が国際基準と違う。中国定義では機体の就役開始時期で世代を分ける。中国基準ではJ-20は第四世代機になる。 世代別機材の分類 世代 国際定義 中国の定義 1st Circa 1945-1955 aircraft, such as: F-86. Aircraft deployed in 1950s-1960s, such as: J-5 & J-6. 2nd Circa 1955-1960 aircraft, su