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★★北朝鮮対応には選択肢は予防戦争しかない

9月からの沈黙を破り北朝鮮が大きな動きに出てきました。今回の新型ミサイルは本命つまり米国本土攻撃用のICBMでしょう。事態がここまでになると西側も選択肢がどんどん減っていくのは必至で今決着をつけるか、先送りしてリスクを抱え込むのかの二者択一になりそうです。トランプ大統領はお得意の取引に持ち込みたいのでしょうが、相手が悪すぎますし、韓国の動きも不穏です。状況は悪い方向に向かっています。 North Korea: Why War Is the Only Option Now 北朝鮮問題:開戦しか選択肢が残されていない理由 Kevin R. James November 29, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/north-korea-why-war-the-only-option-now-23414?page=show 北朝鮮の核脅威対処で選択肢は 北 朝鮮はあくまでも核兵器開発を進める姿勢で開発の凍結や放棄は外交交渉で期待できない。北朝鮮は(意図的にせよ偶発的にせよ)米国や同盟国への核攻撃能力を今後も拡充していく中で米国の選択肢は 1)抑止効果により北朝鮮の核攻撃を抑える 2)予防戦争により現政権とWMD開発を同時に除去し北朝鮮の核攻撃能力を排除する のいずれかだろう。 抑止力で核攻撃を意図的に行う北朝鮮の意欲が削がれる効果が期待できるものの、北朝鮮が誤って核攻撃に踏み切る可能性は排除できない。予防戦争なら意図的、偶発的ともに将来の核攻撃の可能性を排除できる。だが金政権排除目的で開戦すれば北朝鮮は韓国や日本の核攻撃に踏み切るのは必至だろう。抑止力を優先すれば米国は将来の偶発的戦争のリスクより現時点の戦争回避を優先する賭けになる。これは賢い賭けなのか愚かしい賭けなのか。 では予防戦争、抑止それぞれの場合で韓国、日本、米国の民間人死傷者数で比較してみよう。ここでは1)死亡者数に比例した経済その他費用、2)軍での死亡者数は民間に比すればはるかに小さくなる の二点を考慮しよう。筆者はこのままだと北朝鮮は今後30年間にわたり脅威となり、2048年に核戦争のリスクはゼロになると見る。 予想死亡者数はそれぞれ開戦の時期や開戦の可能性で変動する。で