2026年8月1日土曜日

GCAPのスケジュールは「約2年前倒し」の可能性(レオナルドCEO)―F-2退役日程があり工期の円滑な進展に日本が一番プレッシャーを感じていることがうかがわれますが、最初の機体は仕様面で妥協を迫られそうです

 

ファーンボロ航空ショーに展示された、英国・イタリア・日本による「グローバル・コンバット・エア・プログラム(GCAP)」次世代戦闘機のモックアップ(Breaking Defense)

GCAPのスケジュールは「約2年前倒し」の可能性(レオナルドCEO)

GCAP timeline could shrink ‘by a couple of years,’ Leonardo CEO says

「初期バージョン」の一部要件が変更されれば、2035年の目標より2年前倒しで第6世代戦闘機が就役する可能性をロレンツォ・マリアーニが示唆している

https://breakingdefense.com/2026/07/gcap-timeline-could-shrink-by-a-couple-of-years-leonardo-ceo-says/


ミラノ発 — イタリアの防衛企業レオナルドのCEOはグローバル・コンバット・エア・プログラム(GCAP)第6世代戦闘機の就役時期が目標の2035年より「2年ほど」前倒しされる可能性があると発言した。

「2035年とされているGCAPの初号機就役時期を、2年ほど前倒ししようというかなり強い動きがあるのは事実だ」と、ロレンツォ・マリアーニLorenzo Mariani は投資家向け電話会議で述べた。「これは閣僚会議でも言及されたことであり、私の見解では、このようなマルチドメインシステムを可能な限り迅速に、かつ早期に運用開始させるという緊急性が根拠だ」

それが本当に「実現可能」かどうかについて、マリアーニは、「おそらく、初期バージョンの要件を調整する必要があるだろう」と述べた。

「ここまで複雑なプログラムで常にそうであったように、最終要件を段階的に満たしていくことは常に可能だ」。

マリアーニは、どの要件を犠牲にできるかについて具体的に言及しなかったが、GCAPを2033年に前倒しすることは、間違いなく第6世代戦闘機の試験および生産段階を大幅に加速させることを意味する。レオナルド、英国のBAEシステムズ、および日本航空機産業振興株式会社が、GCAPの開発を主導する産業コンソーシアム「エッジウィング」を率いている。

ロイターによると、マリアーニ氏は先週のファーンボロ航空ショーでも同様のコメントをしており、「[2035年]という日程を前倒しし、先取りする要請があった」と述べていた。

同メディアは、特に日本が、F-2戦闘機の退役を予定している時期と重なるため、遅くとも2035年までに同機を就役させたい意向が強いと報じた。

マリアーニのコメントは、GCAPプログラムがカナダをオブザーバーとして追加し、規模を拡大してから数日後のことである。ジェーンズは火曜日、匿名情報源を引用し、シンガポールが同プログラムへの参加に関心を示していると報じた

ファーンボロ航空ショーで、マリアーニは、サウジアラビアがGCAPへの参加意欲を表明して2年以上が経過しているが、同国がGCAPに関心を持ち続けていることを認めた。

ファーンボロ会場でロイターから他国の参加締め切り時期について問われたマリアーニは次のように述べた。「個人的な見解としては『今から最大1年後』、つまり2027年だ」。■


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