2026年8月1日土曜日

F-47の試験機が製造段階に入り、初飛行を2028年に設定 ― GCAPに複数国が関心を示し始める中、F-47は驚くほど米国だけで完結しそうです。両型式がともに戦力化に成功するよう祈るしかありません

 

F-47試験機が生産に入っており、2028年の初飛行は予定通り

F-47 program producing test aircraft, on schedule for 2028 flight


https://www.defensenews.com/industry/techwatch/2026/07/30/f-47-program-producing-test-aircraft-on-schedule-for-2028-flight/

空軍のF-47プログラムは、設計・製造開発段階に入り、数年のうちに初飛行を行う予定だと、空軍当局者が述べた。

産業界のパートナーとの「極限の連携」と評される同プログラムは、「前例のない成熟度」で新段階に入ったと、重要主要兵器システム局長デール・ホワイト大将が、オハイオ州デイトンで開催されたイベントでの水曜日の基調講演で述べた。

設計・製造段階には、F-47の全部品の完成度向上、統合、および試験が含まれる。この段階では、評価用の試験機を少数生産するほか、少量初期生産に向けた価格設定済みのオプションも含まれる。ホワイト大将は、試験機の生産数は明らかにしなかった。

ボーイングの最初のF-47は、2028年の初飛行に向け順調に進んでいる。空軍は、F-47を少なくとも185機購入する計画で、これはF-47が置き換える予定のF-22ラプターの機数と同規模である。

「F-47は現政権の任期中に飛行するだろう」と、ホワイト大将は空軍ライフサイクル管理センターが主催した「ライフサイクル・インダストリー・デイズ」での講演で述べた。

ホワイト大将は、国防副長官に直接報告するポートフォリオ・マネージャーも兼任しており、F-47やB-21プログラムなどの兵器システムの管理を担当している。

2025年3月、ドナルド・トランプ大統領の発表で、F-22ラプターの後継機として「次世代航空優位性(NGAD)」プログラムの下で、ボーイング製第6世代戦闘機F-47の開発を進めることを明らかにした。

「戦闘機のあらゆる性能において、速度から機動性、搭載可能な装備、搭載量に至るまで、これに匹敵するものなど存在したことがない」とトランプは当時述べ、同機が自身の政権期間中に製造され、実戦配備されることを強調した。

「これは長期間にわたり計画が進められてきたものだ」と彼は続けた。「アメリカの敵は、その到来を予期していなかった機体になるだろう。」

NGADは制空権確保を目的として設計されたF-47や連携戦闘機材を含む「システム群」である。F-47のモジュール設計は、新興技術に対応し、競合環境における脅威に対抗するための長距離攻撃能力を統合することを目的としている。

F-47プログラムには、2026会計年度の予算として34億5000万ドルが割り当てられ、2027会計年度の予算要求では50億ドル以上が計上された。■

クリスティーナ・スタッシスについて

クリスティーナ・スタッシスは、防衛産業、国家安全保障、軍事・退役軍人問題などを取り上げる記者である。2024年には『ディフェンス・ニュース』の編集フェローとして勤務し、サイトライン・メディア・グループ全体における速報報道において編集部を支援した。

GCAPのスケジュールは「約2年前倒し」の可能性(レオナルドCEO)―F-2退役日程があり工期の円滑な進展に日本が一番プレッシャーを感じていることがうかがわれますが、最初の機体は仕様面で妥協を迫られそうです

 

ファーンボロ航空ショーに展示された、英国・イタリア・日本による「グローバル・コンバット・エア・プログラム(GCAP)」次世代戦闘機のモックアップ(Breaking Defense)

GCAPのスケジュールは「約2年前倒し」の可能性(レオナルドCEO)

GCAP timeline could shrink ‘by a couple of years,’ Leonardo CEO says

「初期バージョン」の一部要件が変更されれば、2035年の目標より2年前倒しで第6世代戦闘機が就役する可能性をロレンツォ・マリアーニが示唆している

https://breakingdefense.com/2026/07/gcap-timeline-could-shrink-by-a-couple-of-years-leonardo-ceo-says/


ミラノ発 — イタリアの防衛企業レオナルドのCEOはグローバル・コンバット・エア・プログラム(GCAP)第6世代戦闘機の就役時期が目標の2035年より「2年ほど」前倒しされる可能性があると発言した。

「2035年とされているGCAPの初号機就役時期を、2年ほど前倒ししようというかなり強い動きがあるのは事実だ」と、ロレンツォ・マリアーニLorenzo Mariani は投資家向け電話会議で述べた。「これは閣僚会議でも言及されたことであり、私の見解では、このようなマルチドメインシステムを可能な限り迅速に、かつ早期に運用開始させるという緊急性が根拠だ」

それが本当に「実現可能」かどうかについて、マリアーニは、「おそらく、初期バージョンの要件を調整する必要があるだろう」と述べた。

「ここまで複雑なプログラムで常にそうであったように、最終要件を段階的に満たしていくことは常に可能だ」。

マリアーニは、どの要件を犠牲にできるかについて具体的に言及しなかったが、GCAPを2033年に前倒しすることは、間違いなく第6世代戦闘機の試験および生産段階を大幅に加速させることを意味する。レオナルド、英国のBAEシステムズ、および日本航空機産業振興株式会社が、GCAPの開発を主導する産業コンソーシアム「エッジウィング」を率いている。

ロイターによると、マリアーニ氏は先週のファーンボロ航空ショーでも同様のコメントをしており、「[2035年]という日程を前倒しし、先取りする要請があった」と述べていた。

同メディアは、特に日本が、F-2戦闘機の退役を予定している時期と重なるため、遅くとも2035年までに同機を就役させたい意向が強いと報じた。

マリアーニのコメントは、GCAPプログラムがカナダをオブザーバーとして追加し、規模を拡大してから数日後のことである。ジェーンズは火曜日、匿名情報源を引用し、シンガポールが同プログラムへの参加に関心を示していると報じた

ファーンボロ航空ショーで、マリアーニは、サウジアラビアがGCAPへの参加意欲を表明して2年以上が経過しているが、同国がGCAPに関心を持ち続けていることを認めた。

ファーンボロ会場でロイターから他国の参加締め切り時期について問われたマリアーニは次のように述べた。「個人的な見解としては『今から最大1年後』、つまり2027年だ」。■