スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(タイ)が付いた投稿を表示しています

タイ空軍が2025年にタンカー輸送取得をめざす(Aviation Week)

  シンガポール空軍のA330 MRTT。 Chen Chuanren 王 立タイ空軍(RTAF)は、タンカー輸送機の選定を2025年度に最終決定し発注する意向であることがわかった。  これはタイで開催されたRTAF88周年記念イベントの会議セグメントで、RTAFのパンパクディー・パッタナクル司令官が航空機は ロッキード・マーチン F-16と サーブ ・グリペンに給油するタンカープラットフォームであり、ブームと多地点給油システムを有すると述べたことによるもの。  同機はVIP輸送と救急医療サービスのプラットフォームとしても機能し、RTAFが2016年に取得した エアバス A340-500 VIP航空機を置き換える。  承認されれば、機体は2028年度から2029年度の間に引き渡される。  RTAFは2024年白書でA340-500の後継機要求を発表し、世界的な緊張や紛争を考慮し、大陸間フライトをサポートし、タイ国民を避難させることができる航空機を求めていた。A340-500は、イスラエル・ハマス戦争の勃発を受け、2023年にこの目的で使用された実績がある。 東南アジアでタンカー能力を保有するのはシンガポール空軍のみであり、6機のエアバスA330-300マルチロール・タンカー輸送機を保有している。  「当社は、進行中の商談の詳細や、いかなる顧客との将来的な機会の可能性についてもコメントしません。しかし、当社は引き続きタイの運用要件をサポートすることを約束します」とエアバス広報担当は本誌に語った。■ Thailand Targets Tanker Transport Acquisition In 2025 Chen Chuanren March 10, 2025 https://aviationweek.com/defense/multi-mission-aircraft/thailand-targets-tanker-transport-acquisition-2025 チェン・チュアンレン チェン・チュアンレンは、アビエーション・ウィーク・ネットワーク(AWN)のエア・トランスポート・ワールド(ATW)の東南アジア・中国エディター、およびAWNのアジア太平洋防衛特派員で、2017年にチームに加わった。

タイ王国空軍がF-16を退けグリペン購入に傾く―海外採用が芳しくなかったサーブには大きな後押し(Breaking Defense /The War Zone)

  Saab サーブは「前向き」な一歩としつつも、最終決定権は同国政府にあると慎重な姿勢だ タ イは次世代戦闘機グリペンの選定に一歩近づいた。   タイ軍は次期戦闘機の選択肢にサーブ・グリペンE/Fを公的に支持した。  タイ空軍(RTAF)がFacebookページに投稿した声明によると、グリペンはタイ空軍の機体近代化に「最も適した」選択肢であると認識されている。  RTAFは、初期型のグリペンC/Dを運用しているが、グリペンE/Fは、まったく新しい航空機といってよいほどの大幅な能力向上をもたらす。   サーブは、「RTAFがサーブのグリペン戦闘機の購入を希望していることを確認している」と広報担当者が本誌に語った。「これは明らかにサーブにとってもスウェーデンにとっても非常にポジティブなことだが、現時点では契約も発注も行われていない。サーブは、タイの将来の戦闘機能力に関して、タイ空軍および当局と話し合いを続けることを楽しみにしている」。   以前の報道では、RTAFはグリペンに傾いているとされていたが、今日まで公式には何も発表されていなかった。  『バンコク・ポスト』記事によると、決定の大きな要因は、両チームがどのような産業オフセット(請負業者が購入国に提供する副次的な利益で、しばしば取引の甘みとして機能する)を提供するかだったが、これらのパッケージの詳細は現在公表されていない。  ロイター通信によると、タイ政府は2025年から2029年の間に4機を購入するために5億6,000万ドルの予算を組んでおり、2034年までにさらに8機を購入するのが目標としている。   最終的な購入決定には、タイ内閣の承認が必要となる。 A single-seat Gripen E. Saab www.twz.com  タイはグリペンとF-16双方の旧型を運用しているため、最終的な選択がどうなるかにかかわらず、同国のパイロットが次世代戦闘機に移行する際の学習曲線は少なくて済むはずだ。   当初、新しいグリペンは、コラートを拠点とする102飛行隊が運用するRTAFの最古のF-16(1987年発注の残存機)に取って代わると予想されていた。   しかしその後、RTAFはF-5E/Fの代替を必要としており、2031会計年度からさらに...

★タイがP-1、US-2導入に関心を示す

今回はうまく成約するといいですね。防衛装備を巡る技術協力は単なる装備の輸出だけでなく運用面での支援や共同作戦能力の向上につながり、高コストの防衛産業構造にも一定の改善効果が期待でき、一層高性能の装備開発のインセンティブにもなります。防衛産業、航空宇宙産業にとってはよい効果を生みますので応援したいところです。 Exclusive Japan, Thailand eyeing arms deal June 2, 2016 2:00 pm JST http://asia.nikkei.com/Politics-Economy/International-Relations/Japan-Thailand-eyeing-arms-dea l TOKYO -- タイ政府が海上自衛隊の川崎重工P-1哨戒機と新明和工業US-2水陸両用救難捜索機の導入に関心を示している。 成約すればタイ軍事政権と中国の間にくさびを打つ効果が期待できそうだ。 中谷元防衛相はプラウィット・ウォンスワン副首相兼国防相とバンコクで会見し防衛装備案件を協議。 川崎重工とNECは昨年11月のバンコク国際防衛装備展に出展しており、プラウィット副首相も視察していた。 日本が東南アジアで成約した防衛装備契約は一件のみで、フィリピンに海上自衛隊のTC-90練習機を捜索救難用途にリースで提供している。同様の案件はマレーシア、インドネシアと交渉中だ。 欧米各国は現タイ政権が2014年5月の軍事クーデターで誕生したため一定の距離を保っている。中国がこの状況に付け込み影響力を増やすことを日本は警戒しており、ASEAN加盟国に中国と領有権問題を抱える国もある中、中国がASEAN加盟国を分断させようとしているのではと見る向きもある。 ただし日本には防衛装備輸出で解決すべき課題も多い。先に潜水艦受注でフランスに負けたばかりだ。「不調に終わったことからマーケティングの知見不足が露呈した」と防衛省関係者は振り返る。 日本は2014年4月に武器三原則を改訂し、防衛装備輸出に道が開け、国際開発にも参画できるようになった。■