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航空自衛隊が選定した新初等練習機T-6テキサンIIとは(The Aviationist) ―いくら初等練習機とはいえ、国産化できない(あるいは参入する気概がない)のは残念です。日本の航空宇宙産業にもスタートアップ企業が必要ですね。

  T-6C テキサン II のデモ機。 Textron Aviation and Defense T-6テキサンIIは、日本向けT-6JP型にカスタマイズされ、航空自衛隊の新しい初等練習機として使用される 日 本は、航空自衛隊(JASDF)の次期主力飛行訓練機として、米国製T-6テキサンIIを2024年11月下旬に選定した。この複座単発プロペラ機は、旧式となった富士T-7と交代する。  T-6テキサンIIT-6JP型にカスタマイズされ、航空自衛隊の新しい初等練習機として使用される。 T-6CテキサンII 新型練習機調達計画 後継機の候補には、ピラタスPC-7MKXとトルコのヒュルクシュが挙がっていた。T-6のどの型式が選ばれたかは報告されていないが、現在 Textron Aviation and Defense の一部である Beechcraft が製造したT-6Bの輸出型T-6Cの可能性が高い。シェパード・メディアによると、T-6Cは日本の要求に従って改造され、T-6JPと呼ばれる。  日本軍はこれまで、T-7、T-5、T-6、T-3のような、ビーチクラフトT-34メンターから派生した古い練習機を運用してきた。 過去数十年にわたり、航空自衛隊はライセンス生産されたT-34派生機を主要な訓練機として採用してきた。さまざまな改良と改造が施された富士T-3は、1978年にオリジナルのビーチクラフトT-34メンターの後継機として採用された。  2002年からは、T-7がT-3に代わって航空自衛隊の基礎パイロット訓練に採用された。航空自衛隊では、静浜基地と防府北基地をそれぞれ拠点とする第11練習飛行隊と第12練習飛行隊によって、49機のT-7が運用されている。 T-6CテキサンII ピラタスPC-9の派生型であるT-6は、最も使用されている練習機であり、500万時間以上の飛行時間を記録している。米空軍や米海軍をはじめ、世界各国で広く採用されている。11月25日には、ビーチクラフトT-6CテキサンII 12機のうち最初の5機をベトナム空軍に納入したことも発表した。  テキストロン・エイビエーションによると、T-6CテキサンII訓練システムは、3台のマルチファンクションディスプレイでエイビオニクス、コントロール、ディスプレイをデジタルで再現するデスクトップ・エイビオニ...