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中ロ共同パトロール飛行を正当化する環球時報の報道にCCPの考える世界秩序が見え隠れする。自由陣営には到底受け入れられない。どちらが不安定さを招いているのか。

  またもや、環球時報英語版の記事のご紹介です。反対側から見ればこうなるという好例でしょうか。価値観の違いを埋めていくのは並大抵のことではありませんね。     Two Su-35 fighter jets and a H-6K bomber fly in formation on May 11, 2018. File photo:China Military   中 国、ロシア両国の空軍部隊が合同戦略航空哨戒飛行を11月19日展開し、両国それぞれの三軍(陸軍、海軍、空軍)が2021年に実行してきた戦略協力により域内の不安定化を狙う勢力に対抗したと両国国防省がそれぞれ発表した。     このうち、中国国防部の発表ではH-6K爆撃機二機とロシアTu-95MC二機が日本海、東シナ海上空に展開したとある。   哨戒飛行で各機は国際法を遵守し、他国領空には進入していないとも発表した。   中国国防部は今回は中ロ両国軍による戦略哨戒の三回目となり、中ロ総合戦略提携の調整をさらに進め、共同作戦能力を開発し、両国でグローバル戦略面の安定度を高めるのが目的だったとしている。   今回の作戦は中ロ軍の協力事業の一部だが、特定の国をねらうものではない。   ご注意 これは中国共産党の息がかかった環球時報の記事を極力そのままお伝えする投稿です。当ブログの意見ではありません。   こうした中ロによる共同戦略哨戒飛行は通常の実施になってきた。政治軍事面で両国の距離が縮まり信頼が醸成されてきたため今後もこうした共同演習は頻度をふやすと軍事専門家Song Zhongpingが本紙に述べている。   国益の保護と域内の平和安定を守ること以外に、共同戦略哨戒飛行は域外国並びに周辺国に対する警告を伝える意義もある。AUKUSやクアッドを意識し、トラブルを起こすなと伝えているのだと解説するアナリストがいる。中ロ両国は重大問題に関しては共通の立場を維持し、こうした勢力には共同で対処する。   以前に見られた三回の哨戒飛行とは別に、中ロ両国は10月に初の共同海上演習を実施し、8月には中国北西の 陸軍共同演習を 宁夏回族自治区 で展開した。   上記Songは中国ロシア両国はこうしたメカニズムを普通のものにして今後も共同航空演習、海上演習を展開すると見ている。   中ロ両国軍の全面的協力関係は域内の平和安定