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主張 ブリンケン国務長官の訪中は中共をさらに強くするだけに終わる。訪中の意味があるのか。

  Secretary of State Antony J. Blinken participates in the virtual U.S.-Iraq Strategic Dialogue, from the U.S. Department of State in Washington, D.C. on April 7, 2021. [State Department Photo by Freddie Everett/ Public Domain] ブリンケンの訪中は、北京の好戦的態度をさらに強めるだけだ ア ントニー・ブリンケン国務長官は、日曜日から2日間、北京で秦剛外相と会談する。  ブリンケンは行くべきでない。中国の地に現れることで、中国の体制をより傲慢で危険なものにするだけだ。  国務省公式発表では、国務長官は「米中関係を責任を持って管理するために、オープンなコミュニケーションラインを維持することの重要性について議論する」とある。  国務省発表では、実質的なテーマについて話し合うとされているが、「二国間の懸案事項、世界と地域の問題、共通の国境を越えた課題に対する協力の可能性についても言及する」とバイデン政権は期待値を下げようとしている。米政府関係者も認めるように、ブリンケンは「話すこと」について話すことになるだろう。  しかし、中国との対話に今ほど不適な時期はない。  というのも、中国の政権は米国と建設的な話をする気にはないからだ。中共は、米国に屈辱を与えることに固執している。  その屈辱は、国務省がブリンケン訪問を正式発表する以前から始まっていた。秦剛は国務長官との電話会談で、アメリカに対して中国の利益を「尊重せよ」と要求し、最初の一撃を放った。  しかし、中国側は、アメリカに対し全く敬意を払っていない。秦は外相の肩書きを持つが、中国のブリンケンのカウンターパートではない。秦は、アメリカの国務長官とほぼ同格の王毅の配下だ。そのため、ブリンケンが北京に到着する前から、中国はブリンケンを誹謗中傷している。  さらに重要なのは、北京がその軽視を誇示していることだ。中国が1月と2月に大型スパイバルーンをアラスカ、カナダ、48州南部の上空に堂々と飛ばし、アメリカの主権を著しく侵害したことは、アメリカを軽視していることの表れであった。  中国の大胆さは、トップから始