U.S. and Japanese military-space officers meet for talks at the Japan Ministry of Defense in Tokyo, Japan, on Dec. 2, 2024. (Airman 1st Class Cayla Hunt) 米 宇宙軍は、日本における新しい支部が、特に領域認識と深宇宙観測のために、日本との新たな技術提携に拍車をかけることを期待している。 米宇宙軍は12月4日、第6の部隊として日本宇宙軍 United States Space Forces Japan を発足させた。 この組織は、人員と宇宙に関する専門知識を米宇宙軍インド太平洋地域に提供する。同地域で宇宙軍の指揮を執るアンソニー・マスタリール准将Brig. Gen. Anthony Mastalirは、日本の防衛省が国家防衛戦略の中で宇宙を優先しており、軌道上の能力を向上させるために数十億ドルを投じると表明していることから、新部隊の設立が決まったと述べた。 「同盟国との共同作業や戦闘をより相互運用性の高い、より効果的なものにするために、私たちがこれらの投資を形成し、知らせることができる範囲において、私はその解決策に貢献できる組織を持ちたかったのです」と、フロリダ州オーランドで開催された宇宙軍協会会議で火曜日に記者団に語った。 国防総省は7月、在日米軍司令部を3つ星クラスに昇格させ、日本との大規模な作戦を計画できるようにすると発表した。そして先月、アメリカとオーストラリアは、来年のクイーンズランド州でのタリスマン・セーバーを皮切りに、日本との演習や訓練をより強固なものにすることで合意した。 日本の宇宙開発には、米宇宙軍の最優先課題である宇宙領域認識への投資も含まれている。 2020年、日本は準天頂衛星システムの2つの衛星(実質的に日本版GPS)に、米国の宇宙領域認識ペイロードを搭載することに合意した。 衛星は2025年と2026年に打ち上げられる。 マスタリール准将は、宇宙軍は日本が開発中の深宇宙レーダーと、今後数年間に打ち上げが予定されている独立型の宇宙領域認識衛星にも興味を持っていると述べた。 「日本のような緊密な同盟国から、より多くの宇宙領域認識能力を得ることは、有益でしかない」と彼は述べた...
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